暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

奈良県の撮影スポット。菜の花が見頃な藤原宮跡へ。その後は創業140年の吉野葛の老舗「飛鳥彩瑠璃の丘天極堂」で極上の葛うどんをいただく。

菜の花が見頃な藤原京跡

菜の花が見頃な藤原京跡

菜の花が見頃な藤原京跡

菜の花が見頃な藤原京跡

菜の花が見頃な藤原京跡

菜の花が見頃な藤原京跡

さてさて、今日は菜の花が見頃を迎えた奈良県の藤原宮跡へ。
藤原宮跡は一辺が約1㎞と広大な都跡の土地を史跡として今なお残している場所。
その広大な土地に25,000平方メートル、東京ドーム約半分の敷地に250万本の菜の花が植えられている。
藤原京はその昔、「日本」という国号を初めて使用し、大宝律令が完成、政治の仕組みが整備されて日本が律令国家として歩むきっかけとなる「日本」を語る上で欠かせない都。

当時の大きさは南北約4.8km、東西約5.2kmととても広大な都であったが、持統・文武・元明天皇の3代のたった16年間しか続かなかった。

そんな藤原宮跡、現在では花の撮影スポットとしてカメラ愛好家が集う場所にもなっている。
3月はご覧の通り菜の花が見頃となり、桜の開花時期と重なると菜の花越しに土手の満開の桜という絶景を撮影することが出来る。

また、7月、8月は蓮エリアの蓮が見頃となり。

10月にはコスモスが見頃を迎える。

花の撮影で有名な藤原宮跡ですが、どうやら星空の撮影スポットでもあるらしい。
菜の花の撮影を終えて駐車場に戻ってきたのだが、駐車場の守衛の人に「この辺で24時間駐車出来る場所はないか」と尋ねている中年の男性が・・・
ちなみに藤原宮跡の駐車場は無料なんだけど17時で閉鎖される。
車にカメラ機材をしまいながら話を聞いているとどうやら星空撮影の下見に来たのだそう。

「ほほう、こんな住宅街の公園で星空の撮影が出来るんだ。」
で、ネットで検索してみると天の川を撮影している写真がヒット。
へぇ~藤原宮跡で星空撮影かぁ~。
こりゃ知らなかったなぁ~。

 

で、撮影の後は創業140年という吉野葛の老舗、飛鳥彩瑠璃の丘天極堂へ。
吉野葛のギフトやお土産を中心に販売しているお店なんだが、2階はカフェレストランとなっており、葛きりや葛もちだけでなく、葛を使ったランチも頂ける場所。

で、注文したのは葛うどん。930円。
うどんの出汁に葛を使っているのであんかけのようにトロトロとしていて熱々。
汁物に吉野葛でとろみをつけるのは冬が寒い吉野地方の調理法として「吉野仕立て」と呼ばれている。
出汁はかつお、昆布、ホタテ、椎茸を使ったやさしい薄味でそれがとろみとうまくマッチして、とても上品なお味。
また、うどんにも葛を使用しているのでのど越しがなめらかでつるつるとした食感。
このうどんの麺もあんかけの出汁に良くあう歯切れのよさとしなやかな弾力。
いやいやこりゃここでしか食べれない逸品だな。

ってことで明日香村に観光に来た方ぜひぜひ「飛鳥彩瑠璃の丘天極堂」で葛うどんを食べてみてくださいなっと。

ではでは。