今日一番インパクトのある写真。
なんじゃこりゃってなるよね。
こいつの正体は後ほどに。
ではでは今日の顛末をご紹介。
国内最大級の風力発電のウィンドファームがある三重県青山高原へ。
さてさて、今日訪れたのは三重県の青山高原。
ここは2017年に運転を開始された国内最大級のウィンドファームがある場所。
まぁそれだけに結構風が強くて寒いわ。
今日は比較的暖かい日なのに・・・
いい天気なので見晴らし最高。
ここは室生赤目青山国定公園のほぼ中央に位置し、青山高原三角点駐車場からの眺め。
約12㎞にわたる青山高原公園線のワインディングロードもなかなか気持ちがいい。
で、駐車場から少し丘を登ると・・・
山の稜線に沿ってズラーと並ぶ風力発電のタービン。
大迫力のタービンのすぐ近くまで行けるのでかなり見応えがある景色。
っていうか今日はかなり風が強いので、この大きさの羽がその速度で回転するのか・・・
ってぐらいブンブン回っていてちょっと怯むぐらいだった。
なんかこう写真で見ると華奢なプロペラに見えるけど・・・
実際だと重量感があり、勢いよくバンバン回られるととちょっと恐怖を感じるぞ。
独りならもっと時間をかけて撮影スポットを探索するんだけど、今日はかみさんとドライブなのでちょっと観光程度にとどめておく。
今思うとスローシャッターでブンブン回るタービンの撮影とかも面白そうだ。
まぁまた季節が良くなったら再チャレンジだな。
ちなみに青山高原の駐車場には食事が出来る場所もある。
ちょうど昼時だがここで食べるのも何だし、せっかくなのでどこかご当地らしいものでも食べたいのだが・・・
摩訶不思議な世界観の大観音寺へ。
さて、昼食を食べようということで。
ここから車で30分程度のお伊勢参りの湯ごりの地、榊原温泉にでも行けば何かあるだろうと行ってみたのだが、旅館や日帰り温泉ばかりで食事処がなく・・・
で、道中やたらと「世界一の高さ33メートルの純金大観音」という看板を何度も見たので行ってみることに。
こちらが大観音寺の駐車場なんですが・・・
振り返ると・・・
ん・・
自由の女神まで。
どういうこと?
パリ・ルーブル美術館よりミロのビーナス・他有名作品1300点到着一挙展示だと!
もちろん本物じゃないよね。
って調べてみたら実物から直接型を取った複製品のよう。
でも実物から直接型を取った作品が1300点って。
それはそれで凄いよな。
大観音寺の大僧正が1987年に大観音寺の前にこのノーブル彫刻美術館をつくったらしい。
で、駐車場の横には蛙のオーケストラの像が・・・
お宝蛙というらしい。
で、こちらが大観音寺の入り口。
なんだろ、このテーマパーク感。
どうやら拝観料は大人1人800円らしい。
結構強気の料金だな。
罰当たりだがそう思ってしまった。
で、拝観料を払って入ってみると・・・
蛙の次はネコのオーケストラ?
ルーブルといい、お寺なのにこの西洋のモチーフがちょいちょい入ってくるのはなんなのか。
ほほう、あれが33mの観音様だな。
観音様に向かって歩いていくと・・・
ありゃなんだ・・・
ガン封じ 神獣白澤(はくたく)!
はくたくって妖怪だと思っていたんだけど、中国由来の神獣だったのね。
どこみてんだろ。
と思うのと、なぜ白澤を作ろうと思ったんだろう。
で、振り返ってみると・・・
今度はでっかい釜。
弘法大師の萬倍釜というらしい。
で、一番奥には繁盛河童大明神というのが・・・
その昔は滝が流れていたのかな。
山には天狗の像が。
滝が流れ落ちていたであろう場所には河童達が。
その他にマイクを握ってにこやかに歌う観音様や。
無茶苦茶やる気を出していている「やるき達磨」なんてのもある。
なんか摩訶不思議な世界観だと思わない?
で、そんな異世界のような空間を頭上はるか33mからやさしく眺めているのがこの純金大観音様なのである。
昭和の時代に榊原温泉での大宴会を目的とした謝恩旅行をする人向けに観光地化されたのだろうか。
よくは分からないが、バブル時代のものなのかなぁ。
ルーブル彫刻美術館と大観音寺の雰囲気がこの時代になんとも不可思議に感じるのはバブルがそれほど異様だったのかもしれん。
そんなことを思った。
真実は知らんけど。
今日の顛末。
さて、昼食を食べそびれたので道の駅「宇陀路室生」へ。
鍋焼うどん。
陽が傾いてちょっと肌寒いからね。
で、家路へと向かう途中で。
山の稜線が綺麗なグラデーションになっているのを見てちょっと撮影。
あぁ、これぞ奈良っぽいなぁ。
お腹も満たされて家路へと向かう途中。
「あらら、火事だわぁ」
というとかみさんが・・・
「野焼きじゃない?」
「いやいやあれが野焼きなら豪快すぎるやろに。」
やっぱり火事だわ。
後ろから消防車がどんどんやってくる。
山火事か?民家か?
とうとう、前も後ろも緊急車両に囲まれて車が動けない状態に。
車の横を消防員や消防団が忙しくホースを担いで行き来をしている。
その会話を聞くとどうやら住宅が燃えているようだ。
結構大ごとだな。
道を横断して消防のホースが伸びているので進むことが出来ない。
約20分ほど立ち往生。
警察は交通整備の準備を始める。
すると消防のホースを乗り越えるためのアタッチメントを設置する人が・・・
なるほど、ホースを踏まないようにそんなものがるのね。
ホースの保護が完了して間もなく、警察の交通整備により、順次ホースをまたいで前に進む。
思わぬ緊急の現場で立ち往生をしたのだけれど。
対処や処理の現場を目の当たりにして、その手順やら優先順位を目の当たりに見れていろいろ学べた。
住宅火災とのことだけど。
人命に関わることじゃなければよいのだけれど・・・
ってことで今日はこれまで。
ではでは。