タイトルの通り、司馬遼太郎の作品を一度も読んだことがない。
池波正太郎なら好んで読んでいた時期があった。
そんな私が時代劇好きと言っては本当の時代劇好きに叩かれそうだ。
この作品の殺陣(たて)シーンはぜひ映画館で観たい。
そう思って前売り券を買っておいた。
前売り券ってもう死後なのかな。
今はムビチケを買うっていうのだろうか。
コロナ禍だったということもあり、映画鑑賞は菅田将暉主演の「アルキメデスの大戦」依頼だわ。
まぁそんな前置きはさておき映画を見た感想はどうだったかというと・・・
そりゃもう迫力満点でリズムが良かった。
あまり映画の中身は言えないので、映画を見ながら私が心の中でつぶやいたことなどを列挙してみるので映画鑑賞の参考に。
っていうかそんなの参考になんのか?
「その振りかぶり方はマジでどついてるやろ」
「土方の歩き方ってこんな感じなんや」
「土方いきなり刀折れるって!土方の余裕の驚き!」
「そりゃ命を守るためにええ刀欲しくなるのも分かる」
「芹沢鴨むちゃ迫力あるやん」
「どんだけ刺してんねん。2人で20回は刺してるやろ」
「ほほん、池田屋みたいな狭い場所ではそういう戦い方になるんや」
「襲撃後の池田屋ってこんなにも血だらけなんや、なんか臭いそう。」
「新選組めちゃ強えなぁ。」
「岡田准一めちゃ迫力あるやん」
まぁとにかく思った通り迫力のある作品だったという事を伝えたいのだ。
で、一緒に行った家内に感想を尋ねると・・・
殺陣ばかりで血が多く、この手の映画は当分ええわ。
との事。
結局、土方歳三って、どのような理念で戦っていたのだろうか。
映画の中で土方は判断の基準として「形が良くない」というセリフが多く用いられていたが、土方が考える「形」とは何だったのだろう。
土方が為しえたかった事とは。
土方がそこまで新選組として戦う熱量と動機の根源がよく分からない。
だからこそダークで不気味さをも感じる作品だったなぁと。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。