暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

三重県の珍スポット。阿曽温泉とか阿曽の風穴とか。風穴の中で見た不気味なものとは・・・

 

さてさて、今日は三重県の伊勢奥津までドライブ。
寒気が弱まり、いささか過ごしやすい気温なのでバイクツーリングを楽しんでいる人も多い。
私もバイクで来たらよかったかなぁ。

宮川

宮川

三重県南部を流れる一級河川である宮川。
エメラルドグリーンの川の色が綺麗だったので車を停めて撮影。
なんて綺麗な色なんだ。
国土交通省の一級河川水質調査で、過去11回1位となっており、清流で知られる川なんだとか。
SUP(サップ)を楽しんでいる人もいた。

「阿曽温泉」旧阿曽小学校を利用した「阿曽湯の里」

阿曽温泉

で、やってきたのは三重県度会郡大紀町にある「阿曽湯の里」
ここは旧阿曽小学校を利用した温泉施設なんだな。

阿曽湯の里

見えてきましたよ小学校の校舎が。

阿曽温泉

阿曽湯の里

こちらが阿曽湯の里「阿曽温泉」

阿曽湯の里

阿曽温泉の入浴料は500円。
自動販売機で券を購入するのではなく、受付にて料金を支払うシステム。

阿曽温泉

阿曽湯の里

下駄箱に靴を預けて小学校の廊下を進むと。

阿曽湯の里

ほほうこちらが男湯かぁ。

阿曽湯の里

こちらが脱衣所。
木製のロッカーがこれまたいい。
都心では味わえない遠く温泉地まで来たんだなぁと感じる佇まい。

阿曽温泉

こちらが湯舟。
こういうこじんまりとした湯舟がまた味わいあるんですな~。

阿曽温泉

温泉は無色無臭。
泉質はナトリウム・カルシウム一炭酸水素塩・塩化物温泉。

阿曽温泉

湯舟のフチには温泉成分が固まっている。
この温泉、かなり体が温まるのがはやい。
湯舟の温度は39度~40度ほどかと思うのだが、少し入っただけでかなり体がポカポカになる。
肌に吸い付くようなまろやかなお湯でなんだか皮膚から温泉成分が体中にしみ込んでいく感じ。

阿曽温泉は阿曽温泉群と言われ宮川の支流には源泉が複数あり、江戸時代にはすでに発見されていたそうな。

1960年代から1970年代にかけて1軒の温泉宿(阿曽温泉ホテル)があったそうだが廃業したとのこと。

いやいやなかなかにいい湯治温泉なんじゃない。
ここでしか入れないってのはもったいないような。

阿曽温泉

阿曽温泉

阿曽温泉

阿曽小学校の校歌などもそのまま残れている。


24時間無人の阿曽の風穴で見た不気味なものとは

阿曽の風穴

さてさて、先ほどの阿曽温泉から4㎞ほど山の方に車を走らせるとあるのが阿曽の風穴。
人っこ一人いてない知らぬ山道を走るのは心細いもんだ。

阿曽の風穴

で、こちらが阿曽の風穴らしい。

阿曽の風穴

この風穴は断層性といわれ、石灰岩で出来ています。
又、内部を流れる水は腰ぐらいの深さがあり、洞窟は奥の方で水没しています。
内部空間の温度は四季を通じてほぼ一定温度なので夏は涼しく快適な空間が広がっています。
とな。

阿曽の風穴

阿曽の風穴

こんな中に入るのか・・・
人通りの全くない山の中だし・・・
携帯は圏外だし。
独りぼっちで中に入って何かあったとしても誰も気づいてくれないよなぁ。

阿曽の風穴

無茶無茶入口狭いな。
中に獣とかいないだろうか。

阿曽の風穴

中を覗くと水の音が聞こえる。
ええい!ままよ!と中に入る。

阿曽の風穴

阿曽の風穴

風穴内はライトが照らされていて、思いのほか広い空間。

阿曽の風穴

阿曽の風穴

阿曽の風穴

阿曽の風穴

阿曽の風穴

ほほん、水辺だな。
ここで行き止まりだわ。
この水の透明度がまた気味悪いほど透き通っている。

で、上を見上げると・・・

阿曽の風穴

こりゃ凄いけど・・・
なんだあの黒いものは・・・

阿曽の風穴

阿曽の風穴

うおおお~!
コウモリじゃないか~!
しかも密集してるし~!
気持ち悪いぃ~!

ちょっと騒いで起こしちゃったら狭い洞窟内を無数のコウモリが飛び交うかもしれん。
そうなるとパニクって狭い洞窟で頭ゴツン!
そのまま気絶して誰にも発見されずニュースになったらまずいぞ!

ここは冷静に・・・
静かに元来た道を戻る。

阿曽の風穴

あああ~気持ち悪いの見ちゃったなぁ~。
とりあえず出口まで来て無事に生還。

 

皇大神宮別宮「瀧原宮」を参拝

続いては先ほどの阿曽の風穴から約8㎞の場所。
道の駅「木つつ木館」へ。
小さな道の駅なのに駐車場が広く、かなりの車が停まっていたのでなんでだろう・・・

ほほう、瀧原宮というものがあるのか
なるほどみんな神社に初詣に来ているのか。
ちょっと行ってみるかなぁ。

瀧原宮

いやいやこんな場所があるとは知らなんだ。
皇大神宮別宮「瀧原宮」

瀧原宮

瀧原宮

こりゃかなり立派な神宮だこと。

瀧原宮

瀧原宮

道の真ん中に大きな木が・・・

瀧原宮

瀧原宮

瀧原宮

瀧原宮

瀧原宮の参拝は順番があるそうで。

瀧原宮

瀧原宮

順番通りに参拝。

2千年ほど昔。
第11代垂仁天皇の第4皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大神のつかいの者として、ご鎮座する地を求めて大和から伊勢方面を旅していました。

旅の途中、倭姫命が流れの速い宮川が渡れず困っていたところ。
近くに住んでいた真奈胡神(まなこのかみ)がお出迎えして、川を渡してあげました。

倭姫命はそのお礼に真奈胡神(まなこのかみ)をあがめる御瀬社(みせのやしろ)を贈りました。
それが今の三瀬川にある皇大神宮接社・多岐原神社です。

倭姫命は真奈胡神(まなこのかみ)の案内で三瀬坂峠を越えて祝詞山(のりとやま)の頂上に立ちました。
この美しい土地の名前は何ですか?
ここは大河の瀧原の国でございます。

倭姫命はこの美しい土地を天照大神の鎮座する地に選びました。
これが瀧原宮の起源です。
ってことらしいです。

 

で、気付けば朝から何も食べてなかったので道の駅「木つつ木館」で食事でも。

注文したのはシンプルにうどん。
伊勢うどんとかもあったんだけど。
伊勢うどんあんまり好きじゃないんだよね。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。