暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

日本最古の厄除霊場であり、日本書紀ゆかりの地、奈良県大和郡山市の松尾寺へ。

せっかくの週末というのに梅雨前線が停滞しているそうで断続的な雨だとよ。
朝起きて、半ばあきらめムードで空模様を眺めると午前中ならなんとか雨がもちそうだわ。

ってことで出かける準備。
EOS RとEOS 7D Mark IIをリュックに詰めてと。
レインウェアと長靴をパニアに詰めて・・・
昼までには帰ってこれそうな場所を考えながら・・・
エンジン始動!

VERSYS-X 250

4時間程度のプチツーリング。

大和松尾寺

やってきたのは奈良県大和郡山市にある松尾寺。
松尾山の中腹あたりにあるお寺で、かなり古い歴史を持つお寺。

建てられたのは718年の奈良時代。
建てられた理由がへぇ~そうなんだ~って感じなんだけど。
当時、日本書紀の編集責任者であった舎人親王(とねりしんのう)が日本書紀の編集の最中に42歳の厄年となったそうな。

その厄除けの願かけと日本書紀の無事完成を願って建立されたお寺だとのこと。

だから日本最古の厄除霊場といわれている。
また「厄攘(やくじょう)」唯一の祈祷寺ともいわれている。

厄攘(やくじょう)とはなんじゃらほい。
厄攘(やくじょう)とは厄を盗むこと。つまり、松尾寺は皆様の厄を盗む日本最古の厄除霊場。

厄を祓うのではなく、厄を引き取ってもらえるというなんとも不思議な解釈のお寺。
だったら、お寺の中は厄だらけじゃねぇのかよ!

ちょっと調子が悪い日に来てしまったら他人の厄を持って帰ってしまうんじゃ・・・
そんなことを思ったのだが・・・

厄を盗むって面白い発想だわ。

そういえば奈良時代には人が見た良い夢と自分が見た悪い夢を交換するとか、人が見た良い夢を盗むとか、そんな祈願があったとも聞く。

なんかそんな発想が奈良時代だったんだな。

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

これぞ山寺という雰囲気の石段。

大和松尾寺

まずは本堂にてごあいさつ。

大和松尾寺

大和松尾寺

境内には東洋ユリ、西洋ユリが並べられている。
この日は東洋ユリは開花しており、西洋ユリはまだつぼみの状態。

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

ユリと三重塔との共演を模索。
まだ咲きそろってないのでなかなか難しいわ。

大和松尾寺

大和松尾寺

さて、石段を登って三重塔へ。

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

さて、三重塔の裏からさらに上に登る道が・・・

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

で、その先にあるのが・・・

大和松尾寺

大和松尾寺

松尾神社。

大和松尾寺

大和松尾寺

大和松尾寺

この鳥居の向こうに見える大和平野の景色。
偶然なのか、意図的なのか、鳥居の中だけすっぽりと切り抜かれたような景観。

大和松尾寺

大和松尾寺

対面する山並みは室生山地。
天気は悪いが、これはこれで風情がある山並み。

はてはて、ここで小雨が降りだした。
そろそろ帰らないと大雨が降りそうだわ。

ってことでこの辺で退散。
いやいや、松尾寺は梅雨時期のしとしと雨がよく映えるいい場所だわ。
ハイキングコースもあるし、この辺りを探索するのも面白いかもな。

ではでは。