とある和歌山県の駄菓子屋さんでいろいろとお世話になってので、お土産がてらそのお店で購入したポンポン丸。
ジブリアニメの崖の上のポニョでは宗助がおもちゃのポンポン船に乗るシーンがありますが、そのおもちゃの原理がこれ、ポンポン丸。
昔懐かしいブリキのおもちゃとの事ですが、昭和47年生まれの私はこのおもちゃの存在をジブリ映画で初めて知ったのです。
たぶん私よりもちょっと上の世代、50代60代ぐらいの方の懐かしいおもちゃなんでしょうね。
価格は900円。
今の流通価格では妥当な価格なのでしょうね。
Amazonでは1000円以上が相場っぽいです。
箱の中には本体、付属品と説明書。
船のデザインはこんな感じ。
今の時代にはない独特のシンプルさがありますね。
ディテールや構造で複雑ではないところが魅力。
船の動かし方を説明した説明書。
説明書も昔から変わらないのでしょうかね。
付属品はろうそく2本とストロー、ろうそくを置くトレイ。
船の中の構造は2本のブリキの管とろうそくの熱を受けるプレートのみ。
この船を動かすにはまずは付属のストローでこの穴から水を拭きいれるようです。
こんな感じで。
反対側の穴から水が吹きこぼれるのを確認します。
プレートにろうそくをセットし、火を付けたら、船の中にセットします。
で、実際に動かしてみた動画がこちら。
ププププププと音を立てながらゆっくりと動くポンポン丸。
ろうそくの熱で暖められたボイラーから水蒸気が出ることで推進力を得て動き出します。
なんかその挙動がコミカルでめちゃくちゃ可愛らしい。
で、その後、船の内側を触ったらろうそくの墨でめちゃくちゃ手が真っ黒になった次第。
そりゃそうだわな。
ろうそくだもの。
そんなことも忘れていたとは。
今時の小さなお子さんが見たらどう思うのだろう。
電池がないのに動くおもちゃ。
夏休みの面白体験や自由研究のネタとしていかがだろうか。
蒸気機関車と同じボイラーの原理なのですが、なんでも電気で動く時代、学校の先生も動く原理の説明を分かりやすく説明するのは難しいのかも知れない。