さてさて、今日はブログ記事にするほどの事ではないのだが。
今日の暮らしの顛末とやらを。
味の濃いものや脂っこいものが苦手で外食嫌いの家内に何かお気に召す食事でも思い、やってきたのは吉野山。
吉野山の紅葉は11月からなので山の景色もなんだかなぁって感じの一目千本の景観。
桜や新緑、紅葉のシーズンではなく、完全にオフシーズンなので人がほとんどいない。
ましてや世界遺産である金峯山寺、蔵王堂がこのありさまなのでなおさら。
只今、防災施設整備工事で蔵王堂はものものしい足場で囲われ、ほぼ全貌が隠れている状態。
まぁ今回は観光で来たわけではないし、もう何回も来ているので逆にレアな光景だわ。
記念にもっと写真を撮っておけばよかった。
さて、今回吉野に来た目的はこちら。
上千本あたりにある里山の家庭料理が食べれる「こんげんらいす水本米穀店」
店内はこんな感じ。
さつまいも、しいたけ、かぼちゃの天ぷらに、筑前煮、小松菜の煮びたし。
こういう昔ながらの家庭料理が家内の大好物なんだよね。
格子越しに通りを行く人を眺めながらのゆったりとした時間。
お客さんは私たちだけだったので、お店のお母さんもゆっくりと世間話をしてくれた。
とういうお店で地元の話をゆったりと聞けるのもまた旅の面白さだったりする。
どうやら今日は地元の秋祭りの宵宮との事。
そういえば先ほどふとん太鼓を見ましたけど・・・
そうなんですよ。コロナで中止でね。
昨年も中止だったんで、虫干しのためにふとん太鼓を出しているんです。
ここ吉野は3つのふとん太鼓がありましてね。
下町、中町、上町で祭りをするんです。
ほほう、桜の下千本、中千本、上千本がそのまま町内の区分になっているのかぁ。
それにしても坂ばかりの吉野で、ふとん太鼓を担いで練り歩くのは大変そうだな。
そう思った時、新たなお客さんが来て、お母さんはまた、厨房へと戻って行った。
吉野の参拝道をふとん太鼓を担いで練り歩く光景、一度見てみたなぁ。
ましてや急坂だらけで道幅の狭い上千本。
さぞ危なっかしい迫力のある祭りなんだろうな。
そんな事を思った今日この頃です。
ではでは。