暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

さっき道端で小銭が落ちていたから警察に届けたんだけどちょっと後悔してる

さてさて、みなさんお久しぶりですね。

さっき駅前のロータリーの道を歩いていると、おやおや足元に小銭が散らばっている。
近くにサラリーマン風の人が3人いたので、この人達のかな?
なんて思って素通りしてみたけれど、100円玉もいっぱい落ちてるわ。
振り返ってみるとサラリーマン風の3人が立ち去ったので、あら!あの人達が落としたんじゃないのか。

ならばと思って道端に散らばった小銭を拾い集める。
100円玉が6枚。
5円玉が1枚。
1円玉が2枚。

さぁ拾った607円をどうするか。

地元の駅前なので、近くに交番があることは知っている。
このままネコババするか。

落とし主が大人であれば、小銭を落としたことにも気づかないかもしれないし、まぁ600円ほどの小銭がなくなったとしても必死に探すことはないかもしれん。

が、落とし主が子供であれば、大切なお小遣いがなくなったとなれば必死に探すだろう。

私はそのまま駅前の交番へと向かった。

警官の姿はないが、扉を開いて交番の中へと入った。
私が交番に入ったことが分かったのか、奥の鉄の扉が開き、警官が現れた。

「おや、想像していた警察官と印象が違う。髪型、目つき、口調、なんかダークだな・・・」

そういう印象だった。

「落とし物を届けに来ました。あちらの駅前のロータリーの道に小銭が散らばってました。」

と607円をカウンターに置いた。

「拾得物の権利はどうしますか?」と聞かれた。

私は「権利を主張します。」と答えた。

どうもこれぐらいの価値の拾得物を届けた人との会話のやり取りに慣れているみたいで。

「で、あればこちらで書類を書いてもらうことになりますが・・・」と警官。
「権利を放棄されるのであれば、警察が代わりに書類を作成しますので、このまま預からせていただきます」とのこと。

「なるほど、権利を主張すると書類を書くのに私の時間が奪われるのだな・・・」

「では結構です」と断った。

「ではこちらで預からせていただきます。ありがとうございました。」

あれれ、それだけか・・・・

落ちていた状況など聞かれるものだと思ってたけど・・・

なんかあっさりしてんな。

で、交番を出てふと思った。

「あの警官、そのままネコババしてねぇだろうな。」

昨今、警官と言えども誰もが聖人とは限らん。

そういえば拾得物の権利を放棄するような会話の流れだったしな。

「くっそー!面倒でも書類を書いて拾得物の権利を主張すべきだったか・・・」

まぁ勝手な自分自身の偏見なんだけど、ちょっとモヤってしまったので、勢いでいまこの記事を書いている。

ではでは。