政治家の派閥のパー券って売った枚数が多い人ほど、一目置かれて序列の上位になるのだそう。
なのでパー券ノルマが未達の政治家は自ら身銭をきってノルマの補填をして派閥に上納金を納めるのだという。
パー券ノルマが300枚の人は約600万円を派閥に上納金として納めなければいけない。
現に桜田元五輪相は二階派の派閥パーティーのノルマである600万円が払えず、二階派を退会した。
一方でホストも同じで売り上げが多いホストほど、一目置かれてホストクラブの序列の上位となる。
なのでホストは必至でホストクラブの売り上げに貢献しようと売掛金を作り、女性を口説く。
売掛金の回収が困難な時はホスト自身が身銭をきってホストクラブに売掛金の補填を行う。
要するに派閥は政治家に対してパー券ノルマという売掛金を課しているのと同じ。
金のない政治家からお金を巻きあげている一方で、ノルマ以上の上納金があった政治家にはキックバックを行い、裏金として収支の記載なく私的に使われているそうな。
そして今日、新宿区長と歌舞伎町でホストクラブを運営する13のグループ代表らの話し合いが行われ、来年4月から売掛金を廃止する方針との報道があった。
一方で、岸田首相は「派閥パーティーを当面自粛するよう指示」だとな。当面と来たか。
この両者の決断の違いよ。
岸田内閣の支持率の低さはこれなんよ。
全然大きな決断をしないんよ。(決断の規模が小さすぎて金と時間が無駄なんだよ!)
だから改革が一向に進まない時間泥棒的な政府になってるんだよ。
もしホストクラブが「売掛金を当面自粛するよう指示」なんて言ったら、世間から相当叩かれるからね。
政治にはお金がかかるのでなく、お金で政治をしたいだけということだろう。
政党助成金までもらっておいて。
もはやどっちが社会悪なのか分からなくなるほどの派閥の闇だな。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。