さてさて、今日は7月16日。
3連休の中日ですな。
しかし3連休は連日酷暑で、熱中症警戒アラートが絶えない。
そんななか、奈良県指定無形民俗文化財である御所市、鴨都波神社のススキ提灯献燈行事を見てきましたよっと。
まずは本殿でお参りを済ませる。
時刻は19時45分。
そろそろススキ提灯が境内に入ってくるとのアナウンスが・・・
各自治会の提灯が一斉に境内へと帰ってきた。
鴨都波神社のススキ提灯献燈行事とは4.5mほどの竹製の支柱に提灯を10張を吊るしたもので氏子地域から「ススキ提灯」と呼ばれる30本余りの提灯が奉納されるお祭り。
奈良県指定無形民俗文化財にも登録されている。
この提灯の奉納がなかなか荒々しく迫力があるんだな。
各自治会の提灯が境内に入ると、力自慢、技自慢の男たちが高さ4.5m、重さ約10㎏の提灯を一人で担ぎ、提灯をぶん回しながら境内を走りまわる。
勢いあまって提灯が観客の頭の上に倒れてくると「わぁ~!」っと境内は盛り上がる。
それをすんでのところで力で提灯を起こすのが荒々しくもあり、迫力があってお祭り気分も盛り上がるのだ。
お祭り自体は非常に荒々しく迫力があるのですが、印象的だったのがお祭りのお囃子。
淡泊なリズムを繰り返す抑揚のない拍子。
これが耳にこびりつくんだな。
相反する提灯の動、お囃子の静。
このコントラストが非常に印象的だった。
クライマックスには肩車して提灯をぶん回したり。
「せいや~」と提灯をぶん投げたり。
なんとも迫力のあるお祭りを楽しんだ。
いやいや~、日本には様々なお祭りがあるもんだな~。
提灯をぶん回すお祭りってのは初めてだなぁ~。
まぁそれだけ珍しいから奈良県指定無形民俗文化財になっているんだろう。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。