暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

滋賀県長浜の黒壁スクエアで古い町並みを満喫、北国街道とか鉄道スクエアとか。

 

どこも満車!駐車場に困った。

黒壁スクエアの近隣には小さなタイムズパーキングのようなものしかない。

で、そのパーキングは全て満車の状態。

出庫待ちで並ぶ車もちらほら。

 

えっ!そんなに人気の観光地なのか!

それとも何かイベントでもあるのか!

こりゃ想定外だわ。

 

長浜

長浜

って事でしぶしぶJR長浜駅からちょっと外れて、海沿いにある豊公園へ。

ここの駐車場はデカいのだが、テニスの大会が行われていて常に満車状態。

駐車場探しに苦労したものの、なんとかここで車を停める事が出来た。

 

これから長浜黒壁スクエアを訪れようと計画している方は駐車場探しで苦労するので注意ですぞ。

 

長浜黒壁スクエアってこんなに観光客が多いの。

長浜黒壁スクエア

さてさて、JR長浜駅です。

駅には「秀吉がつくったまち長浜」というタイトルのガラス工芸。

 

ここ、長浜は豊臣秀吉が築いた城下町であり、非課税で商売が出来る楽市楽座の地として明治時代まで賑わった場所。

 

北国街道として、多くの商人、旅人の往来があり、銀行なども多数立ち並ぶまちだったそうな。

 

 

長浜

長浜

結構、JR長浜駅ってひらけているんだなぁ。

 

 

長浜

長浜

長浜

長浜駅を出て、まず目についたのが、この昭和感漂うビル。
長浜タワーって書いてある。

 

昭和の時代、このビルが長浜のランドマークだったのかな。

 

 

黒壁スクエア

黒壁スクエア

さて、黒壁スクエアへ到着。

って、すごい人じゃないか。

この人混みは想像していなかったわ。

結構人気の観光地だったのね。

海外からの観光客もちらほら。

 

 

黒壁スクエア

なんかめちゃ行列の出来ているお店が・・・

 

 

長浜黒壁スクエア

長浜名物、焼サバそうめんのお店だった。

翼果楼というお店。

 

 

長浜黒壁スクエア

さて、はじめの目的地、黒壁ガラス館。

この建物は明治33年に第百三十国立銀行長浜支店として建てられたもの。

黒漆喰の外壁が特徴的で黒壁銀行といわれ、当時の街のシンボルであったそうな。

 

今は黒壁ガラス館として、ガラス工芸品の展示販売を行っているお店。

 

 

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

このガラストレーなんて、なかなか素敵だわ。
1000円程度だったかな。

 

店内にはリーズナブルなガラス製品から、何十万円もする高価で希少な海外のガラス製品まで、数多く展示販売されている。

 

 

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

何故だか、仮面舞踏会のマスクなども・・・

 

長浜黒壁スクエア、楽市楽座で賑わった北国街道は今でも商人のまちだった。

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

北国街道として栄えた昔の町並みが今でも残る場所。

 

 

長浜黒壁スクエア

風情のある建物なのだが、覗いてみるとプラモデル屋だったりするのが面白い。

観光施設だけでなく、現役で商売しているお店が多かった印象。

 

 

長浜黒壁スクエア

こちらはフィギュアで有名な海洋堂のミュージアム。

入館料800円。

他にも見たいものがあったので、今回は時間的にスルー。

 

 

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

海洋堂ミュージアムショップのショーウィンドウにて。

 

 

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

こちらは大手門通り。
アーケードになっており、ちょっと雨がぱらついてきたので避難。

 

 

長浜黒壁スクエア

通りには海洋堂カプセルミュージアムなんてものあった。

 

 

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

ブラブラと散策しているとみそおでんというものがあったので食べてみる。

 

 

長浜黒壁スクエア

少し甘味のある濃厚な味噌の味。

味噌おでんは滋賀県の食べものというよりは愛知県が発祥のよう。

 

 北国街道 安藤家で美しいお庭を眺める。

長浜黒壁スクエア

明治38年から大正4年にかけて建てられた近代和風建築の安藤家。

北大路魯山人が30歳の頃、福田大観と名乗ってここで創作作業をしていたとの事。

北大路魯山人のゆかりの家なんですね。

 

 

長浜黒壁スクエア

北国街道

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

こちらは安藤家の離れ、小蘭亭。

小蘭亭という名の名付け親はなんと北大路魯山人。

この離れの扉も北大路魯山人によるもの。

円状に「寿」の透かし彫りが施されている。

この日は小蘭亭内の拝観は出来なかったが、春と秋に特別公開がされるとの事。

 

 

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

安藤家の庭も見応えがある。

古翠園と名付けられたこの庭は、長浜で気鋭の造園家として注目された布施宇吉(植宇)によるもの。

約10年の歳月をかけて完成させたとの事で、完成後もこの庭を眺めに布施宇吉(植宇)が安藤家を訪ねていたらしい。

 

今もきれいに手を入れているので、四季折々の色どりが楽しめそう。

 

 

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

長浜黒壁スクエア

安藤家は賤ケ岳合戦で豊臣秀吉に協力しました。

合戦後、秀吉は織田信長から浅井領を拝領した際に、今浜と呼ばれていたこの地を信長の名にちなんで長浜と改称し、長浜城を築城します。


そして、秀吉は長浜城下において、楽市楽座に代表される商業優先政策を実施。

賤ケ岳の合戦で大きな功績を上げた者の中から十人衆を選んで、長浜の自治を委ねます。

安藤家は十人衆として町文化に貢献した名家だったとの事。

 

 現存する日本最古の駅舎、長浜鉄道スクエアで明治ロマンを満喫

長浜鉄道スクエア

続いてやってきたのは長浜鉄道スクエア。

ここ、明治15年に北陸線開通の起点駅として、たった20年間しか使用されなかった旧長浜駅なんです。

なんと現存する日本最古の駅舎。

あまりに貴重な歴史資産なので、鉄道記念館として公開されている場所。

 

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

こちらが改札口前の三等待合室。

ここから長浜鉄道スクエアに入る。

入館料は300円。

訪れる人の年代は様々。

小さな子連れの家族や、シニア夫婦。

またまた、女性グループなどなど。

 

長浜鉄道スクエア

これが明治時代の運賃表。

三銭から乗れたみたい。

 

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

こちらは一二等待合室。

この木の床の感じがなんとも。

 

長浜鉄道スクエア

こちらは倉庫係室。

荷物預かり所みたいなものなのかな。

 

長浜鉄道スクエア

大阪駅行、神戸駅行との札が付いた荷物。

明治時代の鉄道ってこんな感じだったんですね。

 

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

駅長室の机の上にあったもの。

何をするものなのだろう。

ベルのようなものなのだろうか。

何か説明書きのようなものでもあればいいのだが・・・

気になる。

 

 

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

続いて北陸線電化記念館へ。

こちらは日本で唯一現存している国鉄ED70形電気機関車。

 

 

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

運転席はこんな感じ。

なんか結構複雑そうだわ。

 

 

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

こちらはD51形793号蒸気機関車。

これほどまじかに蒸気機関車を見たのは初めて。

印象としてはまさしく鉄の塊という重量感に驚く。

そしてスチームパンクっぽいメカメカしさ。

やはり別格のカッコよさだな。

 

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

機関室にあるバルブやレバーの複雑な事。

やはり男性はこんなのが好きなんだな。

 

聞いた話なのだが、蒸気機関車が黒い煙を出すのはマキをくべる機関助士の腕が悪いのだとか。

黒い煙が出るという事は不完全燃焼を起こしているということであり、腕の良い機関助士は完全燃焼するように計算してマキをくべるのだとか。

完全燃焼すると熱エネルギーの効率もよく、煙の量も少ないのだとか。

 

長浜鉄道スクエア

 

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

続いてやってきたのは長浜鉄道文化館。

ここでは鉄道模型の展示をしていた。

 

って天賞堂って何?

天賞堂は明治12年創業の銀座の宝飾・時計店なのだが、鉄道模型でも有名なお店。

その天賞堂が手掛けた鉄道模型を展示しているみたい。

 

天賞堂 鉄道模型|Tenshodo

 

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエア

スゴイ。精巧すぎてビックリ。
こんな鉄道模型があったなんて初めて知った。

天賞堂のサイトで価格を調べてみるとSL車両で概ね20万円ほどのお値段。

 

そりゃそうだろうな。

まるで腕時計のような精密さだもの。

 

また展示されている数もすごい。
写真はほんの一部。

到底、一台一台見て回ることは出来ないほどの模型車両の数。

Nゲージのはるか上を行く大人の趣味の世界だな。

 

天賞堂。
なんかスゴイ世界を知ってしまったわ。

 

 

まとめ

長浜黒壁スクエア

これ、飛び出し坊やのとび太くん。

なぜ、お土産物屋にとび太くんなの?

 

実は子供の飛び出し注意の啓蒙活動はここ滋賀県から始まったのだ。

というちょっとした豆知識。

 

長浜鉄道スクエア

長浜黒壁スクエア

いやいやこんなに観光客が多い場所だとは思ってなかったな。

そして、行列が出来る飲食店が多いのも驚いた。

カフェも沢山あり、お土産物屋も充実している。

またオシャレなお土産品も多い。

 

もしかして長浜はインスタ映えスポットとして人気なのかな?

やっぱり実際に行ってみないと分からないものだな。

 

ではでは。