ゴールデンウェークは毎年夫婦で国内旅行をしているのだが、当然今年はそれどころでない。
1月、2月ぐらいまでは今年は熊本に行こうか、岡山に行こうかなどと話をしていたのだけど、ダイヤモンド・プリンセスの騒ぎ頃から自然と夫婦間で旅行の話をしなくなり、コロナの話題が多くなった。
4月になると私の仕事はテレワークとなり、リビングの遠くで流れる関西ローカルの情報番組をチラチラと眺めながらパソコン作業をしている。
「今日は何人?」
仕事から帰宅した嫁さんがリビングにて放つ初めの一言。
ここ数週間は減った。増えた。こんな会話ばかりである。
さて、ローカル番組といえば、旅先で見るローカル番組が旅に来たぞ感があって私は大好きだ。
昼間は観光地で観光をして、旅館にチェックインするのが16時~17時頃。
私の旅行は概ねこれぐらいの時間帯でチェックイン出来るようにスケジュールを立てている。
で、部屋に案内されると概ねこのような部屋。
っていうか好んでこのような部屋の旅館ばかりを選んでいる。
写真は昨年の白骨温泉と一昨昨年の宮島での旅行のもの。
16時~17時にチェックインして、まずはゴローンと畳で横になる。
そしてTVを付けて、地方ローカルの情報番組やCMを眺めるのも旅の醍醐味だと思っている。
概ね夕方から19時頃まではどこの地方もローカル情報番組が放送されているので、その時間をめがけてチェックインをするのである。
19時までの夕食までにはまだ時間があるし、先に温泉を楽しむのもよい。
温泉から上がってきたとしても、ローカル番組は続いている。
見たことのない地方のCMなんてほんと旅気分を上昇させてくれるものだ。
で、出来れば夕食は部屋で食べたい。
食事を運んでくれる仲居さんとの会話も旅を彩る重要な要素だ。
仲居さんに地場の情報を教えてもらう。
また、なにげないやりとりが日常を忘れさせてくれるものだったりする。
仲居さんが話す方言などもまた旅気分を味合わせてくれる。
コロナで旅館業は非常に厳しい危機に直面しているとは思いますが、どうか私の大好きな昭和感が残る、味わいある旅館へとまた旅が出来ますように。
そんなことを思う今日この頃です。
ではでは。