さてさて、今日は奈良県香芝市にある屯鶴峯(どんづるぼう)へ。
午前中に家内ととある事から別居するかどうかというヘビーな会話をした後である。
専用駐車場の駐車スペースは5台ほど。
地元の人しかほとんど来ない場所なのではあるが、なかなかの奇勝スポットなのである。
ここが屯鶴峯(どんづるぼう)の入り口。
屯鶴峯(どんづるぼう)は県指定天然記念物なんだな。
で、屯鶴峯(どんづるぼう)がダイヤモンドトレールの起点。
ダイヤモンドトレールとは大阪、奈良、和歌山を結ぶ歴史的トレイルコースで、金剛葛城山系の稜線を縦走する長距離自然歩道。
奈良県香芝市の屯鶴峯から、二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山、大阪府和泉市の槇尾山を結び全長約45kmに及ぶ。
で、恥ずかしながらここで自撮り。
GRⅢで自撮りをするのはなかなか難しい。
というのも、今回SLIKのメモアールT2を持って来たので自撮りでも楽しもうかと。
GRⅢに装着するのに便利なんだな。
整備された道を歩くとすぐに珍しい奇観が広がるんだ。
こちらは休憩スポット。
って休憩するほど歩いてないけど。
駐車場から5分ぐらいの場所なんだ。
まぁようこそ屯鶴峯(どんづるぼう)へというウェルカムスペースだな。
ん、映画のロケ地だと。
「天使のいる図書館」って映画。
知らんかったわ~。
横浜流星君が主演の映画なんだ~。
こちらが奈良県の珍スポットである屯鶴峯(どんづるぼう)。
1000年以上も前に二上山が噴火し、その火山灰が水の底に溜まったのだが、地殻変動で隆起して地上に現れ、長年の風化によってこのような珍しい景色となった。
屯鶴峯(どんづるぼう)とは鶴が屯むろ(たむろ)しているように見えたため屯鶴峯(どんづるぼう)との名が付いたそう。
で、今回の目的は戦時中に造られた防空壕の探索なんのだ。
防空壕に関しては後に詳しく述べるが、自撮りが楽しくてGRⅢであちこちで自撮りをした。
こちらは西峰山頂という場所。
標高150mなんだけど。
この空の広がりは標高150mとは思えないよね。
どちらが標高150mからの景色。
それなりに標高があるような錯覚を起こすよな。
で、目指すはこの西地下壕という場所。
で、やって来たのだが2つ防空壕があるな。
近づいてみる。
覗いてみる。
で、まずは記念撮影。
ってじらすよな~。
結構奥まで掘ってあるぞ。
中に入りたかったけど水びたしだわ。
ちなみにNPO法人 屯鶴峯地下壕を考える会の調査報告書によると内部はこれほど広いらしい。
この地下壕は本土決戦に備えて作られたもので、昭和20年4月に全国の陸軍航空部隊を統一指揮するための航空総軍が編成され、その司令部諸施設として、屯鶴峯近くの山中に同年5月〜8月の3ヶ月間で掘られたそうだ。
航空総軍の日本でただ一か所の戦闘指令所として秘密裡に建設された軍施設。
トンネルの発掘は朝鮮人兵士が作業をしたそうでその数200人といわれるが、実際は100人とのこと。
発掘作業を行ったのは師団19502部隊北野部隊という部隊でハンマーで穴を掘るのが日本兵で土を運ぶのが朝鮮人兵士だったそうだ。
昭和20年8月15日に終戦を迎え、地下壕は未完のまま、作業中止となった。
終戦後、すぐに朝鮮人兵士は大阪方面へと送られ、8月20日、軍の命令により関係資料を焼却したという。
陸軍大正飛行場(現大阪八尾飛行場)に近いことから陸軍の司令拠点として地下壕を掘った可能性が高い。
だが、当時の噂では「皇族の避難場所」やら「大本営移転の場所」と話もあり、高松宮や秩父宮か、屯鶴峯(どんづるぼう)に地下壕が建設され沢山の人が奉仕したとの伝聞もある。
信じるか信じないかはあなた次第ということだ。
さて、こちらもう一つの地下壕の入り口。
で、まずは記念撮影。(もうええって!)
こちらも中は水びたしで中に入っていけそうになかった。
屯鶴峯(どんづるぼう)の地下豪、心霊スポットとして訪れる人もいるらしいが、未完成で終わった地下壕なのでなんのいわくもくそもへったくれもないのよ。
まぁあるとしたら、この地下壕を掘った人の思念みたいなものはあるかもしれんが・・・
まぁ地下壕ではないが屯鶴峯(どんづるぼう)で自殺をした話はよく聞く。
さて、地下壕も見れたし、自撮りしながら屯鶴峯(どんづるぼう)ハイキングを楽しもうかな。
ちょっと自撮り慣れてきた感じ。
独りぼっちなのに「あれ見てよ!」ってポーズ。
誰に言っての?
っていうのが面白くて撮影。
こっちでも「あれ見てよ!」ポーズ。
独りでなにやってんだか。
さてさて、ちょこちょこっと自撮りを試してみて・・・
無茶苦茶急な崖を登っているような演技をしてみたり・・・
やべ~急斜面だ~!ていう演技をしてみたり・・・
遊び始めたぞ。
10秒タイマーで急いで岩の上まで走る。
で、たまにピントがずれる。
ということで屯鶴峯(どんづるぼう)を楽しみ。
最後に意味もなく「ばんざーい!」
すると反対側にいた人が・・・
「は?」
こっちも「は?」って感じだったわ。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。