暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

奈良県の秘境の絶景温泉スポット。上湯温泉へソロツーリング。

さてさて、今日は奈良県の秘境の温泉、上湯温泉を目指してソロツーリング。
まずは国道168号線で「道の駅 吉野路大塔」まで。
残暑も緩み、今日は本当にバイクが多い。
っていうか先週まで吉野界隈でも気温が30度以上あったのに。
今日は朝9時30分で大塔付近の気温はなんと16度だと

山をなめんな!って思いで少し厚手のマウンテンジャケットを着てきたのだが。
それでも体が冷え切って寒いんだわ。
この1週間でここまで気温が下がるとは、まだまだ山をなめてたようだ。
「道の駅 吉野路大塔」ではササっと休憩を済まし、次の休憩ポイントへ。

で、やって来たのは「道の駅 十津川郷」
ここまで来るとバイクの数もやや少ない。
先ほどの「道の駅 吉野路大塔」で休憩をしていたバイクもチラホラ見かける。
同じルートを走るバイクは休憩ポイントで何度も出くわすことがあり、それがきっかけで話かけたりすることもあるんだよな。
みんなここの名物でもある串こんにゃくを食べているけど、今日はパスしてさらに山奥へと目指す。

国道168号線の十津川温泉を超えて、国道425号線へと入る。
国道425号線は誰が決めたか「日本三大酷道」の一つらしい。

いつもならエメラルドグリーンの十津川なのだが、今日はダムの放流などの影響もあって、かなりくすんだ色をしている。

さて、国道425号線から県道735号線、龍神十津川線へと入ると川の色が変わってかなりの透明感。

渓流釣りをしている人もいるなぁ~。
うむうむ、今日求めていたのはこの清らかな川の情景なんだよな~。
ほんとうはずっとずっと下流でもものすごく清らかな川の景色が見れるんだけど・・・
今日は先週の奈良、和歌山に線状降水帯が発生してえらいことになったからいろんなダムが放流をしてるんだろうなぁ。

さてと到着したのは奈良県の秘境の絶景露天風呂「上湯温泉源泉露天風呂」

この道を上湯川のほとりまで下るんだけど。
初めて来た大型バイクはちょっと下るのためらうよね。
この先、まともな駐車場があるのだろうかってね。

上湯温泉

いちおうフラットな駐車場はあるんだけど、そこは車専用で、バイクはちょっと坂になった場所に停めないといけないんだな。
1000㏄を超えるバイクだとちょっと出る時大変なんだな。
でも、坂道の上にも小さな駐車場があるから、少々歩くのを我慢すれば坂道の上の駐車場の方が断然バイクは出し入れはしやすい。

ここまで道すがら一緒だったバイクの人にあいさつをしてさぁ冷えた体を温めるぞ。

上湯温泉

このパーテーションのような仕切りの向こうが源泉かけ流しの露天風呂。
脱衣所も露天。
ちなみに入浴料は500円。
天然温泉で入浴料が500円と安いのはやはり秘境だからなんだろう。

上湯温泉

上湯温泉

上湯温泉

で、温泉はこんな感じ。
流れる上湯川のすぐ脇に作られた天然温泉の露天風呂。
3年前に尋ねた時は貸切状態だったんだけど。
今日は10人ほどの入浴客がいた。

泉質はナトリウム炭酸水素塩泉でヌルっとした感じ。
肌をしっとりさせる重曹泉とのこと。
硫黄臭はなく、温泉の色も透明。
だが、かなり大きめの湯の花が湯舟に浮かんでいるので泉質としてかなり濃厚なのかも。

上湯温泉

ちなみに湯舟に注がれる源泉は80度なので源泉を直接触ると熱いぞ!

 

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さて、温泉で体も温まったし、まったりツーリングを再開。
国道168号線から国道435号線を走って下北山村へと向かい、国道169号線で帰路へと向かう。

はるか崖下を流れる上湯川。

めちゃめちゃ川の水が綺麗だわ。

そして迫りくるような山の木々の情景。

どこまで行っても緑に囲まれた山の情景がなんとも美しい。
もうそろそろ夏の山の緑萌え~も見納めのよう。

ちょっと景色のいい場所を見つけたのでバイクを停めて散策。

どこまでも続く山の景色がいいよね。
お天気もいいし。

遠くに見えるつり橋の情景も最高だわ。柳本橋(吊り橋)というらしい。

さてと、国道425号線を走っていると・・・

滝のように水が流れる場所があったんだけど・・・
付近になんの案内板もないことを考えると普段は滝ではないということなのかな。

で、バイクを停めたその先を見ると・・・
さらに大きな滝が見えるじゃないか。

おお~これは結構デカい滝だぞ~。

で、行ってみると不動滝というらしい。

三脚を持ってこなかったので、柵の上にカメラを置いてシャッタースピード1.6秒で撮影。

これはなかなか見事な滝だなぁ~。

で、続いて訪れたのは清納の滝の近くにあるつり橋。

かなり老朽化している状態。

当然ながら今では渡ることが出来ない。
昔は3名までは同時に渡ることが出来たようだ。
3名までの重量という案内版が残っていた。
このようにかなりの山奥でも近代的な人の営みの形跡が残っているのが紀伊山脈の面白いところなんだな。

おう~。
なんか山奥でなんか不気味なトンネルに出た~!

この手のトンネルは紀伊山脈には沢山あるんだけど~。
これほど車通りのない道でのトンネルは不気味だよね。

葛川隧道というのか。

この場所は初めてだな~。
私が隧道の撮影をしていると宅配便の車が通っていったけど。
こんな山奥まで宅配便って大変だな。
って思ったけど逆にそんな宅配便の仕事も酷道好きには堪んない仕事なのかもね。

さてさて、人通りの少ないトンネルを抜けて、迫りくる山々の景色を堪能しながら国道425号線で下北山方面へと向かう。
ここまで来るとほとんどすれ違う車やバイクは数少ない。

うわー!なんとまぁ~。
崩土で通行止めかぁ~。
まぁ紀伊山脈ではありがちなんですけどね~。
どうしょうかな~。

空中の村でも行ってみるかとも思ったが・・・
山の日暮れは早いのでルートを変えて帰路へと向かう。

いや~ガードレールのない山道を走るのは気持ちいいね~。
こんな山奥でも集落があるんだな。
概ね廃村になっているみたいだけど、なかには洗濯物を干してある集落もあるなぁ~。

少し人の気配を感じて一安心。
しばしバイクを停めて休憩がてら撮影。

はるか谷底を流れる川の水がめちゃ綺麗。

山の景色も最高だな~。

さてと、国道425号線で下北山村へ向かうのは断念して、瀞峡までやって来た。
ここから国道169号線で帰路へと向かう。

で、下北山温泉きなりの湯へと到着。

ここは温泉に入らずともいろいろなメニューの料理が食べられるんだな。

そしてこのゆったりとしたスペース。

で、遅めの昼食に注文したのは真菜そば定食1,000円。
下北春なまを使ったうどんとめはり寿司の定食なんだな。

この真菜を使った蕎麦というかうどんがなかなかに美味い。
冷えた体に出汁がきいた温かいお汁も旨いんだなぁ。
ってことでお腹も満たされたことだし、家路まであと100㎞走るとするか。

なんか雲行きが怪しくなってきたり、山を越えると急に晴れたりを繰り返しながら大阪への帰路に向かう。

ってことで無事に帰路につきブログを更新しております、
さてさて、今日はこれまで。
ではでは。