暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

関東のスーパーは関西に進出しないでくれよう!また関西のスーパーも関東に進出しないでくれよう!アンチ全国チェーン店の願い。

昨年あたりからバロー、ロピア、オーケーなど関東・東海で展開する大手スーパーが大阪にも出店し、大阪の地場のスーパーである関西スーパー、万代、コノミヤに殴り込みをかけてきましたよね。

まじで良くない傾向だから関西には来ないでほしいんだ。
なのでちょっと愚痴らせてほしい。

地場のお客さんに愛されて成長したんだろ!
なぜその利益を地場のために尽力しないんだよ!
関西の味を研究する暇があったらもっと地場の総菜の味のクオリティを上げる努力をしろよ。
それが地場のお客さんの本音だと思うぞ!
そんなだから地場愛のないコンビニに負けるんだよ!
イオンやイトーヨーカードーのようにどうでもいいスーパーになってほしくないんだよ。
もっとイオンやイトーヨーカードーに負けない地場に強い個性あるスーパーになってほしいんだ。

www3.nhk.or.jp

 

 

スーパーだけが唯一残った地方の独自性だったのに!

全国、どこに行っても駅前の光景にその地方の独自性が見られなくなった。
マクドナルド、コンビニ、牛丼チェーン店、メガバンク、ドラッグストア。
どの駅で降りても目の前にあるのは全国チェーン店ばかり。
地方の主要幹線道路も同じ光景である。
せっかく遠くまで来たのに地元で見慣れた情景とそれほど違わない景色に全く気分が上がらんのだ。

そんな中、スーパーだけは唯一地方色が残されていて、その土地土地の土着のスーパーなんかに行くと、当然テンションがあがる。

そんなスーパーがイオンやイトーヨーカドー、ライフ、イズミヤのように、全国どこにでもあるどうでもいいスーパーになってほしくないんだ。
地方色バリバリのギンギンでいてほしい。

神奈川ならロピア、名古屋に行ったらバロー、滋賀県に行ったら平和堂、アル・プラザ、和歌山、奈良ならオークワやエバグリーン。

と、土着のスーパーを守っていきたいんだ。

昨今の「生きづらさ」には全国チェーン店が増えすぎたのも要因のひとつかもしれん。

昭和の時代は個人店が多かった。
八百屋、魚屋、酒屋、食堂などなど、1人親方として家族を養うという選択肢が今よりも普通の選択肢として多くあった。
1人親方なので自分のポリシーに沿った商品やサービスが提供でき、ストレスコントロールや仕事量の調整なども自分のモチベーションに合わせて多少のハンドリングは出来たであろう。

しかし、コンビニやショッピングモール、イオンなどの全国的なスーパー、牛丼チェーンが全国的に爆増し、多様性が豊かであった個人店を踏みつぶしてきた。

チェーン店で働く人達は当然、自分のポリシーで商品やサービスの提供ができるはずもなく、企業ポリシーに合わせるしかない。
自分はそこまで無理してがんばるつもりはないのに、企業が決めたノルマに納得出来ずに頑張るしかない。
そりゃストレスも溜まるだろう。

「やっぱ俺、サラリーマン向いてないわ。」
「地元に帰って親の八百屋を継ぐことにするわ。」

もしくは「心身が落ち着くまでは親族が家族ぐるみでやっているクリーニング店で仕事をさせてもらっている」

なんてことも多かった昭和の時代。
今思えばこれらがセーフティネットとなっていたような気がする

今の時代に、「やっぱ俺、サラリーマン向いてないわ。」
となれば他にどれほど稼ぐ選択肢があるのだろう。

サラリーマンやアルバイトに向いてない人がサラリーマン、アルバイト以外の選択肢がない。(まぁUberとかはあるかもしれないが)
八百屋や魚屋、酒屋になることも出来ず、企業ノルマやルールで自分の力量にあった仕事量の調整も出来ない。

昔はサラリーマンに向いてない人のための他の職業の選択肢が今よりも多くあった。
サラリーマンでしか生きる選択肢がないというのが昨今の生きづらさなのかもしれん。
様々な商店やサービス業がそれなりの規模の企業化をしてきたゆえの生きづらさなのだろう。

自分のポリシーに沿った商品やサービスが提供できる方が、生き生きと仕事が出来るのはいうまでもない。

もっと地場に貢献できることはないだろうかと考えてほしい。

能登半島で起こった震災の件で少し思う事がある。
奥能登で唯一であった大手コンビニがファミリーマートであった。
震災後、ファミリーマートは災害対策本部を立ち上げ、いち早く現地入りし、ライフラインの拠点としてコンビニの営業を再開し、賞賛された。
しかしちょっと待ってほしい。
震災後の支援物資として数万個の飲料水やおにぎりなどで支援しているファミリーマート。
さすがは全国チェーン店の支援規模で心強いことは言うまでもなく、その活動は賞賛されるだろう。
逆に震災前、ファミリーマートは奥能登に何を貢献してきたのだろう。

●震災が起こったので支援します。
●震災は起こってないけど支援します。

この違い。
土着愛がないと震災前から支援するってのは熱量に違いがでる。
ファミリーマートはどうであったか。

そこで地場産業、地場企業だからこそ、日ごろから地元の支援が出来る。
スーパーなどの地場企業は地方への進出を目標にする前に、もっと育てくれた地場のお客さんに貢献できることはないだろうかと考えてみてほしい。
飲料水や生活水の備蓄量。
買い物難民の支援など。

震災が起こる前から地場の支援を行える熱量があるのは地場企業だけなんだ。

 

コンビニなんかに負けるな!だから関西のスーパーは関西で、関東のスーパーは関東で、地場で愛されるスーパーに尽力をしようじゃないか。

ここまで読んでくださった方、私のこじつけのプレゼンに付き合わせて申し訳ない。
地場で活躍するスーパーさんよ。
コンビニに負けてどうするよ。
もっと地場で活躍してくれよ。
地場を愛せるのは地場の企業しかないのだからさぁ。
地方に進出するとか言わないで、もっと地場のためになってくれ。
大手コンビニは地場という考えがなく、震災が起こってから行動するんだからさぁ。

そして関東のスーパーが関西好みの総菜の味付けとか研究している暇があったら、もっと地場の味付けのクオリティを上げることに努力しろよ!

もし、私が行きつけのスーパー万代が、関東進出するので、関東の総菜の味付けを研究してますなんてニュースがあると絶対切れるわ。

もっと地場の味付けを研究せんかい!
もっとうまくなるなずなのになんでやろ。
ってな総菜で満足してないからな。

 

なんてコンビニ嫌いのうわごとでしたとさ。
ではでは。