暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

USJの「ドンキーコング」をテーマとした新エリアを2024年春に開業とのニュースに映画コンテンツの終焉を感じた

news.yahoo.co.jp

 

裏を返せば、テーマパークで体験したくなるほど魅力のあるハリウッド映画作品がもうないということなのだと思う。

今はまだ誰もが知っている大衆ゲーム作品というコンテンツがあるが・・・
いよいよ「ドンキーコング」まで持ち出してくるとなると・・・
今後は万人が知っている大衆作品の枯渇が見えてくる。
USJほどの規模のテーマパークになると、少々のヒット作品では採算が取れない。
世界で大ヒットという誰もが知っている大衆作品が世に登場しないと・・・

しかし今のご時世、世界で大ヒットブームを起こすような作品が生まれる環境になく、コンテンツが多様化している。

これから先、USJのエリア拡張やリニューアルでネタがなくなる日もそう遠くない未来ではないだろうか。

大衆娯楽として世界の映画業界を牽引してきたハリウッド映画は終焉を迎え、日本の漫画やアニメ、ゲームもヒットしたとて続編が続くような大衆作品と言い切れるものは少ない。

そうなるとUSJはどのように集客をすればいいのか。

しかしながらUSJは幾度と危機から脱出しているのだ。
2001年に開業し、年間1000万人の入場者を記録(国内で入場者1000万人を超えるのは東京ディズニーリゾートとUSJのみ)

が、しかし、2005年に早くも経営危機に陥る。
入場者数は750万人まで落ち込み、初期投資の1200億円の利息の支払いで首がまわらなくなく。

集客改善のために新たなパークのテコ入れをしたいが、投資をする余裕はなく、利息の返済だけでいっぱいいっぱい。

まずは止血をということで、利息を減らす処置をとる。
そして再起を図るべき、「ファミリー層を取り戻す」という計画で2011年に企画された「10周年イベント」だったが、東日本大震災が起こり、世の中は娯楽を楽しむムードではなくなった。

USJはまたも危機に陥ることに。

当然お金がないので投資をしない集客方として、世にブームの兆しがあるハロウィンに着目し、2011年に「ハロウィーン・ホラー・ナイト」を開始。

これがヒットをして880万人まで回復。

そして最後の大博打。
2014年に450億円を投資して「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」を開設。

これでUSJは息を吹き返し、2016年には1460万人の来場者数となる。

そして2017年に100億円の投資で「ミニオン・パーク」を開設

その後、コロナ過を乗り越え、2021年に600億円の投資で「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を開設。

そして2024年には「ドンキーコング」の新エリアが誕生。
これだけ投資に回せるという事は完全にUSJは復活したのだろう。

さて、いざ投資できるお金があっても投資に値するコンテンツがないとなれば・・・


大阪人として、大阪経済に大きな影響があるUSJにはコンテンツが不足したとしてもなんとか頑張ってほしい。

そう思う今日この頃です。

もう10年以上もUSJには行ってないんだけどね・・・
ではでは。

 

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