鈴鹿の森庭園のしだれ梅が絶景だぞ。
さてさて、今日はまさに今が見頃となった三重県の絶景スポット。
鈴鹿の森庭園のしだれ梅の梅まつりへ。
駐車場付近はかなりの渋滞かと覚悟をしていたが、意外にも順調に道は空いている。
今話題のスポットだけに駐車場のキャパがかなり大きい印象。
この日は3月だというのに5月並みの気温という事で、バイクで訪れる人も多い。
名阪自動車道の亀山インターを降りて、フラワーロードと呼ばれる道が信号もなく、適度なアップダウンもありバイクで走るには気持ちがいい。
そんなフラワーロードからほど近い、鈴鹿の森庭園はバイクツーリングの絶好の寄り道スポットとなる。
ちなみに駐車料金は車・バイクともに無料。
鈴鹿の森庭園。
日本の匠の歴史と技術が受け継がれた「しだれ梅」。
研究栽培農園と書いてある。
研究栽培農園とはどういう事だろう。
だたの観光農園ではないのか。
で、開花状況はというと「ただ今大変見頃です」とな。
こりゃ来たかいがあったというもんだ。
最後尾というプレートを掲げている人がいるなぁ。
入場まで行列が出来ているということか。
入園チケットを購入する自動販売機が5機もあるんだけどかなりの人混み。
入園料は1700円とかなりお高めな印象。
だが、その価値は十分という見ごたえである。
チケットを購入していよいよ入園。
外からは一切しだれ梅が見えないようにしてある。
入園して驚いた。
見事なしだれ梅があちらにもこちらにも。
カメラで撮り切れないほどの見事なしだれ梅が・・・
園内には約200本のしだれ梅があるのだとか。
ガイドマップの図で見るとそれほど広い印象はないんだけど。
歩いて回ると結構広い。
とりあえず園内を散策しながら撮影スポットを探す。
っていいつつも撮影スポットは探さずともどこを撮っても絵になりそう。
というのもここ、鈴鹿の森庭園は、日本の伝統園芸文化のひとつであるしだれ梅の「仕立て技術」の存続と普及を目的とする研究栽培農園です。
その道の一流のプロが研究と技能継承のために仕立てられしだれ梅なのでそりゃ美しくて当然というわけ。
ねぇ入園料1700円って高いと思わないでしょ。
この梅の花のボリュームには感嘆するしかない。
これまでの人生でこんな見事なしだれ梅を見たことはなかった。
まるで桜のような花のボリューム。
梅ってもっとスケスケの印象があったんだけど。
夢中で撮影していると腹も減る。
花より団子ってことで園内の食べ物はっと。
玉こんにゃく300円とか。
あなご鮨とか助六とかうどんなども販売しているのだが。
なんかここで昼食を食べるのもなぁ。
ちょっと落ち着いた場所で食べたいよなぁ。
ってことでここでは何も食べないことに。
鈴鹿の森庭園にはあみやげ処もあるんだな。
花うどんがドドンと並べれていた。
これが人気なんだろうか。
鈴鹿の森庭園のしだれ梅のクリアファイルなんかもあったよ。
もちろん三重県の特産物などもある。
東海道五十三次47番目の宿場町「関宿」へ
さて、続いてやってきたのは先ほどの鈴鹿の森庭園からバイクで約25分の場所。
東海道五十三次47番目の宿場町「関宿」。
ここなら落ち着いて昼食がいただけそうだということでやってきたのだが。
街道の景色が素晴らしすぎて昼食どころではなくなり、お昼ご飯そっちのけで町並散策。
関宿は江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた町家が200棟以上も現存し、国の重要伝統的建造物群保存地区(昭和59年選定)や日本の道百選(昭和61年選定)に選定されている場所。
関宿の街道の街並みは西追分から東追分まであり、約2㎞ほどはあるだろうか。
これだけの規模で江戸末期の風情が残っている街道は非常に珍しい。
ただそぞろ歩くだけでもまるでテーマパークのようで面白いのだ。
この建物の2階の窓が可愛らしい。
どうです。
ついついカメラを向けたくなる景色ばかり。
関宿の旅籠「玉屋」を見学
泊まるなら鶴屋か玉屋、会津屋か。
と言われるほど関宿を代表する旅籠「玉屋」。
宝珠の玉をかたどった虫籠(むしこ)窓が特徴的。
今は修復されて資料館として一般に公開している。
急な階段を上って2階へ。
旅籠ではこんな感じで食事をしていたんだな。
こちらは寝室。
当時は一晩に250人もの旅人が泊まれるほどの大きな旅籠であったそうな。
関まちなみ資料館
続いては関まちなみ資料館へ。
こちらは江戸末期に建築された住居なのだそう。
こちらは薬タンス。
そもそもは薬屋さんだったのかな。
2階の窓は格子になっている。
参勤交代の際、大名行列がこの前の道を通るので、高い位置から見下ろさないようにということらしい。
最後は関宿の夏の風物詩「関宿祇園夏まつりの山車(やま)が展示されている関の山車会館を見学。
「せきのやま」というこれ以上はもう出来ないよという意味の語源はここからきているのだそうな。
関宿の山車(やま)はそれはそれは贅沢なものだったそうで。
これ以上贅沢なものはもう出来ない。
ということで努力の限界の事を「せきのやま」と言うようになったのだそう。
さて、腹が減ったので関宿といえば定番の「あいづや」で蕎麦でも食べようかと訪れたのだが、あいにく本日の営業は終了とな。
まぁ午後2時過ぎているから仕方がない。
最後に
関宿でご飯にありつけなったので帰りの伊賀ドライブインで食事をすることに。
ちょっと贅沢にうな丼を注文。
850円は安い。
ネギトロ丼500円と悩んだが・・・
で、帰りに関西のバイクスポットである針テラスで休憩。
いや~いるわいるわ。
ずら~とバイクだらけ。
ってことで今日も一日バイク三昧だったとさ。
ではでは。