さてさて、今日やってきたのは京都府南丹市にある「美山かやぶきの里」
国の重要伝統的建造物群保存地区であるかやぶきの住宅が残っている集落。
日本の夏らしい情景を写真に撮りたくてやってきたわけだ。
美山町北集落は、茅葺き民家が多く残る地区です。
かつて日本海沿岸から京の都へと続く「鯖街道」として栄えた当時の景観を残しつつ、人々の暮らしが続いています。
この地域は茅葺き屋根の独特の形状は「北山型」と呼ばれています。
明治時代以前に建てられたこれらの民家は、地域の人々の手で守られており、毎年11月下旬から、屋根の葺くカヤを共同作業で刈る「茅場」。
一軒の屋根を葺くのに必要な茅は、この地域で1年間に刈り取られる量ではまかないきれないほどです。
その場で良い茅を選り分け、束ねて立たせ、半年乾燥させます。
屋根の茅は、囲炉裏の煙で燻されることにより長持ちしますが、火を焚く機会の減った近年は20~25年ごとに葺き替えを要します。
とのこと。
茅葺き屋根といってもいくつか種類があるみたいで、ここ美山の茅葺き屋根は「北山型」というスタイルなのだとか。
なんか雲行きがあやしい。
まだ午前中なのに。
もしや雷雨かな。
なんか雲行きがあやしいなぁと思ったけど。
やっぱり大粒の雨が降ってきたわ。
南の方は晴れ間が見えるんだけど、北からどんどん雲が濃くなってきている。
約20分ほど、雨宿り。
ようやく雨は上がったのだが・・・
雨上がりなもんで、しっとりした絵ずらになっちゃうね。
ぜんぜん夏らしくないやん。
なんか東南アジアのスコール後って感じ。
撮りたいのはこれじゃない感なんだけど。
ってことで昼食を食べて日照りを待つとしよう。
観光駐車にも食事処はあるんだけど。
ここから車で約5分の場所にかやぶき民家で食べれるそば屋があるとのことで。
いってみた。
やってきたのは「もりしげ」という食事処。
「民宿」って書いてあるけど・・・
おおぉ~。
立派なかやぶき屋根だこと。
店内はいい感じの古民家。
広い座敷にテーブルが沢山。
こういうお店に来るとちょっと気になることがあって・・・
「何名様でしょうか?」
「1人です。」
って何か申し訳ない。
一人ぼっちで・・・
食事を待っている時間に店内を撮影。
もちろん撮影許可はいただいておりますよん。
こういう場所はやっぱり落ち着きますなぁ。
チェーン店みたいにBGMがガンガンにかかっていることもないし。
聞こえるのはミンミンゼミの鳴き声だけ。
ああぁ許されるなら扇風機の前でゴロンと寝転ろびたいわ。
出来たらオプションでスイカなんか出てきたら最高。
なんて思いながら配膳を待つ。
で、注文したのは合鴨のせいろ蕎麦定食。
1,400円。
冷たいお蕎麦を暖かい合鴨のおつゆでいただく。
ほほう。
鴨のせいろとは初めてだわ。
なんか遠くに来たって感じ。
さて、昼食を食べ終えて再びかやぶきの里美山に戻ると・・・
いい感じで陽が照りだした。
村の鎮守(ちんじゅ)の 神様の
今日はめでたい 御祭日(おまつりび)
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
朝から聞こえる 笛太鼓
って感じだわ。
こりゃお風呂だな。
昔はマキで焚いてたんだろうな。
15時頃にようやく陽が差し込みようになって来たけど。
なんか思っていた夏の光景がなかなか撮れず。
ちょっと不完全燃焼で帰ってきたとさ。
ということで今日はこの辺で。
ではでは。