暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

引っ越しした銀行の支店のATMが1台に削減された。露骨なやり口の品のなさよ

IT技術の進化って便利になったなぁと思う反面、融通が利かないなぁなんて思うことがままある。

レストランに行くと注文はタブレットだし、配膳はロボットだし、お会計も無人レジ。
これはこれで、仏頂面した店員に心証を害して食事をするよりはマシだわなと思う。

 

で、今日あったことで少々感慨深いことがあった。

人口25万人以上の都市に住んでいるんだが、その主要駅の駅前に三井住友銀行の支店があったんだ。

その支店が2月から近くのショッピングモール内に移転をしたわけだが・・・
なんとこれまで4台あったATMがたったの1台になっていて、そりゃもう長蛇の列なんだわ。

 

銀行員はスマホ口座「Olive」のチラシを配って回るんだけど・・・
もうあからさまにATMの利用を制限して、スマホ口座への移行を促しているのが見え見えな感じで、なんかやり方が子供っぽいなぁなんて思った。

ATMに並んでいた清楚なおばあちゃんは一応、スマホ口座の案内を素直に聞いてはいたものの・・・

「最近の若い者はろくなことせぇへんわ!」

と誰に言うでもなく、大きな独り言を吐いていた。

「わかるよ。おばあちゃんその気持ち」

とかく世の中はIT技術で合理化、コスト削減で、世の中のサービスから「気づかい」が消えていってんだ。

これに順応していくしかないんだよ。

 

新たな支店はまるでスマホショップなのかといういうほど狭く、窓口待ちの椅子もほぼない。

銀行員は来客する人に対して要件を聞き、窓口以外の方法を積極的にアナウンスしている。

ほほう、こりゃまるでバリケートだな。
窓口には絶対に行かさんというと気概を感じる行員の目。
来客が多いのでついつい早口でぞんざいな口調になる行員。
質問をする余地を意図的に与えない、はいそく次の方。

移転して初めての月末だもんな。

こりゃもうどちらにとっても修羅場だわ。


とはいえ三井住友銀行もATMを1台に減らすのはあまりに露骨なやり口だと思う。
やり口がまるで漫画やなぁとちょっと笑ってしまった。

なんかコスト削減を盲目的に行っている感。
社会ニーズよりも、まずは銀行でルールを作るからそれに従ってね。
ということなのだろう。

時期早々だと思うけどなぁ。

お年寄りたちはうろたえるだろうし。
ワンタイムパスワードとか・・・できるかな。

ってことでみんなが右往左往している銀行での出来事だったとさ。
ではでは。