さてさて、今日は3連休の最終日。
関西は雨ですな。(なんで3連休になると雨なんだよ!)
で、今日やってきたのは奈良県の秘境の廃校「十津川村立二村小学校跡」。
見えますかな。
つり橋の向こうにポッカリと空いた穴が・・・
あのトンネルの向こうに十津川村立二村小学校跡があるんですな。
洞窟のようなトンネルが通学路の秘境の学校「十津川村立二村小学校跡」
つり橋の横の廃墟の空スペースに車を停めて探索。
このつり橋は現在でも使われているのだろうか。
「下地橋」という名の橋らしい。
長さ62m、高さ6mとのこと。
つり橋の向こうに見えるのが通学路であるトンネル。
あのトンネルの向こうに校舎があるんだな。
つり橋からの情景。
雲が流れ、晴れ間が出てきた。
振り返ると橋の向こうの集落。
十津川の支流である滝川を挟んだ集落。
さて、いよいよトンネル探索。
トンネルの出口までは100mほどかな。
おお~!これはワイルドなトンネルだぞ。
手掘りのトンネルだな。
電灯はあるのだが、ほの暗いし、地下水のしたたり落ちる音がなんとも不気味。
ここを小学生達が通学したのか。
こんなダンジョンのようなトンネルが通学路の小学校は日本広しといえそうはあるまい。
そろそろ出口が見えてきた。
いい年した私でさえ、何度か後ろを振り向くほど少々不安な気持ちになる。
この地下水がぴたぴたとしたたり落ちる音がトンネル内に響いており、なんともいえない雰囲気なんだな。
トンネルの出口に出ると、うっそうと茂った山道。
足元には山ヒルなんかがはっていた。
見下ろすと、校舎らしき建物が・・・
これが校舎かな。
この山道を下ると十津川村立二村小学校跡。
この道を下ると校舎かな。
学校の施設らしきものが見えてきた。
「みんなのびよう」と書いてある。
山を下ると広いグランドに出てきたぞ。
山奥なんだけどかなり立派な校舎だ。
グランドの奥には立派なプールまであるんだな。
村立の学校にしては立派な建物だなぁ。
この建物を見れば十津川村の人達がいかに子供たちを大切にしていたかが分かる気がした。
どうやら立ち入り禁止とはなってないらしく、校舎へと向かう階段も登れるようだ。
階段の登ってみる。
ほほん、こちらが学校の入口かぁ。
中を覗くと、十津川村立二村小学校「閉校式・閉校の集い」会場という看板がそのまま残されていた
最近閉校したのかなぁ。
と調べてみると2010年(平成22年)に学校統合により閉校になったそうな。
12年前に閉校になったわりにはそれほど荒らされない印象なのだが・・・
校舎の外を歩いてみると・・・
肝試しの連中なのだろうか
校舎の窓ガラスが割られ、扉がこじ開けられていた。
中を覗いてみると、校長室じゃないか・・・
机の引き出しやキャビネットの扉が開けられていて荒らさているようだ。
ガラス窓越しに中を覗いてみると、こちらは家庭科室かな。
つい先ほどまで使用していたかのように洗剤が残ってあった。
で、こちらは宿直室なのだろう
あんかやふとんが残ってある
いや~。奈良県の秘境の村にこれほど立派な小学校が残っているとは。
で、またまた校舎の裏山を登ってトンネルを目指す。
校舎の裏山からは風屋ダムが見えるんだな。
手前の赤い橋が国道168号線。
さてさて、トンネルの入り口まで来ましたぞ
いや~ほんとこのトンネルが通学路とは思えないよね。
さてさて、戻ってきましたよっと。
で、時計を見ると、来た時と同じ時間。
あれ!タイムリープしたのかな。
なんかそんなことが起きそうな雰囲気があるトンネルだわ。
続いては笹の滝へ
さてさて、続いては十津川村立二村小学校跡の10㎞先にある笹の滝へ。
昨日の雨でかなり水量が増量している感じ。
やってきました笹の滝。
日本の滝百選に選ばれている滝だそうな。
なんか凄い沢の淵を歩くんだが・・・
沢の音がゴーと凄いんだな。
その沢の音で辺りの細かな音がかき消されていろいろと気配もかき消されている。
クマとか出ないだろうか。
なんて周りと気にしながら先へと進む。
なんか凄い岩の下を進むんじゃないか。
狭い岩の下を通ると・・・
ようやく沢の上流へ。
足元がこのようなツルツルの岩場で滑りやすいんだな。
おお~。こりゃ凄い。
雨のせいで増水して水しぶきがこちらまで飛んでくる。
とりあえず三脚を立てて・・・
ゴーとなる滝の音の中、熊が出ないかと心配しながら三脚を立ててフィルターを付けて撮影。
まさかこんな日に人は来ないだろうなと思い込んでたんだけど。
背後で「うわぁ~」って声が聞こえたので・・・
なんだ!と振り向くと男女のカップルだった。
私がよほどびっくりして振り向いたのか、男性が「あっ!すみません!」と・・・
いやいや別に何も悪いことしてないし、いいんだけど、ちょっとびっくりしちゃって。
ってことで笹の滝の撮影はここまで。
ゆったり天然温泉「滝の湯」へ。
さてさて、続いてやって来たのは十津川村温泉、滝の湯。
ほほん、ご飯も食べれるのか~。
アルカリ性単純硫黄泉で源泉100%の泉温52.7度とな。
入銭料は大人800円。
携帯電話の持ち込み禁止なもんで湯舟の撮影は出来なかったけど、ここの露天風呂は面白い。
階段を下りて、谷の下へと下ると、滝沿いの露天風呂がある。
滝の音を聞きながらゆったりと温泉に浸かるというスタイル。
2階が内湯となっており、階段上になっている場所を下ると滝が見える露天風呂なんだけど・・・写真が撮れないので誰も興味ないわな。
でも泉質はとてもいいんだよ。
かすかな硫黄の香りと透き通る水質。
湯上りの肌触り感。
これはいい湯だわ。
十津川のそば「風庵」へ
さてさて、大阪へと帰る途中に立ち寄った十津川のそば屋。
いつも車が沢山停まっているなぁと思いながら素通りしていたのだが・・・
まさか店内がこんなにりっぱなお店だったとは・・・
メニューを見ると、風庵定食というのもそそるんだが・・・
1650円かぁ・・・
温泉で800円を使ったし、ここはざるそば800円にしとくかな。
で、こちらが注文したざるそば。
いい艶だわ。
まずはわざびがどんなものかわざびをなめてみる。
おおっ!こりゃなんてマイルドなわさびなんだ。
私はわさびをそばに直接つけて食べる派なんだけど、そばの歯ごたえもなかなかいい感じ。
そばつゆも少々から口で旨い。
わさびのマイルドな味とから口のそばつゆにうまくマッチングしている感じ。
そば湯はさっぱりとした印象。
どろどろ感はなく、あっさりとした飲み口。
個人的にはドロドロとした濃厚なそば湯が好みなのでちょっと物足らないなあ。
いやでもこの店のお蕎麦とわさびは間違いなく旨いですよ。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。