暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

奈良県の絶景スポット。日本屈指の名瀑、秘境!前鬼・不動七重の滝までソロツーリング。

前鬼・不動七重の滝

前鬼・不動七重の滝

奈良県吉野郡南部の山間部に位置する上北山村。
国道169号線以外で村にアクセスをするのは容易ではない山深い村。
ブラックバス釣りのメッカとして有名な池原ダムがあり、週末にはバスフィッシングで賑わうこの上北山村に日本屈指の名瀑がある。
滝愛好家の中では超有名な滝。
前鬼・不動七重の滝。

落差160m以上の七段の滝でその水の透明度は美しく、誰が言い始めたのは知らないけれど、前鬼ブルーなんて呼ばれている。

前鬼・不動七重の滝

国道169号線で山の中を1時間半近く走り、登山道へと入る。

前鬼・不動七重の滝

この登山道がかなりの酷道で、ガードレールなんてものはないし、前から車が来たらどうすればいいんだろう言うほど道は狭いし、落石、折れ枝、山水とかなりの悪路を5㎞も進まないといけない。

以前にこのような道で落石を踏んでパンクをしてしまい、レッカーを呼ぼうにも携帯の電波が圏外だったというハプニングに見舞われた経験があるので落石を確実に避けての走行。

まぁこの悪路なのでほとんど車は通らない。
この日は1台だけ車とすれ違った。

前鬼・不動七重の滝

で、前鬼・不動七重の滝展望所まであと1㎞ほどという場所にあるひっそりとしたトンネル。

前鬼・不動七重の滝

このおどろおどろしたトンネルの雰囲気がたまりませんな。
まさに秘境だわ。

こんな道、夜中に通りたくないわな。

前鬼・不動七重の滝

で、なんとか到着。
実は2年ぶりの訪問。
前回はプリウスでこの酷道を通ったんだわ。

さっそく名瀑の轟く轟音が聞こえてくる。

前鬼・不動七重の滝

では、こちらが前鬼・不動七重の滝。

前鬼・不動七重の滝

前鬼・不動七重の滝

これが前鬼ブルー言われる水の透明度。
水量が多いのでちょっと透明度が落ちているかも。

前鬼・不動七重の滝

前鬼・不動七重の滝

前鬼・不動七重の滝

前鬼・不動七重の滝

いやいや自然が作る景色って凄いですよね。
数百年、数千年前からあり、今でもそう変わらない景色なんでしょうね。
これほど美しい滝は日本広しといえどもここ前鬼・不動七重の滝に勝る物はないと思う。

ここほんと秘境だわ。

前鬼・不動七重の滝

で、帰りがてら、上北山村の池原ダムの白川橋にて。

前鬼・不動七重の滝

前鬼・不動七重の滝

前鬼・不動七重の滝

行きかうバスボートなどを眺めて、撮影をしていると・・・

前鬼・不動七重の滝

なんじゃありゃ!
はるか山の向こうのあんなに高い場所に滝が・・・

前鬼・不動七重の滝

この滝はいったい何という滝なんだ・・・
始めは「え!ここから前鬼・不動七重の滝が見えるんだ!」なんて思ったんだけど・・・

前鬼・不動七重の滝

にしては一段の落差が大きすぎる。
たぶんあれはまた違う滝なのだろう。
それにしてもかなり山の高い場所から急激な落差で水が流れている。
これ何の滝か知っている人いる?
これだけの豪快な滝ならかなりメジャーな滝のはずなのに、ネットで調べると位置的に岩屋谷滝というのが見つかったのだけど・・・
Googlemapで写真を投稿している人もいないし・・・
なんなのだろうあの滝。
気になるなぁ。

前鬼・不動七重の滝

で、帰りは「道の駅 杉の湯川上」で和風ラーメン。
ここの和風ラーメンが好きなんだなぁ。
学生の頃に屋台「大統領」で食べたあの昔の屋台のラーメンって感じなんだ。
今ではなかなか食べることが出来ない、コショウをいっぱいふって食べる昭和の屋台の味。
懐かしすぎてわざわざ食べにきたいぐらい。

いやいや今日はライダーも多いね。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。

追記です。
hikoさんから貴重な情報をコメントいただきました。
上北山村の池原ダムの白川橋から見えた標高の高い場所の大きな滝は確かに岩屋谷滝という滝でした。

dejiman.g1.xrea.com

水量の多い時しか見えないらしく、人力で行くことは難しいそうな秘境中の秘境っぽいですね。
こりゃ見れて非常にラッキーだったかも。
なんだか幻の滝っぽくて素敵。