暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

奈良県の向渕スズラン群落地 (国指定天然記念物)を見に行ったら保存会の会長さんにお話が聞けた。

さてさて、今日はスズランを見に奈良県の宇陀市向渕(むこうじ)まで。
今日もバイク日和のいいお天気ですな。

ここにスズランを見に来るのは2年ぶりぐらいかな。
さっそくスズラン群落地へ。

群生地だと思っていたのだが、群落地ってゆうんだな。
群落地とは幾種類かの植物がある場所で一つのまとまりをもって生活していることらしい。

高く伸びた杉林を入っていく。

杉林の影の向こうの鮮やかな緑が美しい。

ここは野生動物が入ってこないように周囲を網の柵で覆われている。
野生動物だけでなくマムシも出るので要注意。

せっかくやってきたけどもうシーズンも終わりのようで、いくつか残っているだけであった。

登山者ともうあまり残ってないですね。
なんて会話をしながらカメラで撮影をしていると・・・

「スズラン触らないでねぇ~」
と大声でこちらに向かって叫ぶ声。

見てみると、下からおじさんが登ってくる。

「いや~昨日、スズランを触った手で目をこすった人がいてね。えらいことになったから。」

「スズランは猛毒だから触ったら危険やから」

聞けばそのおじさん、ここのスズラン保存会の会長をされているとのこと。

その方曰く、ここのスズランは花が咲くまで15年ほどかかるのだとか。
また、必ず花が咲くわけではなく、以前に植えた800株のうち、咲いたのはたったの15株ほどだったんだとか。

それほど気難しい植物なのか。

また、毒があるので鹿などがスズランを食べることはないらしいが、近年では鹿が食べるらしく、周囲に柵をしたのだとか。

会長さんは毎朝6時にここに来るそうで、駐車場には必ず鹿がいるのだそうだ。

私はシーズン終わりなのに、昨日Yahooニュースにスズラン見頃とニュースにありましたよ。と言ったら・・・

そうやねん、昨日、取材に来られてね。
夕方の奈良テレビでも紹介されてたわ。
シーズン終わりやから、取材その日の17時には記事にするって言ってたわ。

そのニュース見てきた人はちょっと残念やろうに。

なんて会話をしてスズラン群落地を去った。

スズラン群落地を去った後はしばし宇陀市をバイクツーリング。

杉林の木漏れ日が美しく、森林浴にはうってつけのいいお天気でしたとさ。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。