- 日本三大商人の街、三井財閥と豪商の街、松坂。
- 紙商人としで財を成した旧小津清左衛門家を見学
- 江戸で木綿店を5店舗も構えていた豪商、長谷川治郎兵衛家の趣向を凝らした旧宅。
- 牛銀本店って何よ?
- 伊賀コリドールロードを走って大阪の家路へと
さてさて、今日は三重県松坂市までバイクツーリング。
奈良県宇陀市から国道396号線で美杉を越えて松坂市へと向かう。
国道396号線は車通りも少なく、信号がほぼない道でアップダウンも適度にあって里山の景色を眺めながら走るのが気持ちがいいだよな。
美杉を過ぎると松坂市へと超える峠。
これでも国道なんだよね。
いわゆる酷道368号線。
車線幅が狭く対向車が来たらどうするのさって感じの酷道。
さて、到着したのは松坂温泉熊野の郷。
とりあえず温泉にでも浸かって昼食でもと思ったんだけど・・・
暑すぎて温泉って気分じゃなくなっちゃった。
温泉の前まで来たんだけど。
気が変わって次の目的地を目指す。
目的地を目指し、松坂市の中心街へ。
ビフテキまるよし。
松坂市では有名なのかな。
さすがは松坂牛で有名な街だけあって、ローカルの焼肉屋が多い事。
焼肉「一升びん」なんて看板もあるし、ローカル店が多い松坂市っていい感じだな。
ローカル店が多いと知らない土地に来たって感じがするもんね。
松坂市に来たらこのお店は行っとけ。
ってのがあるんだろうね。
ぜんぜん知らんけど・・・
日本三大商人の街、三井財閥と豪商の街、松坂。
三井の創業者、三井高利は1622年にこの地で誕生。
高利は14歳から江戸で修行、28歳で松坂に戻り、妻を迎え、子ども達を育てながら金融業などで資本を蓄え、52歳で江戸、京に進出し、大成功を収めた。
高利は江戸で呉服店「越後屋」を開業。
これが後の三越デパートとなり、日本初の百貨店のはじまりである。
こちらが松坂城の城下町である豪商の御屋敷の街並み。
ところで日本三大商人って何よ。
日本三大商人とは三重県松坂の豪商は伊勢商人と言われ、滋賀県の近江商品、大阪商人とともに日本三大商人って言われているんだって。
紙商人としで財を成した旧小津清左衛門家を見学
こちらは江戸で紙の商売をしていたという小津清左衛門の家。
江戸で3店舗を構え、100人ほどの従業員を雇っていたのだとか。
江戸では紙は小津屋か大橋屋かと言われる紙問屋になったのだとか。
こちらはお風呂なんだとか。
母屋の裏にある蔵は資料展示スペースになっている。
で、いろいろと模索しながら写真撮影をしていると・・・
急に腕だけが浮いて出たのでびっくり!
何か心霊写真っぽいけど他の見学人の手ですからね。
それにして偶然に腕だけが浮いているように撮れたわ。
江戸で木綿店を5店舗も構えていた豪商、長谷川治郎兵衛家の趣向を凝らした旧宅。
さて、続いてやってきたのは先ほどの旧小津清左衛門家から歩いて3分程度の場所。
木綿商で富を得た旧長谷川治郎兵衛家へ。
この家すごいわ。
部屋数もそうなんだけど、庭園まであるし、細部のこだわりも凄い。
「大正座敷広間」と呼ばれる部屋で本住宅の中でも最も上質な造作であり、大正3年の大正座敷増築以降は、最も格式の高い座敷として位置づけられているのだとか。
これ、夏専用の襖というのかな。
夏だけこのような夏専用の涼し気な襖を作ったんだって。
また、庇の下にはスライドすると風を通すような工夫が。
この欄間の細工も細かいわ。
牛銀本店って何よ?
伊勢商人の豪商本家が集まるあたりにやたらと目にする牛銀の案内。
松坂肉牛銀って何なのさ。
初めて聞くんだけど。
牛銀本店に行ってみると人は並んでるし、車がひっ切りなしに出入りしているし。
松坂では松坂肉のすき焼き屋としてかなり有名なお店っぽい。
もしかして私が知らないだけで関西人はみんな知ってんのかな。
近くには本居宣長の旧宅跡なんかもあったり。
松坂城界隈ってもっと時間をかけて訪れてみたいなぁなんて思える場所でしたわ。
伊賀コリドールロードを走って大阪の家路へと
松坂から伊賀コリドールロードへと向かう道は果てしない田園風景。
稲穂が育ってて夏らしい情景だわ。
さて、巨大な風力発電の風車が回る青山高原の峠を越えて家路へと向かいます。
はぁ久々の長距離ツーリングで腰に鈍い痛みが。
走っていると気持ちはいいんだけど・・・
ただただバイクに乗っているだけなんだけど・・・
長距離ツーリングのこの疲労感はなんなんだろうね。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。