先日とある匿名のアンケートに答えていた時に思った事である。
性別を問う項目で、男性・女性のどちらかにチェックをするというアンケート。
男性・女性以外の選択肢はない。
これってセクシャルマイノリティーの人はどう答えればいいのだろう。
ふとそんなことを考えた。
答えたくないのなら無記入でもいいのだろうけど。
筆記のアンケートなら無記入でも構わないけれど、ネットのサービスでは性別の選択が必須でないとか会員になれないサービスもあるのではないだろうか。
そんな時に、男性、女性の2択となるとダイバーシティの機運が高まるこの社会において、いかがなものかとちょっと気になったので調べてみた。
実名登録が前提であるFacebookのプロフィール欄にはそもそも性別を問う欄がない。
あるのは交際ステータスのみで既婚、未婚の選択肢のみである。
これはLGBTへの対応なのではないだろうかと考える。
続いてmixiのプロフィール情報では性別を問う項目があり、しかも必須項目となっている。
選択肢は男か女かの2択であり、それ以外の選択しはない。
pixivのプロフィール情報にも性別を入力する項目があり、こちらは男、女、その他の3択となっている。
では「はてな」ではどうかというと、性別を問う欄はあるけれどもフリーテキストとなっている。
ジェンダーフリーへの配慮がはなされているというよりは、すべての項目においてフリーテキストなのでまぁ自由に面白おかしくPRしてくれという事なのだと思う。
こちらはAmazonのプロフィール入力画面。
Facebook同様に性別を問う項目はない。
こちらはGoogle+のプロフィール入力画面。
性別を問う欄はあるのだけれど、回答しないまたはカスタムという項目がある。
カスタムを選択するとフリーテキストボックスが表示され性別を自由に入力できるように配慮されている。
世界から遅ればせながら日本でもジェンダーフリーやセクシャルマイノリティーへの配慮の機運が高まる中、性別の入力が必須であったり、男性、女性の2択でしか答えられない会員登録情報はいずれ問題になってくるのだろうと思います。
Facebookのように性別は全く問わないよというのがスタンダードになるのではそう思う今日この頃。