さてさて、イトーヨーカドーが北海道、東北の14店舗を閉めるというニュース。
ちょっと思うことがあるので書いてみようかドー。
撤退の理由はこの記事タイトルの通りだと思っている。
私は人口26万人の地方都市に住んでいるが、この都市で群を抜いてデカいのがイトーヨーカドーのショッピングモールである。(映画館もある)
街のランドマークの頂点に君臨しているため、特に用事もないけどとりあえずイトーヨーカドーに行けば暇つぶしができるという認識だったりする。
コロナでリモートワークになった際には平日の昼めしを買いに通った。
すると何度も何度も見かける人に気づく。
毎日来てるであろうおじいちゃんの数々。
休憩スペースでタブレットで動画を見ている人もいれば、文庫本を読んでいる人もいるし、ただただ人間観察をしている人もいる。
平日は学生も多い。
特に用事はないけどとりあえずイトーヨーカドー。
という感じなのなのだろう。
私も含めだが、暇つぶしにイトーヨーカドーに行く人は多いのではないだろうか。
欲しいものも特にないのでお金なんか使わない。
ただただ、空調が効いて、トイレがきれいで、ゆったりと過ごせる場所がイトーヨーカドー。
沢山のお客さんが来ていて賑わってはいるのだが、誰もお金を使わない。
地方都市で圧倒的な街のランドマークになるとお金をほとんど落とさない人が常連としてやってくるという罠があるんだな。
まぁテナントもユニクロとかビッグカメラとか100均とか。
どこのショッピングモールも同じようなお店ばかりで、どこに行っても一緒なら、わざわざ他の都市から我都市のショッピングモールに来る必要性もないし、地元の人のたまり場になるのは仕方がないね。
もっとテナントに違いを出さないと、隣の都市のショッピングモールと同じじゃねぇ。
そりゃ供給過多になるわな。
って思う今日このごろ。
ではでは。