さてさて、今日は三連休の中日。
戻り梅雨で日本列島各地で記録的な豪雨となってますが、今日は晴れ間が訪れるということで・・・
絶好のバイクツーリングのチャンスですな。
ってことで三重県の絶景スポットである丸山千枚田まで、久しぶりの往復約300㎞の地道ツーリング。
ほとんど休憩なしで往復7時間のバイク旅。
なんか久々にめちゃ疲れたわ。
三重県の絶景スポット「一目 千枚 丸山千枚田」
さてさて、大阪から地道を走ること約135㎞。
三重県の絶景スポットである丸山千枚の展望台に到着。
千枚田は綺麗なんだけど、お空がちょっと残念。
夏色の空と白い雲のコントラストを期待したんだけど・・・
今日は雲が多めだわ。
もちろん棚田百選に選ばれている丸山千枚田ですが、なんと現在日本最大規模を誇る1,340枚の棚田残っているんだな。
1601年には2,240枚の田があったという記録があり、その後、昭和50年代以降の過疎・高齢化による耕作放棄地の増加によって、平成初期には530枚までに減少。
地元住民は、「自分達の代でこの貴重な文化遺産を無くすわけにはいかない。」と立ち上がり、平成5年に丸山地区住民全員による丸山千枚田保存会を結成し、丸山千枚田の復元と保全活動が始まり、保存会結成後4年間で810枚の田の復元に成功。
その後1,340枚という日本でも最大規模の枚数を誇る棚田となったんだそうだ。
で、丸山千枚田の展望台から移動し、丸山千枚田の中を散策。
熊野面白珍景・絶景その6「一番小さな田んぼ」とある。
ほほう、稲が20本ぐらいしか植えれない田んぼ。
このような狭小面積の棚田が1,340枚もあり、そのほとんどは手作業で稲を植え、稲刈りが行われる。
この貴重な棚田を保存すべく、オーナー制度などがあり、年間3万円で棚田のオーナーとして、田植え、稲刈りなどの農業体験イベントに参加することが出来る。
また、棚田で収穫された10㎏のお米や、周辺の温泉施設の入浴無料券10枚などの特典があったりする。
ほんと棚田を保存するのはかなりの熱量が必要だ。
ここ三重県の丸山千枚田はかなり成功しているケース。
同じ棚田百選でも私の地元である大阪千早赤坂村の棚田は年々寂しくなっている。
奈良県の珍スポットゴキブリの供養塔、護鬼佛理天(ゴキブリてん)
さてさて、三重県から国道169号線を奈良へと向かう。
目的は池原ダム付近にある珍スポット。
ここ、いつも来るたびに思うのだが、巨大なダムの真下にスポーツ施設やら温泉、キャンプ場があるんだけど、まるで「進撃の巨人」みたいで巨大な壁の中という印象。
なにかの災害がダムが決壊するとえらい事になりそうなんだけど。
で、やってきたのはそんな池原ダムのそばにある林泉寺。
この林泉寺には世にも珍しいゴキブリを弔う供養塔があるとの事。
おおう、こんな感じで供養塔があるのか。
なんじゃこりゃ~!
これがゴキブリの供養塔か!
なにこのお寺に似付かわしくないサイバーパンクなオブジェ。
ちょっとカッコいいし。
これはさぞ有名な作家の作品なのではなかろうか。
護鬼佛理天(ゴキブリてん)像に寄をせて
都市の衛生的な環境を維持するに
共生の適わぬ
生き物たちの鎮魂のため
ここに其の霊を合祀して永遠の安らぎを祈願すものである
護鬼佛理天(ゴキブリてん)制作意図
ゴキブリは地球上に現れてから3億年たつが新参者の人類がつくりだした都市を舞台にともに繁栄し、愛憎劇を繰り広げてきた。
ゴキブリの側に片思いの感は否めない。
ここにゴキブリの腹上に寄生する都市という逆転の構図を彫刻することで、
我々の薄情さをうめあわせたいと思う。
なんとも分かったような分からないような・・・
ほほう、これがゴキブリの腹の上に寄生した都市ということだな。
都市に寄生するゴキブリではなく、3億年もの年月も経てなお進化するゴキブリは年をも丸のみにするという事なのかな。
なんか足もすごい力強いデティールだわ。
いや~、背中はかなりゴキブリのつるんとした油っぽい質感。
これを作った天野裕夫という彫刻家は調べてみるとやはりかなりの実績があるみたい。
知らなかったけど。
それにしても世にも珍しいゴキブリの供養塔。
日本広しといえどもゴキブリを供養するのはここだけじゃないだろうか。
ナニコレ珍百景に応募したら珍百景間違いなし!
さいごに
いや~今日は戻り梅雨の中、絶好のアウトドア日和でしたね。
バイクツーリングを楽しむ人も多いし、川遊びを楽しむファミリーも多いし、ダムでバスフィッシングをする人も多いし、吉野・熊野界隈は大変賑やかでした。
で、ご飯も食べずに走り回っていたのでいつもの道の駅杉の湯川上で和食ラーメンが食べたかったのだが、やはりこれだけ人が多いとラーメンは完売。
まぁそうだと思ったけどな。
しかたなくきつねうどんで我慢するかな。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。