さてさて、今日は大阪アメリカ村を散策。
何年ぶり?
若者ではなくなり、行く理由がなくなってから全く来る機会がなかった。
街並みを眺めてまわる。
あの頃と変わったもの、変わらんものと多々あれど、アメリカ村でウィンドウショッピングをしていると、おのずと気持ちが若返る事に気が付いた。
ちょっとテンションが上がってくる。
イケベ、イシバシ、ミキ楽器と楽器店が集中しているのは今も同じだった。
変わってないもんだなぁ~なんて思いながら。
もう10年もギターを弾いていないし、あれほど深爪だったのになぁ・・・
今ギブソンをぶら下げながら2時間スタジオで練習できる体力はあるのだろうか。
一時はブラックカルチャーでアメリカ村の雰囲気がギャングっぽい感じになった印象であったが、今来てみるとブームが1周まわって私が20代の頃のカルチャーに近いような感覚がする。
古着屋をのぞくと、ニルヴァーナやオアシス、ソニックユースなどのTシャツが目立つ。
しかるに若い頃の記憶がよみがえる。
そういえばここにCISCOってレコード屋があって・・・
当時、日本ではオアシスは人気があったけど、スウェードが大好きだった。
NMEなんかでオアシス vs ブラー vs スウェードなんて比較されていたが。
音楽性以上にギャラガー兄弟の素行やゴシップで話題をかっさらっていたなぁ。
おお!SUNBOWLってまだあるんだ。
そして懐かしのSUNHALL!
ここでライブをしたなぁ。
スタッフの人がデモテープを買ってくれたのがいい思い出。
って、SUNBOWLって看板だけが残っていて、建物がニトリになってる。
若者カルチャーの街にニトリかぁ。
無印とかロフトとかハンズでもなくニトリかぁ~。
う~んニトリかぁ~。
ニトリなんだなぁ~。
やっぱニトリかぁ。
ニトリなんかなぁ。
アメ村で、しかもSUNBOWLでニトリの看板を見るとはなぁ。
当時デッドヘッズが大流行していた。
タイダイのTシャツにグレイトフルデッドのジャケ写。
そしてデッドベアにインセンス。
70年代のヒッピー文化が1周して90年代に大流行した感じ。
そして今、90年代に流行ったバンドTシャツが1周してまた流行っている。
ストーンローゼス、クーラ・シェイカー、マニックストリートプリーチャーズ、トラヴェラーズ、 サルタンズ・オブ・ピンF.C.
とか、あの当時のTシャツを残しておけばなぁ。
さて、アメリカ村で気持ちが若返った訳だが、天王寺へと帰って来る頃にはすっかり一塊のおっさんに戻っていた。
酒が飲めるぞ~ってことで1杯飲んで帰るとするか。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。