こりゃなかなか面白い切り口だわ。
残念ながらこの国では横断歩道で停車する車は2割しかなく、横断中の歩行死者の32％は横断歩道上との事。
まぁ横断歩行で横断待ちの人を無視する車やバイクの多い事。
横断歩道は歩行者優先なんだけどなぁ。
こっちがバイクで停車してても後ろからビュンビュン追い越していくからなぁ。
横断歩道を横断しようとする歩行者の進路を車両が妨害することは、道路交通法第38条第1項で禁止されていますよ。
ちなみに、横断歩道のない場所でも歩行者が道路を横断しているときは，その歩行者の通行を妨げてはいけません。（道路交通法第38条の2）
なのに、当たり前かのようにクラクションを鳴らして邪魔者扱いする車も多い。
そして通行に支障のある高齢の歩行者が通行しているときは，一時停止または徐行して，その通行を妨げないようにしなければなりません。（道路交通法第71条第2号の2）
ともあるのだが、まぁ守らないケースも多く。
で、昨年2月に警視庁から発せられた通達。
「歩行者優先と正しい横断の徹底に向けた取組の強化について」という通達。
全国の警察はもっと啓蒙して取り締まりを強化しなさいよ。
ってことなのだが・・・
うがった見方をすると、オリンピックで海外から沢山の人が来る。
日本人よりも交通ルールに厳しい海外の人に対し、日本人の交通ルールのだらしなさを露呈したいくない。
日本の警察は何やってんだ！なんて世界から思われたら・・・
そんな意図もあったのかもしれないが・・・
でも横断歩道での停止はあおり運転ぐらいに取り締まりの強化をしてほしい。
「歩行者のいる横断歩道」は「赤信号」と同じなんだから、信号無視と一緒ですよ。
信号無視だと罰金9000円で、減点2点。
これは交通マナーではなく交通ルールですもんね。
少しでも啓蒙できればと。
ではでは。
