さてさて、今日は家内が滋賀県で所要があるとのことで。
私はその送り迎えで滋賀県へとやって来た。
2時間ほどの所要の間、何して時間を潰そうかと考え、やって来たのがここ滋賀県高島市にあります白髭神社(しらひげじんじゃ)。
まずは拝殿を参拝。
映えスポットして人気の割には駐車場は狭く、20台ほどしか駐車出来ない。
さて、白髭神社の何が映えスポットなのか・・・
これである。
琵琶湖の中にそそり立つ湖中大鳥居。
日本三景である安芸の宮島に似たその景観が映えスポットなのだ。
実は琵琶湖の中にこの大鳥居が建てられたのは昭和になってからという。
昭和12年に栄養剤「次亜燐(じありん)」をヒットさせた大阪の小西久兵衛が寄進したそうだ。
現在の鳥居は昭和56(1981)年に再建されている。
たしかに室町時代に描かれた屏風絵や江戸時代の巻絵には琵琶湖の湖中に鳥居が描かれているらしいが、本当に存在したという証拠はないらしい。
そしてここは横断者の事故が多い場所でもある。
写真の下に車道が写っているが、これは国道161号線。
琵琶湖と白髭神社の社殿の間をはしっており、信号も少なく、琵琶湖の湖岸に沿うような道路なのでドライブしていて気持ちがいい。
交通量も多く、おおむね時速60㎞~70㎞ほどで車がビュンビュンと走っていく。
たまに車の往来が途切れる瞬間があるものの、この日の印象はほとんど車が途切れることなく往来していた印象。
そして白髭神社前で大きくカーブしており、見通しは少々悪い。
湖中大鳥居の写真を撮るために信号も横断歩道もないこの道路を横断することで事故が起きる。
現に2021年12月9日、横断者が車にはねられる死亡事故が起こった。
この国道161号線横断問題は国や県などの関係機関が対策会議を開き議論をしてきたが今現在、抜本的な問題解決案は見いだせていない。
2021年12月、国道161号線横断問題を受けて、地元のロータリークラブが展望台を寄贈した。
それがこちらの展望台。
展望台からは湖中大鳥居が障害物なく撮影することが出来るものの・・・
なんだこのジェットスキーの数は・・・
みんなこの湖中大鳥居の近くで記念撮影をしているみたい。
なんかあらゆる場所からジェットスキーやクルーザーがやってくる。
まぁそういうスポットなんだろうな。
なんか最近琵琶湖でのジェットスキーの事故が多発しているけど・・・
なるほどなぁ~。
なんて納得してしまった。
国道161号線を渡らずになんとか鳥居が眺める場所はないかと高台のほうに来てみたけど・・・
松の木の影になって鳥居が見えないなぁ~。
道路を渡っちゃう問題の解決案がでないなら、この高台のどこかに新たなビュースポットを作ったらいいじゃないの?
そう思う今日この頃です。
ではでは。