さてさて、今日は月ヶ瀬梅渓、賀名生(あのう)梅林と並ぶ、奈良三大梅林のひとつ広橋梅林へとやってきた。
月ヶ瀬梅渓、賀名生(あのう)梅林と違ってここ広橋梅林の魅力はこの見晴らし、眺望の良さ。
標高約450mの広橋峠の北側斜面に約5000本の梅が植えられており、金剛山、葛城山、二上山に大和平野まで見通せるその眺望はまほろば眺望百選にも選ばれるほど。
斜面に広がる集落は日本の里の情景を今なおを残しており、鳥のさえずりが豊かな静かな集落。
にもかかわらず大阪から地道でも約1時間30分ほどで来ることができる。
遠くに見える山脈は左から金剛山、葛城山、かすかに見えるのは二上山。
標高約450mの広橋峠のてっぺんにあるのは旧広橋小学校。
旧広橋小学校は1874(明治7)年5月に創立され、1999(平成11)年に下市南小学校に統合され廃校となった。
広橋幼稚園も併設されていたが、同時に閉園したそうだ。
窓が木製サッシままで残されており、地域活動の場として活用されているよう。
赤い瓦屋根と木製サッシの色が上手く調和しておりなんとも意匠が美しい小学校だと感じる。
校内にある教員住宅であった一軒家をリフォームしたゲストハウス「つわいらいと」に宿泊すると小学校の施設が無料で使えるみたいなので興味のある方は下記まで。
つわいらいと – 奈良・吉野にある木造校舎を活用したゲストハウス
さて、続いては河津桜が見頃となった奈良県営馬見丘陵公園へ。
ソメイヨシノと比べると明らかにピンク色が濃いのが河津桜の特長。
また、約1か月間も咲き続けるという開花期間が長いんだな。
いやいや日に日に春らしさを感じる今日この頃です。
ではでは。