暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

大阪万博はもう絶対間に合わない。現場はいまだにほぼ更地。そしてこの酷暑。

さて、2025年開催の大阪万博の開催予定地である夢洲の現状はというと・・・

 

ほぼ更地状態。

 

建設重機が沢山あるけど、土を掘ったり盛ったりで建物らしいものは何一つない。

 

はたしてこれで万博は間に合うのか?

 

万博開催日の2025年4月13日まで、あと600日程度。


それでまだ海の上の荒野の状態なのだから自分が責任者だったらもう胃がキリキリして夜も眠れないだろうよ。

 

そこで大阪万博協会は2024年4月以降、建設業界、運送業界で労働時間の上限が規制されるのに対し、万博事業に関してはこの労働規制をを適用除外してほしいとの要望が政府にあったとのこと。

 

この要望に対し、加藤厚生労働相は。
「いや、無理っす!」
そりゃそうだわな。

 

福島原発でさえ、労働時間の規制が厳しいのに、万博に関しては24時間営業で工事の着工を認めてほしいとは何事か。

 

これまで5年間の緩和処置の期間があり、いよいよ来年に施行される。
ようするに5年も準備期間を設けてきたわけだ。

 

何をいまさら
といったところだろう。

 

まぁとにかこの夏の酷暑で万博建設現場はスゴイことになっているらしい。
埋立地の夢洲がいくら海の上とはいえ、ほぼ更地の状態で日陰もない場所なんだ。

 

そんな中で労働規制が除外されると労働者はどうなるか想像がつくだろう。
そりゃもう熱中症の危険がさらに高まるのである。

 

関係者内では1年延期、もしくは開催中止という選択肢の声も上がっているのだとか。
しかしながらその決定権限を持っているの大阪万博協会なのか。

 

今回の大阪万博にお金を出しているのは国と大阪府市と経済界であるが出資者側に決定権があるのか。
もしくは国際万博協会であるBIE。
オリンピックでいうIOCのような団体なのだがオリンピックではIOCがかなりの決定権があった印象なのだが、国際万博協会のBIEもIOCほどの決定権があるのだろうろうか。

 

この大阪万博、延期、中止の決定権が何処にあるのか?
これが結構不明瞭なんですな。

 

明るい未来のための夢ある万博のはずなのですが、もう泥沼化している感じが否めない。

 

予算に関しても当初の予算は1250億円
それがすでに1850億円の費用になり、まだお金が足らないとして、2000億円を超えようとしている。

 

そして万博開催地である夢洲に行くには橋が1つと自動車用地下道1つと地下鉄1つという交通状態。
交通輸送問題もある。

 

空飛ぶ車とかで対応するそうだが、まぁ現地の孤島っぷりを知っている人からするとUSJ以上の輸送量がないと絶対無理だって。

 

関西県内の新聞社はもう延期しかないとの記事も多い。
全国的には大阪万博のニュースなんてそれほど取り上げられないと思うけど。

 

関西では万博工事が全然進んでない状況をここにきて驚いている感じ。
なにせ未だに上下水道も整備されていないそうなのだ。
現場の関係者はもうあきらめた感じにもなっているらしい。
大阪万博を推進している関西経済連合会や建設業界も間に合わないとあきらめムードなのだとか

 

うーん、これはこれから絶好のニュースネタとして全国ニュースに展開していく感じなんだろうなぁ。

 

ってことで今日はこれまで。
ではでは。