暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

三重県名張市の歴史スポット初瀬街道へ。ひやわいとかやなせ宿とか名張藤堂家邸とかを訪ねる

初瀬街道

さてさて、今日やってきたのは三重県名張市の初瀬街道。
三重県でありながら名古屋よりも大阪、奈良へのアクセスが良く、大阪や奈良に勤務するサラリーマンのベットタウン。

大阪や奈良で近鉄沿線に住んでいる人なら名張と地名をよく聞くと思うが、実際には行ったことがないという人も多いのではないだろうか。

実は名張には初瀬街道という古い街道があり、江戸時代に流行したお伊勢参りでは大阪、奈良、京都から伊勢参りをする際の街道としてにぎわったそうな。

そしてここ名張には名張八宿という伊勢参りの宿場町であった。

 

登録有形文化財の建物が多く残る初瀬街道の町並みを散策

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

レトロな町並みが残る初瀬街道。

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道には多くの有形登録文化財の建物が残されている。
こちらは昔の銭湯であった建物。

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

初瀬街道

街道沿いの町並みも素敵だが、ちょっと裏路地に入るとこれまた素敵な光景が広がる。

ひやわいと江戸川乱歩誕生の地

初瀬街道

名張市は怪人二十面相で有名な江戸川乱歩の生誕地でもあるんだな。
写真は近鉄名張駅前にある江戸川乱歩の銅像。

初瀬街道

こちらが江戸川乱歩の生誕の地。

初瀬街道

この場所に江戸川乱歩が誕生したときの家が建っていたそうだ。

そしてこの江戸川乱歩の誕生地はひやわいの中にある。

ひやわい

ひやわいって何よ?
ひやわいとは人一人が辛うじて通ることのできる、民家の間を縫う細い路地のこと。
ここ名張では裏路地のことをひやわいと呼ぶらしい。
初瀬街道の町中にはこのような路地裏が多い。

ひやわい

ひやわい

こちらがひやわいと呼ばれる路地裏。
この狭さだからね。
このひやわい沿いに江戸川乱歩生誕の地があるんだな。

 

 

やなせ宿を訪ねる

やなせ宿

初瀬街道

さてさて、続いてやってきたのは初瀬街道にあるやなせ宿と呼ばれる場所。
宿という名が付いてますが、宿ではなく、薬商であった細川邸を改修工事をして公開している。
ちなみに見学は無料。

やなせ宿

やなせ宿

なぜだか土間の場所に駄菓子が売られている。

やなせ宿

やなせ宿

やなせ宿

やなせ宿

やなせ宿

やなせ宿

やなせ宿

ここは観光案内拠点みたいなところかな。
ランチなんかも食べれるみたいだった。

 

 

名張藤堂家邸跡を見学

名張藤堂家邸跡

さて、続いてやってきたのは名張藤堂家邸跡。
ここ名張は藤堂高虎の養子であった藤堂高吉が治めていた地。
そのお屋敷の一部を再建して公開されている。

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

入館料は大人200円。

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

藤堂家は明治時代の廃藩置県で男爵の称号を得たそう。
学習院時代には三笠宮殿下とご学友となり、三笠宮殿下が名張に来た際にこの茶室に宿泊されたのだそう。

名張藤堂家邸跡

廊下まで畳敷きというのは珍しいよね。

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

こちらは朱具足と呼ばれる甲冑。
実際に大阪の陣で使用された具足だと言われている。

名張藤堂家邸跡

名張藤堂家邸跡

こちらは秀吉からの書状。
このような展示物は撮影禁止の場所が多いのだが、ここでは撮影してもいいのだとか。

こちらは兜。
前方に丸い凹みがあるのだが、これは銃弾で撃たれた跡らしい。
撃たれた本人はこの銃弾の衝撃で気絶をしたらしいが大阪冬の陣の際、雪の寒さで意識を取り戻したらしい。

こちらは隣の神社に移設された名張藤堂家の旧正門(通称太鼓門)なのだとか。
こりゃ時代劇でよく見るお代官様の門って感じだな。

さてさて、今回は三重県名張市を訪れてみましたが、名張、桔梗が丘というベットタウンのイメージとはかなり違いますよね。
行ってみないと分からないもんだわ。

名張がこんなにも歴史深い場所だったとは。

ちなみに歴史ボランティアの人に聞いた話だが伊賀忍者の発祥はここ名張なのだとか。
奈良時代、名張界隈は奈良の大仏で有名な東大寺の支配下だったそうな。
名張の人たちは東大寺の厳しい年貢に反旗をひるがえし、黒田の悪党として東大寺と対立したそうな。(名張市黒田という地名が今でもある)

ちなみに当時、悪党とは悪いものという意味ではなく、反乱を起こしたもの、または強者という意味。

東大寺と対立し、強力な地侍集団としてゲリラ戦を得意とした戦術集団であったそうな。
南北朝時代には河内の大悪党であった楠木正成に呼応し、南朝方として挙兵している。
この黒田の悪党がのちの伊賀忍者となったのだそうだ。

 

いや~今日はいろいろと勉強になったなぁ。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

京都の絶景スポット。燃えるような赤いキリシマツツジが満開の長岡天満宮とか京都観光の穴場スポット青紅葉が美しい光明寺で長岡京市を満喫する

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

さてさて、本日やってきたのは京都の絶景スポットである長岡天満宮。
キリシマツツジが有名で、まさに今が満開とのこと。
昨日夕方の情報番組で中継をしていたがキリシマツツジのインパクトが凄かったのでこりゃ一目見てみたいとやってきた。
到着したのは11時頃。

臨時駐車場にバイクを入れると、スタッフの人がバイクならこの先の交差点を左に曲がって鳥居をくぐった場所に駐車できるし、そっちの方が近いよ。
と案内され・・・
「さっきも大型バイクが5台ほどそっちに向かったわ!」と教えてくれた。
で、行ってみるとほほん、まさに長岡天満宮の目の前ではないか。

 

キリシマツツジの密集度にビックリ!京都長岡京市の長岡天満宮

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

見てよこれ!
キリシマツツジが見頃とあって長岡天満宮周辺は大渋滞。
駐車場待ちの車が大行列ですごいことになってるなぁ。
その点、バイクはスイスイーっと近場まで行けて駐車料金もいりませんから楽ちんだわ。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

さてさて、見頃を迎えたキリシマツツジとはどんなもんでしょうかね。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

おお~ずげ~。
参道に真っ赤な絨毯ならぬ真っ赤な壁。
そして、人・人・人。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

いやいやこんなに密集したツツジは見たことないわ。
まさに燃えるようなツツジだな。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

まさにツツジ回廊だわ。
こんなのここだけじゃないかなぁ。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

このツツジの花の密度が凄いわ。
海外からの観光客もいるし。
いやいやここまで凄いとは知らんかったなぁ。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

錦水亭という料亭まであるんだな。
いい雰囲気だよね。
水面越しにツツジを眺めながらいただく竹の子料理はいったいいかほどかと調べてみると13000円~だと。
貴族だな。

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キリシマツツジが満開の長岡天満宮

せっかく来たので参拝しようと思ったけどこの行列で断念した。
みんな考えることは同じだな。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

この時期は青紅葉も美しいよね。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

藤棚もあったぞ。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

水面に建つ料亭の建物が古風で味わいがある。
こりゃ料亭でご飯を頂くより、この情景を眺めながら外でお弁当を食べるのが正解かな。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

京都長岡京市の特産物は竹の子らしく、竹の子最中なんてのがここ長岡天満宮の名物らしい。
こりゃ珍しい最中だかこと。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

で、地域ボランティアがやっている売店を発見。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

地元のたけのこのステーキ300円かぁ。
こりゃちょっと食べてみたいなぁ~。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

ってことで竹の子ステーキ300円を購入。
これ、めっちゃやわらくて美味かった。
やはり今の時期の竹の子は美味いよね。

キリシマツツジが満開の長岡天満宮

さてさて、キリシマツツジも堪能したし、お腹も満たされたので他の観光地に移動しようかなとバイクを停めた場所に帰ってきたのだが、あらまぁめちゃバイク停まってるやん。
車の駐車待ちの渋滞もかなりすごいことになってるし・・・

 

京都観光の穴場スポット!青紅葉が美しい長岡京市の光明寺が凄かった

京都の絶景スポット青紅葉が美しい光明寺

さてさて、続いてやってきたのは京都長岡京市にある光明寺。
先ほどの長岡天満宮からバイクで約7分の場所。
長岡天満宮で長岡京市の観光案内をもらって、紅葉のきれいなスポットと紹介されていたので、青紅葉を美しいじゃないかなと思ってやってきた。

光明寺

おおう!初めて知ったお寺だけど、結構広くて立派な感じじゃないか。

京都光明寺

うあ~静かで趣ある~。

京都光明寺

広い石階段が印象的。

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

ずいぶんと立派な建物だなぁ。
御影堂というらしいが、大きな講堂で、なにやらお坊さんの講話が聞こえてくる。

京都光明寺

京都光明寺

なにやら今日は宗祖法然上人立教開宗850年記念法要だとかとで、すごい数のお坊さんがいらっしゃる。
講堂ではすごい立派な法要が行われていた。

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

いやいやここ京都観光の穴場なんじゃない。
新緑とお寺のシルエットが美しいし、メジャーな観光スポットじゃないから観光客のいないし、静かで美しい場所だわ。

京都明光寺

京都明光寺

なによここ!石庭なんかもあるじゃない。
知らなかったけどめちゃめちゃいい場所じゃないか。

京都光明寺

京都光明寺

見てよこの密集した屋根瓦の美しさ。
ここまじで観光客がいなくて静かで京都観光の穴場だわ。

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

京都光明寺

いや~何時間でも眺めていられるわ~。
京都にこんな静かな場所があったとはね~。

京都光明寺

お寺の中にエスカレーターがあるのが面白い。

京都光明寺

京都光明寺

気持ちの良いそよ風が吹き抜ける境内で、法要のお経を聞きながら眺める新緑は格別だわ。
ほんとうに気持ちがよい。
こりゃラッキーな一日だな。
本当は教えたくないけど、ここマジでお勧めだぞ。

 

帰りは関西のバイクスポットである針テラスに寄る

さてさて京都から大阪への帰りは奈良県のバイクのメッカ針テラスに寄って帰りますかな。
国道163号線、京都いづみチャーミングロードというなんともお茶目な名前の国道を通て遠回りして帰路へと向かう。
途中の峠でまだ桜が咲いていたので記念撮影。
っていうかこれほんとに桜?

京都いづみチャーミングロードというなんともお茶目な名前の国道なので茶畑が多い。
ここ和束町は800 年前から続く京都府最大の茶産地なんだな。
のどかな里山を走るのは気持ちがいいもんだ。

針テラス

で、関西のバイクスポットである奈良県の針テラスの今日のバイク状況はというとこんな状況。
今日は多いだろうなと思っていたけど、無茶苦茶バイク集まっているなぁ。
まぁいつもよりドヤっているバイクが多いこと。
いや~ここまで盛況だと楽しいよね。
私のバイクはぜんぜんドヤれんけどね。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

 

京都の絶景スポット!遅咲きの桜「黒田百年桜」

さてさて、今日は所用で京都のかやぶきの郷美山へ行ったんだけど、そこからまた所用で今度は滋賀県の雄琴温泉まで行かねばならない。

国道162号線から国道477号線を通り、鞍馬街道を抜けて琵琶湖へと向かう道すがら・・・

黒田百年桜

急に眼に飛び込んで来たのがこんな光景であった。
なんじゃこりゃ。
まだ、桜が満開に咲いているし、なんとも風情がある建物。
手前には花見駐車場との看板も立ってるし、こりゃちょっと寄って撮影せねば。
と駐車場へと入る。

黒田百年桜

黒田百年桜

黒田百年桜

黒田百年桜

黒田百年桜

黒田百年桜

黒田百年桜

黒田百年桜という桜が近くにあって京都市内で一番遅咲きの桜なのだとか。
見頃のシーズンには黒田百年桜まつりが行われ、黒田百年桜の向かいの「おーらい黒田屋」というお店でよもぎ餅やらお弁当やらお寿司などが売られている。

ちょうど私が来たのが黒田百年桜のハイシーズンだったみたい。

いや~こんな桜スポット知らなかったなぁ~。
偶然、今日国道477号線を通ったので気づいたけど、これ桜シーズンじゃなかったら知らないままだったろうな。

いやいやとてもいい発見だったわ。

で、初めて国道477号線の鞍馬街道を走ったが、結構な酷道なんだな。
機会があればバイクで走ってみたいな。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

三重県の道の駅「飯高駅」までバイクツーリング。国道166号線は気持ちのいいワインディングロードだぞ!

三重県のバイクツーリングスポット

さてさて、今日も天気がいいのでバイクツーリングです。
今回は奈良県の宇陀市から三重県の松原市へと抜ける国道166号線で三重県の道の駅「飯高駅」まで目指そうかと・・・
山の中にはまだまだ桜が残っている感じですな。

三重県のバイクツーリングスポット

いや~まだまだこれほどの桜が残っているとは。
で、この場所は何処かというと・・・

三重県のバイクツーリングスポット

奈良県宇陀市の宮奥ダムなんですな。
ここはまだまだ桜が美しいわ。

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

ほら、なかなかいい雰囲気でしょ。
日本の里山の集落って感じがいいよね。
背後では外国の方がカメラを構えている。
誰か地元の人にでも連れて来てもらった感じなのかな。
バイクの手前では桜の花びらが舞ってボケているのもいい感じだなぁ~と。

 

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

さてさて、どんどんと山奥へと進んで、1000本の枝垂れ桜で有名な高見の郷までやってきた。
もう駐車場は満杯で、すごい路上駐車の数。
今日が見頃なんだろうな。

三重県のバイクツーリングスポット

遠くに見える枝垂桜が奈良県の絶景スポットである高見の郷の1000本枝垂桜。
奈良県では吉野に次ぐ桜の人気スポット。
私も2回ほど行ったことがあるので興味がある人は下記記事を参考にしてね。

www.smilejapan.jp

 

三重県のバイクツーリングスポット

さてさて、国道166号線を走って、奈良県から三重県松坂市へと。
ここは峠の頂点である休憩スペース。
いやいや今日はさすがにバイクが多いなぁ~。
で、ここから下りの急カーブとか結構高くてすごい道なんだよなぁ。

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

三重県に入って、桜を見るたびにバイクを停めて記念撮影。
なかなか先に進まないけど、もともとのんびりツーリング派ですからね。

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

で、桜のバイクの撮影をしていると、急に風が吹いて目の前が桜吹雪に・・・
おう~シャッターチャンス、シャッターチャンスとカメラを構えなおして撮影したものの・・・
なんかそれほど桜吹雪感が出ていない。
桜吹雪の撮影ってほんと難しいな。
基本、風待ちでかなりの時間を要するんだろうな。
その場しのぎではぜんぜんダメだわ。

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

遠くに見える色づく山の景色を眺めながら茶畑の道を行く。
三重県側はなだらかなワインディングコースで本当に気持ちがいい。

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

国道166号線沿いを流れる櫛田川。
むちゃくちゃ水がきれいできれいな眺めなんだな。
これって目線の高いバイクでして気づけない光景なんだな。
自動車では橋の下を眺めることが出来ないからね。
こういう景色に気づけるのもバイクの面白さだよね。

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

この山の色づきとかたまんないですよ。
まさに山笑う季節ですな。

三重県のバイクツーリングスポット

三重県のバイクツーリングスポット

春らしい清らかな川の流れも素晴らしい。

三重県のバイクツーリングスポット

で、トンネルの向こうの桜の景色はなんだこれ!

三重県のバイクツーリングスポット

トンネルを抜けた場所にあった見事な桜の木。
こりゃちょっと記念撮影だわ。

三重県のバイクツーリングスポット

ってことで、いろいろ撮影をしながら三重県の道の駅「飯高駅」に到着。

三重県のバイクツーリングスポット

バイクの駐車場の状況はこんな感じ。
一見少ないように思うけど、この後ろにもバイクが止まっていて、国道166号線はバイクツーリングの名スポットでもある。

三重県のバイクツーリングスポット

道の駅「飯高駅」の中には有名人、アナウンサーのサインがずらりと・・・
関西のテレビや中京のテレビが混在していて面白い。
関西系列は知っている人多いけど、中京系はぜんぜん分からん。
なんか地方のはざかい感があって面白い場所だわ。

三重県のバイクツーリングスポット

さてさて、昼食は道の駅で買った炊き込みご飯と伊勢茶。
今日は天気がいいし気温も暖かいし、外のベンチで食べるのが気持ち良さそうだ。

三重県のバイクツーリングスポット

おおう!こりゃ旨そうだな。

三重県のバイクツーリングスポット

で、腹も満たしたし、最近集めている道の駅で売っている国道ステッカーもゲットしたし、そろそろ帰ろうかなと。

ちなみに道の駅「飯高駅」近くには珍布峠(めずらし峠)という非常にめずらしい絶景スポットがあるのでぜひ立ち寄ってほしい。
今回のツーリングで寄ってないが、以前に行って記事にしてあるので興味のある人は下記記事を参考に。

www.smilejapan.jp

 

 

さてさて、帰りは気になる山村を探索しながらのんびり帰りますよ。

で、奈良県の道の駅「宇陀路大宇陀」で小休憩。

仏壇にお供えするお花が安かったので購入。
バイクに括り付けて帰るとするかな。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

 

奈良県の桜の絶景スポット!やはり吉野山は別格だぞ。奈良県お花見バイクツーリング

奈良県の絶景お花見バイクツーリング

さてさて、今日も奈良県の絶景お花見バイクツーリングです。
大阪の自宅を出たのは7時半。
奈良県に入り、しばしコンビニで休憩してここから桜の名所である吉野へと向かう。
到着予定時間は9時とのことだが・・・

奈良県の絶景お花見バイクツーリング

いや~ようやく下千本の観光駐車場についたのが10時30分だわ。
昨年までのコロナ過では中千本の駐車場までバイクや車で行けたのだが・・・
吉野川付近でかなりの交通規制がかかっている。
コロナ過が明けた今年は中千本は一般車両が通行禁止となり、如意輪寺で通行止め。
シャトバスやタクシー以外は吉野に入れない。
如意輪寺まで来たのはいいけど、バイクの駐車場は満杯となり、奈良県警による交通規制も厳しく、あえなく近鉄吉野山駅まで引き返す。
そんな事実を知らない吉野山へと向かう反対車線は長蛇の渋滞。

近鉄吉野山駅まで下り、下千本の観光駐車場へと続く道は通行止めかと思いきや、なんなく通行出来てようやくバイクを停めることが出来た。
この事実を知らないとが多いようで、下千本のバイクの駐車場はガラ空きだったわ。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

さてさて、何とか駐車場を確保して、下千本から中千本へと向かう。
いや~近鉄吉野山駅付近は駐車場難民の車とあきらめて引き返す車で大渋滞だった。
そこにシャトルバスとかも通るからすごい交通規制がかかっているんだな。
吉野は別格の桜の絶景なんだけど、交通事情も別格なんだな

 

下千本でつげ義春ワールドにタイムスリップだわ

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

いや~下千本の桜も見ごたえがあるじゃないですか~。
無茶苦茶人が多いですが・・・

奈良の絶景お花見バイクツーリング

狐のお面をかぶって焼き栗を売るお店。
まるでつげ義春の漫画の世界に潜り混んだよう。
ここは「ゲンセンカン」かよ。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

民芸品を売るお店も味わいあるよね。
ここも昭和のつげ義春ワールド満載だわ。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

そしてここは吉野で有名は柿の葉寿司のお店「ひょうたろう」
さっそく柿の葉寿司を購入する人が行列をなしている。
一日置いて食べるとより美味しいらしい。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

で、やってきたのは吉水神社。
ここは秀吉がお花見をした場所で有名な場所。
一目千本と呼ばれる絶景スポットなんだな。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

で、これが一目千本の情景。
中千本、上千本の桜が一望できる場所。
みんな「うぁ~!」と声を上げずにはいられないほどの絶景。
写真では霞がかかっているけど、ここは吉野随一の絶景スポットなんだな。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

ここの景色は一生に一度は見たい景色だと思う。

 

中千本の桜の情景

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

昨年まではバイクで通れてたんだけど、今年はシャトルバスとタクシーだけが通れるようになっている。
バイクと上千本の桜の情景のショットが撮れたスポットだったのだが・・・
コロナ過が明けて規制が厳しくなったんだろうな。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

吉野山で有名なうなぎ屋さんも大行列。
桜シーズンの吉野山ではどこのお店も大行列なので昼食難民になりがち。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

で、私はいつものお店でお稲荷さんを購入して、軒下で食べるんですな。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

 

上千本から見下ろす吉野山

さてさて、上千本まで歩くのは面倒なので、バスで奥千本まで行って下ろうと思ったのだが、奥千本行のバスは80分待ちだと・・・
仕方なく花見矢倉まで歩くか。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

さてと、中千本から上千本の花見矢倉まで歩くこと40分。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

こちらが花見矢倉からの情景。
金峯山寺までが一望できる場所。
吉山の観光ポスターなどでよく見る情景。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング


大海人皇子(天武天皇)が建立した桜本坊

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

さて、吉野山を訪れた際にぜひ訪れて頂きたいのが桜本坊。
拝観料は1000円と少々お高いが大海人皇子(天武天皇)が建立した桜本坊の大講堂はなかなかに見ごたえがあるんだな。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

 

最後に

桜の名所である吉野山は山岳信仰の地でもあり、南北朝時代の南朝の御所があったり、宗教的にも、歴史的にも奥深い場所なんだ。
源義経の吉野落ちなんかもあったりね。

歴史深く権現信仰が深い吉野は神道とも、高野山のような仏教ともまた違う、自然信仰の独特な雰囲気が感じられる。
ちなみに権現とは日本の神様が仏教の仏や神様に姿を変えて現れた仮の姿で神道と仏教が微妙に重なっているんだな。

さてさて、小腹が減ったので、吉野を後にする際にタケノコの天ぷらをいただく。
これにて2024年の春の桜のシーズンは終わりかな。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

 

奈良の桜の絶景スポット!藤原京跡の菜の花畑や明日香村の石舞台古墳とを巡るお花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

さてさて、今まさに桜が満開の時期ですな。
あっちの桜にこっちの桜と・・・
桜が散るまでにどれほど絶景スポット巡りができるか。
毎日毎日忙しいというわけです。

で、関西のあちらこちらで気象庁から桜が満開との発表がある週末。
そうなると当然、沢山の人が出かけるわけで、あっちの道、こっちの道と大渋滞。
いや~どこに行くにも表通りは渋滞だらけで裏道を駆使しつつ今日もお花見バイクツーリング。

 

広大な菜の花と桜のツーショットが撮れる藤原京跡の菜の花畑へ

奈良県お花見バイクツーリング

さてさて、やってきたのは奈良県橿原市にある藤原京跡。
藤原京跡は花の撮影スポットとして有名で、春は菜の花、夏はハス、秋はコスモスと広大な都の跡地に様々な花ゾーンが設けられている場所。
中でも春の菜の花と桜のツーショットが撮影できる場所として有名で、桜のシーズンには臨時の駐車場を設けて多くの観光客が訪れる。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

この菜の花の広大さは毎年来るたびに圧巻だなぁと思う。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

いや~絶景ですな。
ピカピカの一年生がランドセルを背負って記念撮影しているも多い。
ペットを連れてペットとともに記念撮影をする人も多い。
コスプレっぽい人もいるなぁ。

なんかモンシロチョウも舞ってるし、ここは極楽かとも思える景色。
屋台とは出ててもおかしくないぐらいの集客力のある絶景スポットなんだな。
駐車場も無料だし、もっと商売っ気があってもと思ってしまう。

 

明日香村の石舞台古墳へ

奈良

さてさて、続いてやってきたのは日本の原風景が残る奈良県明日香村。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

これぞ桜スポットと言われる場所ではないが、明日香村の風情ある春の景色がロマンチックなんだな。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

やった来たのは明日香村の石舞台古墳。
ふだんは閑散とした観光地なんだけど、今日は近隣の駐車場が満車になるほど盛況。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

石舞台古墳の入り口。
石舞台古墳の周りにも桜があるんだな。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

石舞台古墳の周りの桜はこんな感じ。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

で、石舞台古墳の手前の丘には菜の花畑があって、その菜の花畑越し石舞台古墳の桜をねらう。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

そうするとこんな感じで、手前の菜の花、奥に桜、さらに奥に山という遠近感のある桜が撮影できる。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

また、日本の原風景を背景に桜を撮影するのもいい。
こういう景観が好みなんだよなぁ。奈良の絶景お花見バイクツーリング

石舞台古墳の丘から撮影。
遠くに見える二上山のシルエットとか美しいよね。
万葉の歌でも沢山歌われている二上山のシルエット。
古の飛鳥人が見ていた当時と変わらぬ姿かたちと思えばロマンがあるよね。

 

明日香村ののどかな情景

奈良の絶景お花見バイクツーリング

さてと、明日香村から高取町へと抜ける芋峠。
ここまで来ると人も少なく、のどかな風情となる。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

峠に差し掛かる手前にある関西大学の飛鳥文化研究所にて。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

すこし脇道にそれて集落の入り口にて休憩。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

こういう集落の景色をボーっと眺めるのも好きなんだなぁ。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

橋の上で休憩していると、川のせせらぎと鳥の鳴き声しか聞こえんのがまたいいだよ。
で、橋の段差に腰を掛けて、集落を眺めながら休憩していると・・・

小さなドローンを飛ばしながら歩いてくるおじさんが・・・
ドローンを歩く視線に合わせて飛ばして散策しているみたい。
ほほう、このおじさんもこういう集落の景色が好きなのかな。
私はカメラで、おじさんはドローンで、集落を撮影している。
なんかいろいろな楽しみ方があるんだなぁ。面白いなぁ。
で、ドローンで撮影を終えたおじさんはレクサスに乗って帰っていった。
へえ~金持ってんだなぁ~。
ドローンのおじさんがレクサスとは意外だったわ。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

さて、芋峠から再び明日香村に戻っていた。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

こういう何気ない景色でもなんか雰囲気があるのが明日香村なんだな。

奈良の絶景お花見バイクツーリング

奈良の絶景お花見バイクツーリング

というのも、この景色の反対側の目の前には大化の改新で活躍し、後の藤原家繁栄の祖となった藤原鎌足誕生の地があり、産湯の井戸が残されている。

こういう飛鳥時代の遺跡が意外に沢山、ひっそりと残されているのを目にしながら、明日香村の景色を眺めるから、明日香村の景色が日本の原風景として魅力あるものに映るのかもしれん。

 

奈良の絶景お花見バイクツーリング

ってことで、今日はこれまで。
ではでは。
明日はいよいよクライマックスの吉野山かなぁ。
早起きしないと。

 

 

奈良の桜の絶景スポット!又兵衛桜(本郷の瀧桜)や大野寺とかお花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

さてさて、いよいよ桜が満開の見ごろとのことで、今日は奈良県宇陀市までバイクツーリング。

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

空が白く少し残念なお天気だわ。

 

今や海外の観光客も訪れる又兵衛桜(本郷の瀧桜)

奈良県お花見バイクツーリング

さぁさぁ今年もやってきましたよ又兵衛桜(本郷の瀧桜)。
平日でも駐車場待ちの行列ができてたわ。
観光バスも来るし今や全国区の奈良の桜スポットとなった。
休日に来る方は駐車場待ちの混雑は覚悟しておいた方がよさそう。
その点バイクはらくちんらくちん。

奈良県お花見バイクツーリング

ほほーん、まさに今が見頃って感じだな。

奈良県お花見バイクツーリング

どうですか、この見事な咲きっぷり。
樹齢約300年とも言われているんだな。
なぜ又兵衛と言われているかというと大阪の陣で活躍した後藤又兵衛の屋敷跡がこの場所なんだな。

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

近年は海外からの観光客も多く、スマホで記念写真を撮って欲しいと頼まれることも多くなった。
しかしこんな交通アクセスの不便な場所にどうやって来ているのだろうか。

又兵衛桜は後藤又兵衛の屋敷跡にある桜だから又兵衛桜と呼ばれている。
後藤又兵衛は黒田長政を支えたのち『大坂の陣』で活躍した智勇の豪将であった。
大坂冬の陣の際、後藤又兵衛の大阪城入城は真田信繁、長曾我部盛親、明石全登、毛利勝永などの大名と引けを取らぬ、6000人の兵をかまえたという。
徳川秀康は後藤又兵衛と真田信繁をわが軍に取り入れようとオファーを出したが断れた。
いかに徳川方が又兵衛を重要人物視していたかが分かる。

そして大阪夏の陣。
後藤又兵衛は家康の本軍が大和路から兵を進めると狙い、大坂城の東南五里の道明寺での迎撃(げいげき)を主張。
そして追い逃れた敵の不意を狙ってこそ勝機があると主張して平野(ひらの)に陣を張る。
秀頼が大坂への帰陣を伝えたが、又兵衛は「我はここにて討ち死にすべし」と動かず。
大阪夏の陣で豊臣方が敗退したが、その後、後藤又兵衛は奈良の宇陀にて再起を図るものの世は徳川の時代となった。

その地に残っているのがこの又兵衛桜である。

 

大野寺へ

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

さてさて、続いては同じ宇陀市にある大野寺を目指す。
写真は宇陀川沿いの桜並木。

奈良県お花見バイクツーリング

やってきました大野寺。

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

先ほどの豪快な又兵衛桜とは違い、こちらははんなりとした風情が漂う桜スポット。
こじんまりとしたお寺の境内に咲く枝垂桜。
桜全体を撮影するよりも構図を考えながら撮影するのが面白い桜スポットなのかもね。

帰りは針テラスへ

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

さてさて、続いては道の駅「宇陀路室生」近くの桜スポットで記念撮影。
橋の上には三脚を抱えたカメラマンが歩いている。
みんな桜を撮影しにうろちょろうろちょろ散策してるんだな。
桜は待ってはくれないからなぁ。

奈良県お花見バイクツーリング

で、桜と近鉄電車が撮影できるスポットを見つけたので、電車が来るのを待って撮影。
やってきたのはアーバンライナー。
ヒノトリだったらよかったのになぁ。

奈良県お花見バイクツーリング

奈良県お花見バイクツーリング

で、帰りに関西のバイクのメッカである針テラスによってみる。
今日の針テラスのバイク状況はこんな感じ。
平日なのでバイクはかなり少ないね~。
今週末はお花見バイクツーリングですごい数のバイクが集結するんだろうなぁ。
明日も来てみようかな。
でも二日連続バイクは腰への負担が・・・
今でも結構腰が痛い・・・

ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

 

霞のかかる集落にて幻想的な桜を撮影。奈良県信貴山にて

奈良県信貴山桜

さてさて、雨の日が続きますなぁ~。
テレビではソメイヨシノの開花はまだか?いつ開花?なんてやってますが、奈良県の信貴山の農道ではソメイヨシノではないものの、桜が見事に満開。
また、雨の影響もあって山には霞がかかってなんとも幻想的。

奈良県信貴山桜

奈良県信貴山桜

奈良県信貴山桜

奈良県信貴山桜

奈良県信貴山桜

奈良県信貴山桜

奈良県信貴山桜

奈良県信貴山桜

奈良県信貴山

私以外にももう一人、カメラを持って農道をブラブラと被写体探しをしている人がいた。
霞と桜のロケーションを狙って来たのだろうか。

大門ダム

大門ダムにかかる橋の先が霞で見えないほど。
この写真だけ見るとどんだけ山奥なんだと思うかもしれん。
が、これが街まで車で15分という山の中なんだなぁ。

なんかすごい渓谷に橋が架かっているような錯覚を起こす。

朝護孫子寺も霞がかかって幻想的だわ。

足元にはつくしが芽を出していていよいよ春の訪れ。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

 

 

三重県の廃墟スポット榊原温泉でその歴史の深さを学んだ。江戸時代は国内最大級の湯治場だったとは。

関西バイクツーリング

さてさて、今日は高気圧に覆われて4月並みのポカポカ陽気になるとのことで、またまたバイクツーリングです。
撮影場所は「道の駅 宇陀路室生」
ここから三重県の廃墟スポットである榊原温泉を目指す。

 

三重県の廃墟スポット「榊原温泉」で廃旅館を巡る

榊原温泉

で、やってきましたよ榊原温泉。

榊原温泉

さぁ~てと、目的地に到着。
後ろに見えているのが目的の廃旅館。

榊原温泉

橋の上からの眺めは非常にのどかで癒されるんだけど。
反対側の眺めはというと・・・

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原川沿いに建つ廃旅館。
川沿いに4棟ほどの旅館が並んでいる。
1970年代中頃に建てられものだそうだ。
いたって素朴な作りだなという印象。

榊原温泉

榊原温泉

廃旅館の名前は紫峰閣という国民宿舎。
2009年頃までは営業をしていたらしいが、その後オーナーの体調不良により廃業となり、2020年10月に破産手続きが開始されているのだそう。
表から眺めるとかなりこじんまりとした旅館に見える。

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

窓ガラスが割れている箇所が数か所あり、誰かが肝試しにでも入ったのだろうか。

榊原温泉

周りを散策していると川の反対側にも立派な旅館の廃墟があった。
河鹿荘というらしい。

榊原温泉

旅館の入り口のガラスが割られている。
ここも誰かが肝試しに入ったのだろう。

榊原温泉

旅館の中はかなり荒れているもよう。

榊原温泉

榊原温泉

かなり立派な建物なので非常にもったいない感じがするんだぁ。

榊原温泉

しばらく周囲を散策してみる。
鳥の鳴く声以外は聞こえてこない静かでのどかな集落。

榊原温泉

榊原温泉

田舎らしさを感じる風景に心が安らぐ。
落ち着いたいい温泉地じゃないか。

榊原温泉

こちらも廃旅館なんだろうな。
のどかな田舎の景色に廃旅館が目立つ。

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

廃旅館がある一方、今での元気に繁盛している旅館もある。
ここ、「まろき湯の宿 湯元 榊原舘」は今での人気のようであった。

榊原温泉

日帰りで入れる温泉もあり、バイクツーリングがてらにひとっ風呂っていうのもありだろう。

榊原温泉

だが、ひと気があるのは「まろき湯の宿 湯元 榊原舘」周辺のみでちょっと離れると手前の建物のように廃業した旅館が現れる。

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉

榊原温泉から眺めると、青山高原の風力発電の風車が見える。

榊原温泉

「まろき湯の宿 湯元 榊原舘」だけでなく、ここ「神湯館」も落ち着いた雰囲気で人気がありそうだな。

榊原温泉は江戸時代で国内最大級の湯治場であった

榊原温泉

こちらは江戸時代に書かれた榊原温泉の湯治場の図。
国内最大級の湯治場として、遊郭のような造りになっている。
湯治場内は建物で囲われ、出入り口は東門と言われる門のみ。
この東門には関所のような厳しい身分調べがあり、この湯治場に自由に出入りできるこのは出来なかったそうだ。

榊原温泉

そしてこちらが江戸時代の湯治場の関所であった東門の跡地だそうだ。

榊原温泉

天正16年(1588)に榊原城主榊原氏によって。この地に造営された国内で最大級ともいわれる湯治場があった。
その後、江戸時代になって津藩の統治下となってからは藩の管理の下となり明治になるまで続いている。
そのために湯治場を利用するにも関所のような厳しい身分調べがあり、出入り口はこの東門一か所で、遊郭のように建物で囲われているため自由には出入りできなかった。
この東門跡はおおよその位置を示すものであり、建てられている腕木戸は当時の図面から想像するもので復元ではない。

榊原温泉の歴史はさらに時代が古く古代伝説の時代からあった温泉地

榊原温泉

ここ榊原温泉は湯垢離(ゆごり)の地なんです。
湯垢離(ゆごり)って何よ。
って感じなんですが。
1500年前、奈良の都の都人が、伊勢神宮にお参りの際、この榊原温泉で身を清め湯垢離(ゆごり)を行ったのだとか。
湯垢離(ゆごり)とは伊勢神宮にお参りをする前にお湯で身を清めることをいう。

榊原温泉

榊原神社

榊原温泉

で、その湯垢離(ゆごり)の地の碑の前には射山神社(いまじんじゃ)という神社があって、これがまた凄い神社なんだ。

この大事な温泉地を護るため、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)は温泉の神を祀り射山神社(いまじんじゃ)を建立し、後には延喜式神宮帳(えんぎしき じんみょうちょう)に列せられる式内社となり、現在に至っている。

ちなみに大己貴命(おおなむちのみこと)とは国造りで有名な大国主の別名である。
榊原温泉は古代伝説の時代からの温泉地であったということだ。

榊原温泉

榊原温泉

廃墟巡りのつもりで訪れた榊原温泉だが、散策してみて思わぬ榊原温泉の歴史を学んだ。
いやいややっぱり来てみて自分の目で見て、探索してみないと分からない事実もあるもんだな。
いや~非常に充実した散策だったわ。

 

風力発電の巨大な風車が圧巻の青山高原へ

青山高原

青山高原

さてさて、充実した榊原温泉散策から、風力発電の巨大な風車で有名は青山高原へと向かう。
その道すがらの峠で木漏れ日が美しい杉林を通った。
こういう山道を爽快に走るのもバイクツーリングの醍醐味。

青山高原

先ほどの榊原温泉から30分程度で青山高原の駐車場に到着。
後ろに立ち並ぶ巨大な風車。

青山高原

青山高原

うぉー爽快、爽快!
がしかし風が強いわ。
写真では伝わりにくいが、そりゃもうめちゃでかいんよ。

三重県方面の眺めは霞んでいていまいち景観がよろしくない。
が、見晴らしはいい。

青山高原

青山高原

青山高原

なんとか風車とバイクのショットを撮りたいといろいろ試行錯誤した結果がこれだ。
実はベストショットが撮れそうなロケーションを見つけたんだけど、ハーレー軍団がたむろしていたので諦めた。

 

田舎道を楽しみながらの帰路

こういう雰囲気のある田舎道を見つけるとついつい寄り道したくなるんだな。

そして寄り道しているといいこともある。
こんな山道にこんなに雰囲気の料理旅館があったなんて。
平井亭というのか。

こういう景色が眺めながらバイクで走るの本当に気持ちがいい。

で、こちらは帰りに寄った関西屈指のバイクのメッカ、針テラスの状況。
時間は15時30分頃だ。
まぁバイクだらけだわ。
今日の天候を考えるとそりゃそうなるわな。
毎度毎度思うけど、よくもまぁこれだけのバイクが集まってくるものだわ。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

大阪城の梅園でメジロと梅のツーショットを撮りたかったのだが、まさかの梅とミミズクのツーショットとなりましたとさ。

大阪城の梅園

さてさて、今日は三連休の最終日。
大阪は日差しもさしていい陽気。

ってことで、大阪城公園を散歩がてらに。
梅園でメジロと梅のツーショットを撮影しようかなと。
重たいRF70-200mm F2.8 L IS USMを持ち出して。
またまた腰に負担が・・・

大阪城の梅園

いや~天気がいいので、お客さんも多いし、アマチュアカメラマンも多いこと。
おじいちゃんが「みんな、いい写真機持ってんねんなぁ。」とつぶやく。
写真機って久々に聞く言葉に、ちょっとカッコ良さを感じた。
私もこれから写真機と言おうかな・・・

大阪城の梅園

レジャーシートを敷いて、夫婦で手作りのお弁当をほおばっている人もいる。
お酒を飲んでいる人もいる。
いやいや今日の日差しは心地よい。
私もドシッと腰を下ろして、梅の花と見事な天守閣を眺めながら夫婦で酒でも飲みながら、たわいもない会話を楽しみたいが、残念ながら今日は単独行動である。

大阪城の梅園

メジロと梅のツーショットを撮影したかったのだが、待てども待てどもメジロは現れず。
ようやく出会えたのはこのモズのみ。

あ~今日は撮れ高ゼロかなぁ~。
とあきらめかけたその時。
なにやら飛来するものが・・・

大阪城の梅園

大阪城の梅園

なんと・・・
猛禽類であるミミズクだ!

梅とミミズクのツーショットなんて撮りたくてもそうそう撮れるもんじゃない。

大阪城の梅園

いや~、タネあかしとすると、ミミズクを飼っている方が梅園でミミズクのお披露目をしておりました。

大阪城をよく散歩する人には有名なのですが、大阪城の梅園の入り口にあたる青屋門で大阪鷹の会の方々が鷹匠の訓練や、猛禽類のお披露目をしてるんですな。

なので大阪城の青屋門に行くと猛禽類が見れるというわけ。
だが、梅園で猛禽類に出会ったのは今日が初めてだわ。

 

いやいや、ミミズクと梅のツーショットが珍しいからみんなカメラ向けているし・・・

大阪城の梅園

大阪城の梅園

ってことで今日は大阪城を散策でしたとさ。
それにしても今日は人が多かったなぁ~。
っていうかRF70-200mm F2.8 L IS USMって価格下がってない?
勘違いかなぁ~。
価格ドットコムの最安値が338,000円。
値上げする前よりも価格が下がっている気がするんだけど・・・
ではでは。

 

 

奈良県の歴史スポット。伊勢街道の旅籠が今でも残る八木町の旧平田邸を見学。八木札の辻 交流館とか八木町の町並みとか。

 

まずは八木町の町並みを散策

さてさて、本日やって来たのは奈良県橿原市北八木町。
ここには伊勢街道があり、大峰山など参詣巡礼で江戸時代には多くの人が行きかい、賑わった場所。
今でもその名残があり、登録文化財として残されている。
写真の家もかなり古い建物だろう。
土壁を保護する板張りが無くなっている。

昔ながらの味わいある狭い裏路地なども残っている。

こちらは南北に縦断するメイン通りである下ツ道と呼ばれる場所。
中街道とも呼ばれているようだ。
古い建物が多く、落ち着いた街並み。
かつては北は京都、南は吉野、紀伊方面まで通じていたそうな。
通りの左右には大きなお屋敷が点々と残っており、江戸時代の繁盛ぶりがうかがえる。
今では近くにある奈良県立畝傍高等学校の学生の通学路となっている。

綺麗に残されている格子窓。

ちょっと横道に入ると魅力的な建物を発見することができる。
こちらは住宅なのだろうか。
大正モダンな建物が残っていた。


八木町をブラブラと散策していると半九旅館という旅館を発見。
今も営業しているのだろうか。
なんとも雰囲気がある旅館。
私好みである。

こういう長屋も風情があっていいもんだ。
どうやらカフェとして営業しているようだったが、1人では少し入りにくい。
とはいえ中の様子がすごく気になるわけだ。

伊勢街道でもある八木町にはおかげ詣でおかげ参りの接待場所でもあった。
お伊勢参りの道案内としての灯篭が残されている。
右下には水路も整備されており、江戸時代から非常に整備された大きな集落であったことが伺える。

旅籠の建物が今なお残る旧平田邸を見学

さてさて、やって来たのは下ツ道と伊勢街道である横大路が交差する場所。
ここは八木札の辻と言われ、江戸時代に大いに賑わった交差点。
この角に今でも残っている旅籠の建物が八木札の辻 交流館として残されており、無料で見学することが出来る。

八木札の辻の角に構える大きな旅籠である旧平田邸。

こちらは江戸時代の八木札の辻を描いたもの。
交差点の真ん中には高札場があり、大きな井戸も描かれている。
そして何よりこの人の賑わい。
一番奥に描かれているのが旅籠である旧平田邸である。
西国三十三所名所図会に描かれた八木札の辻の絵図。

旅籠の建物が無料公開されているとは、奈良県は太っ腹だ。

中に入るとまずは1階。
1階のスペースは旅籠のご主人の居住スペースだったそうだ。

こちらは講看板と呼ばれるもの。
講看板とは旅館に掲げられる「〇〇様御一同」みたいな案内版のようなもので、江戸時代にお伊勢参りが流行した際、旅には沢山の費用がかかることから、参宮するためのお金を少しずつ出し合ってその費用を積み立てた。
これが「講」呼ばれる仕組みで、各地で組織化された。

伊勢参りは「伊勢講」と呼ばれ、道中で講員が安心して宿泊できる旅籠を定宿として契約をする。
「講」は旅籠に自分達の講看板と反物を渡して契約し、講看板を揚げてもらうのだとか。
旅籠はさまざな「講」の看板を常時保管しており、手紙にて講員の到着予定日の連絡があると、その日に到着する「講」の看板を軒下に揚げていたそうな。
講員はそれを確認することで自分達の定宿を見分けることが出来たのだとか。
そしてここ、旧平田邸は江戸時代に八木、木原屋、嘉右衛門(きはらかうえもん)と屋号で「大阪浪速講」に属する正規の旅籠して栄えたそうな。
「講」とは情報の流通が少ない時代の安全な旅への保険料みたいなものなのかもしれん。

こちらは2階の客間へと上がる階段。
現在は使用禁止。

2階の客間に上がるには新たにつくられたこちらの階段を使用する。

こちらは先ほどの階段を2階から眺めた写真。
左に防犯用の階段を閉める扉がある。

当時2階には6間の客があったそうで、今はふすまが取られている。
しかしこの窓の大きな解放感は気持ちがいい。

2階からの通りの眺め。
対面する向かい建物ももともとは旅籠の建物であったそう。

屋根瓦には四神である玄武の瓦があしらわれている。

先ほど紹介した西国三十三所名所図会に描かれた八木札の辻の絵図にも描かれていた井戸が半分だけ残されていた。

八木札の辻を東西へと走る道は横大路と呼ばれ、古くは日本書紀に記された大阪の難波津から竹内街道を超え藤原京につながる官道であり、いわば現在の国道1号線であった。

 

 

近鉄大和八木駅を散策

さてさて、八木町の古い町並みの向こうに見えるのは近鉄百貨店。
せっかくなので近鉄大和八木駅周辺も散策しておこう。

近鉄大和八木駅は奈良県でも有数の都市化された駅である。
車の交通量も多いし、利用者数も多い。

1日の駅利用者数は32,591人。(スタディサプリの情報による)
ちなみに奈良県で一番利用者数の多い駅は「王寺」駅で60,218 人。
近鉄奈良駅が一番多そうに思えるけどその利用者数は41,854人で、「王寺駅」「大和西大寺駅」「生駒駅」に続いて4位なのだそう。

こちらは沿線沿いにある名店街。
地下道を通って近鉄百貨店と繋がっているので人通りが多い印象。

北側の駅前はビルが立ち並ぶ。
JR沿線で奈良県で一番利用者数が多い王寺駅よりも充実している印象。
JR沿線の主要駅よりも私鉄沿線の方が商業的に賑やかだ。

大和八木駅の改札。
近鉄大和八木駅は1階に橿原線、2階に大阪線とクロスオーバーする構造になっている。

こちらは南口の情景。
バスターミナルがあり、イオンモール橿原行きのバスなどがある。
ちなみにイオンモール橿原はもう歩くのが嫌になるほどめちゃ無デカい。
たぶんみなさんが想像するショッピングモールの2倍ほどの広さだと思う。

奈良県橿原市は株式会社カプコン「ストリートファイター」と地域包括連携協定をしているんだよね。
カプコンの創業者が橿原市出身なんだとかで。

そしてリュウの銅像を2023年5月に建てたんだけど・・・

今後は、春麗、エドモンド本田、ケンの銅像も建てたいという事で・・・
春麗の銅像にクラウドファンディングをしていて、銅像には425万円かかるそうだが、目標達成したらしい。

 

JR畝傍山駅を散策

さてさて、続いてやって来たのは、先ほどの近鉄大和八木駅から500mほど南に進んできた場所。
JR「畝傍駅」。
先ほどの「大和八木駅」に比べて随分と閑散としている。

閑散としているものの、木造駅舎の無人駅で随分と落ち着いた佇まい。
すごく居心地が良い駅舎だこと。

JR畝傍駅は万葉まほろば線の沿線の駅で、JR奈良駅からJR高田駅を結ぶバイパス路線となっているため利用者は生活路線として利用している人が多いのだろう。
政府が公開する統計データによると、JR西日本畝傍駅の1日の平均乗降客数は892人。
たかだか500mほどしか離れていない近鉄「大和八木駅」の利用者数32,591人と比べると雲泥の差である。

で、時刻表を見てみると、1時間に1本、2本の路線となっている。
このJR線と近鉄線の利用者数の格差が、奈良県が近鉄大国と言われるゆえんである。
が、しかし、唯一JR線が強い「王寺駅」が奈良県化で一番利用者数が多い60,218 人。
この「王寺駅」以外は近鉄に惨敗なのだ。

しかしながらこのような木造駅舎の佇まいが今なお残すJR線を愛せずにはおられない。
奈良県橿原市の八木町は古い街と近代化された近鉄の町並みがクロスオーバーする奈良独特の町並みだった。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

 

 

 

京都の観光スポット。あなたが知らない京都旅、登廊下が素晴らしい柳谷観音 楊谷寺とか国登録有形文化財の銭湯「船岡温泉」とか。

さてさて、今日は2024年初のバイクツーリング。
って寒いし、年明け早々にもう走り始めてんのって感じですが・・・
今年は暖冬で今日の気温は10℃。
明日から例年並みに気温が下がるそうなので、今日のうちに走っとこうかなと。

 

あなたの知らない京都のSNS映えスポット柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)へ。

柳谷観音 楊谷寺

で、やって来たのは最近SNSで話題の京都府長岡京市にある柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)。
花手水や書院から眺める日本庭園が映えスポットとして話題なんだな。
ふーん、京都の観光スポットとして聞いたことないなぁ~。って方は多いと思う。

それもそのはず。
あなたの知らない京都旅として紹介されるほど、京都でSNS映えする穴場スポットなんだな。
名勝庭園(浄土苑)の新緑や紅葉などが眺める上書院の眺めはとても美しく、映画のロケ地などにもなっている。(上書院は毎月17日の午前中のみ特別公開)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

そんなSNS映えで話題の柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)ですが今日は真冬のオフシーズンなので人も少ない。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

門前には食事処もあるんだなぁ。
おそばやうどん、ぜんざい、ケーキなどがいただけるそうな。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

山門を抜け、拝観料500円を払うと見えてくるのが。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

こちらの本堂。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

ご本尊は古来より眼病に霊あらたかな十一面千手千眼観世音菩薩。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

こちらが境内。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

ずいぶんと凝った造りなんだな。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

そしてこちらが花手水。
お正月らしい飾り付けがされている。
このお寺には他にも花手水があるんだな。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

さて、本堂をお参りするとその脇から渡り廊下が伸びている。
歩いて進むとその先は庫 裡(書院・受付)
広がるのは名勝庭園(浄土苑)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

こちらが庫裡(書院・受付)から眺める名勝庭園(浄土苑)。
真冬の庭園なので息吹く木々の生命感は弱いが、これはこれで侘びさびを感じる。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

そして庫裡(書院・受付)にもこんなに素晴らしい花手水があった。

奥の院へと続く登廊下が素晴らしい。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

私がこのお寺を訪れた目的はこの登廊下なんだ。
書院から庭園を眺めたリフレクションが美しいお寺は京都には他にもあるが、登廊下がある京都のお寺は珍しいのでは・・・

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

ほほう、こんな感じなのか。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

上書院を抜けるとまだまだ奥があるようだ。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

上書院の廊下を抜けると・・・
おう、これは素晴らしい。
まだまだ上へと登る廊下。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

かなり上まで続いてるなぁ。

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)

登廊下から見下ろす庫裡(書院・受付)の景色も風情ある。

登廊下を登った先にあるのがこの奥の院だ。

奥の院まで行って、再び境内にて撮影。
休憩所には沢山の風車。

上書院から眺める名勝庭園(浄土苑)は毎月17日の特別公開なので今回は撮影出来なかったけど、登廊下はなかなか見応えあった。
いや~なかなかいいぞ、柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)。

 

金閣寺にほど近い国登録有形文化財の銭湯「船岡温泉」へ

さてさて、続いてやって来たのは京都市内。
お目当てはというと・・・

登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財である船岡温泉。
今でも営業している国登録有形文化財の銭湯は全国に3件あるんだ。
それが

●東京の燕湯
●伊賀の一乃湯
●京都の船岡温泉

なんだ。

国登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財 船岡温泉

この佇まいが素晴らしいよね。
1923年(大正12年)に木造2階建ての料理旅館「船岡楼」の付属浴場として営業を開始したそうな。

国登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財 船岡温泉

国登録有形文化財 船岡温泉

脱衣所の周りをぐるりと囲む欄干の透かし彫り。
京都三大祭りの様子が描かれているらしいいが、写真にはないが私が気になったので日露戦争を描いたであろう透かし彫りが珍しかった。

また、天井には巨大な天狗と牛若丸の彫刻が。
こんな豪華な銭湯ってここだけじゃないかな。

ちなみに脱衣所の雰囲気はこんな感じ。
日本全国でどんどん銭湯が無くなっていっているから、気に銭湯は残っているうちにいかないと後悔するぞ!

funaokaonsen.net

 

 

関西在中のライダーさん!
旅の目的地に困ったらぜひ参考にしてくださいな。

ってことでではでは。

今さらながら神レンズと呼ばれる撒き餌レンズRF50mm F1.8 STMを購入したので試し撮り

さてさて発売から3年、神レンズと言われ、その価格の安さからとりあえず買っとけと言われる撒き餌レンズのRF50mm F1.8 STMをようやく購入したので試し撮りがてらお出かけ。

個人的にはRF24-105mm F4 L IS USMの写りが非常に気に入っており解像観抜群なので、今さらRF50mm F1.8 STMってどうよって感じなんですが・・・

度重なる街ブラで腰痛気味になってしまい機材の軽量化を模索すべく購入。

また、PLフィルターも購入した。

以前に購入したRF16mm F2.8 STMと合わせて持ち歩いても断然軽い。
単焦点パンケーキレンズの魅力はポケットに入るレベルの軽さとサイズの小ささ。
が、さっそく使ってみた感想だがRF24-105mm F4 L IS USMには遠くおよばず、色の階調が浅い印象。全体的に眠たい仕上がりでコントラストが弱い。
これは冬の太陽光のせいかもしれんが、価格の割にはって感じなのかパンケーキレンズってこんなものなのかって感じ。

RF16mm F2.8 STMも2年前2021年の冬に発売され、さっそく購入にして撮影してみたんだけどやはり色階調の浅さが気になり、その冬以降ほとんど出番がない。

まぁ街ブラや旅レンズとしてこういう選択肢もあるかも知れんが・・・

ってことでさっそく撮影してきた写真を紹介。

こういう写真を撮るならすでに持っているGRⅢでもいいような気がするが・・・
個人的にはRF50mm F1.8 STMをうまく使いこなせてない感があるので当分持ち出していろいろ試してみたいと思う。

で、天王寺、新世界、日本橋、なんばと歩いて街ブラしたんだけど。
どこもすっごい人だったわ。
ランチはどこのお店も大行列。
ハルカスなんて朝から初売りで開店前に5000人が並んだそうな。
どおりで今日のハルカスの人口密度が高かったわけだ。

news.yahoo.co.jp

こちらは元旦に奈良公園で撮影した写真。
単焦点は機動力が必要。
これはこれで腰痛持ちにはきついのである。
はやり標準ズームレンズと比べると撮れるショットが限られる。
どちらも一長一短という言葉で逃げとくかな。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

京都の絶景スポット。美山かやぶきの里へ。北海道ニセコ町と並ぶ数少ない国連世界観光機関が選定したベスト・ツーリズム・ビレッジ

美山かやぶきの里

さてさて、今日やって来たのは京都の絶景スポットである美山かやぶきの里。
平成5年に国の重要伝統的建造物群保護地区に選定され、その茅葺の技術は2020年にユネスコ無形文化遺産として登録されている場所。

本日、日本には強烈な寒波がやって来て、日本海側は大雪に見舞われているとのこと。
だったら京都屈指の豪雪地帯である美山も雪が舞っているかもしれん。
もしかすると雪化粧のかやぶきの里が見れるかも・・・
と思って3時間かけてやってきたわけだが・・・
雪などなく、すこぶる快晴ってわけだ。
真冬になるとスタッドレスタイヤじゃないと来れないので今日はチャンスかも・・・
と思ったのに。

 

京都の絶景、美山かやぶきの里で人の営みの力強さを感じた。

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

真冬の透明感のある青空と日本昔話のような日本の原風景。
雪がしんしんと降る情景を想像をしていたが、これはこれでまたいいもんだ。

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

かやぶきの屋根に備え付けられているのは家紋。

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里の住居は江戸時代(230年前)から明治時代(150年前)に建てられたものが多いそうだ。

真冬なので観光客もあまり見当たらず、ひと気のない集落を歩いているとはるか昔から時間が止まった村を歩いているような気分になる。

美山かやぶきの里

遠くに見えるは美山かやぶきの里の観光駐車場。

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

集落内の小さな小道をあっちに行ったり、こっちに行ったり。
静かな集落を歩くのはポツンと私ただひとり。
たまに家の中から暮らしの営みの音がかすかに聞こえる。
都心にいると大都会のビル群や交通網の複雑さに人間の活力って凄いなぁ~と思うことがあるが、なんか虚無な感覚なんだよね。

でも、この集落で感じる人間の活力はなんか腹の底から人間の生きる力を感じる。
たぶん、都心のビル群では人の営みは見えないんだろう。
集落での営みの方が人の生きる力強さを感じる。
それを感じるだけでも来た甲斐があったのかもしれない。

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

なんだか屋根の支え方にまでも営みの力強さを感じる。

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

かやぶきの茅はススキの葉が黄色くなると刈り取り、12月になれば写真のような茅塚をたてる。
真冬の乾燥時期に寒ざらしをして乾燥させ、3月になると倉庫や屋根裏にしまうらしい。

 

国連世界観光機関(UNWTO)が選定したベスト・ツーリズム・ビレッジに選ばれた。
ただ2つの日本地域が美山だった。

さてさて、腹がへったのでランチを食べようかと道の駅「美山」に来たが・・・

どうやらここの道の駅には食事処がないっぽい。

で、なんかめちゃめちゃ綺麗な観光案内所があったんだけど。
ベスト・ツーリズム・ビレッジ選定!って書いてあんだけど・・・
ベスト・ツーリズム・ビレッジってなんだ!

調べてみるとこれがすごかった。
そりゃ素敵な観光案内所も建てるわなって感じ。

ベスト・ツーリズム・ビレッジって国連世界観光機関(UNWTO)が選定した「観光を通じた自然・文化遺産の保全等により、持続可能な観光地域づくりに取り組む優良な地域を認定するプロジェクト」ってことらしい。

2021年から始まったプロジェクトなんだけど全世界32か国の44地域がベスト・ツーリズム・ビレッジ2021に選出されたわけだが。
なんと日本からは2つの地域が選ばれ、それが北海道ニセコ町と京都府南丹市美山町。
これは美山にとっては凄い事だと思う。
全国区の北海道のニセコと肩を並べたわけだ。

その後、2023年にベスト・ツーリズム・ビレッジに選ばれたのは北海道美瑛(びえい)町、宮城県奥松島(おくまつしま)地区、長野県白馬村(はくばむら)、岐阜県白川村(しらかわむら)。

白川郷よりも先に美山が選ばれているというのはスゴイ。

ちなみに「アップグレードプログラム」対象地域として、奈良県の明日香村(あすかむら)が選ばれている。

いや~世の中知らん事が多いもんだ。
国連世界観光機関(UNWTO)が選定するベスト・ツーリズム・ビレッジなんて知らんかなぁ~

unwto-ap.org

さて、観光案内所の中に入ってみるとこんな感じ。
真新しさを感じる佇まい。

こちらはツキノワグマの子熊。
有害獣保護の許可を得て親子熊を保護したものなのだそう。

今年は全国で熊の被害が多く、駆除することに抗議をする人の多さが話題となった。
これだけ抗議が多いのは動物に対するルッキズムが働いているのだと私は思う。
写真のように子熊は可愛らしい。
熊は子熊にかかわらず、ディズニーのプ―さんやくまモンのように人気キャラクターのモチーフになるほど人気の動物だ。
そのようは背景もあり、熊人気がかわいそうというなるのだろう。
ひるがえって猪の駆除で抗議をするという報道は見ない。

猪には反応しなくて熊には過剰に反応するのは人気の動物であるかないかだけである。
そうやって命の重さが変わる世の中であることこそがどうなのか。
まぁそれは今回の記事には関係のない話のであるので熱を冷まそう。

こちらはクマタカ。
写真では伝わらないが、めちゃめちゃデカい。
ミニチュアダックスフンドに翼が生えて空を飛べるならこれぐらいの翼が必要かなというぐらいの大きさ。

男ってこういう猛禽類の鋭い眼光に惹かれるもんなんだな。

 

 

道の駅 スプリングスひよしで昼食

さてさて、腹が減ったので、道の駅 スプリングスひよしで昼食おば。

丹波赤どりと九条葱の親子丼が美味そうじゃないか。

ってことで丹波赤どりと九条葱の親子丼を注文。
いやいやこりゃ美味かった。
道の駅とはいえ侮ってはいかん。
丹波赤どりの肉って本当に赤いんだね。
ごぼうの入ったみそ汁も旨い。
ここの道の駅はけっこう食事にはこだわってそうな感じだけどね。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。
なんか今日はあんまりネタが薄いなぁ~と思っていたけど。
書いていたら2000文字超えてたか。

 

ちなみになてなブログにAIが推薦するブログタイトルを付けてくれるという機能が実装されたわけだけど、試してみるとこんな感じ。

なんか頼りないなぁ~。
って印象なんでやっぱ自分で考えたブログ記事タイトルにした。

 

奈良町散策、朝護孫子寺の大根炊きやら、奈良町の陰陽町やら、奇々怪々な古本屋やすらぎ屋とか、昭和レトロな銭湯「花園新温泉」とか。

奈良県の朝護孫子寺で大根炊き

朝護孫子寺

さてさて、今日は奈良県の朝護孫子寺へ。
何が目的でここに来たのかというと・・・

朝護孫子寺大根炊き

今日は大根だき会なんですな。

朝護孫子寺

朝護孫子寺

銀杏はもう散ってしまったがカエデは今が見頃かも。

朝護孫子寺

奈良県信貴山朝護孫子寺の大根炊きは毎年12月のはじめの日曜日に千手院で行われる。

朝護孫子寺

朝早くから多くの参拝客が訪れている。
コロナ明けだから昨年よりも多い印象。

朝護孫子寺

朝護孫子寺

1,000円で護摩木を購入し、護摩木をお焚き上げしてもらう。
護摩木をお焚き上げをしてもらった人は・・・

朝護孫子寺

この熱々の大根炊きの大根が振る舞われる。

朝護孫子寺

この大根炊きが体に染むんだよ。
御出汁のしゅんだやわらかい大根に高菜とからしがぴりりと効いて美味いんだな。
タッパーを持って来て持ち帰る人もいるぐらい。

朝護孫子寺

大根をいただいた後は本堂へとお参り。
今日は信貴山信仰の御衣を来た参拝者が多かった。

朝護孫子寺

朝護孫子寺

朝護孫子寺

ちなみに朝護孫子寺の開運橋にはバンジージャンプが出来るアクティビティがあるんだな。
どうやら関西でバンジージャンプが出来る場所ってここだけなのだとか。

gyokuzo.com

 

陰陽師が住んでいた奈良町陰陽町(いんようちょう)を散策

奈良町

さてさて、朝護孫子寺から場所を移して奈良町へと。
この近くに行きたい昭和レトロな銭湯があるんですが、営業開始時間まで1時間ほど時間があるので奈良町の外れを散策。

奈良町陰陽町

奈良町の賑わいから少し外れた場所に陰陽町(いんようちょう)と呼ばれる地名が残されている。
その名の通り、その昔、陰陽師たちが住んでいたので陰陽町(いんようちょう)となった。
GoogleMapで調べてみるとそのエリアはかなり狭く、20軒ほどの建物が確認できる。
かなり限られたエリアっぽい。

陰陽町

で、こちらが陰陽町のメイン通り。
車も通らないような道。

陰陽町という住所の案内を探してみたけれど、なかなか見つからず。

陰陽町とかすかに残っている所在地の看板を発見した。
その昔、高島屋がスポンサーになって所在地案内看板を作っていたんだな。

陰陽町(いんようちょう)
時を司り、歴を作っていた陰陽師たちが住んでいたところからつけられた町名。
ここでは庶民が最初に手にした暦といわれる奈良暦(南部暦)が作られていた。
町内にある鎮宅霊符神社は陰陽師の神と仰がれる天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祀っている

 

つげ義春っぽい、奈良町散策で奇々怪々なやすらぎ書店という古本屋を発見!

やすらぎ書店

奈良町の外れをブラブラと散策していると目の前に周りの町並みに不釣り合いな異様な外観の建物を発見!

なんだ、この建物は。
浮世離れした雰囲気がムンムンと漂っている。

やすらぎ書店

やすらぎ書店

やすらぎ書店

なんなんだ!これは!
この凶器に満ちた外壁に貼られた雑誌の切り抜きと思われる女性の顔。
モノクロのものがあったり、カラーのものがあったりと・・・

これ以上、この建物に深入りしたくないと思わせるのには十分なインパクト!
これだけの数から得体のしれない執着心と熱量がうかがえる。

まるでつげ義春のまんがの世界で主人公が迷い込みそうな世界観。

やすらぎ書店

どうやらやすらぎ書店というお店のようだ。
営業中なのかどうかも分からない。

やすらぎ書店

やすらぎ書店

っていうかこれもう2階は傾いて崩れてるよね。

 

 

奈良町の昭和レトロな銭湯「花園新温泉」へ

花園新温泉

さてさて、午後1時になってお目当てであった奈良町の昭和レトロな銭湯「花園新温泉

」が営業したのでやって来た。

花園新温泉

こういう昭和の銭湯は、後継者問題とかもあって残っているうちに行かないとなくなってしまうおそれがあるからなぁ~。

昭和の銭湯、温泉好きにはたまらない外観ですな。
銭湯の料金は各都道府県の浴場組合によって決められていて、奈良県の場合は470円。
ちなみに大阪・東京は520円。

花園新温泉

この番台が中央にある玄関の造りもいつまで残せるのだろうか。

ああ~これぞ昭和の古き良き銭湯の湯舟だな。
奥には1人用の薬師風呂がある。
いや~いい湯だこと。

 

奈良町

湯から上がって再び奈良町散策。
なんだか目新しいお店が出来ているなと立ち止まってみると・・・

奈良町

おにぎり専門店が出来ているようだ。

奈良町

やきいも屋の隣の細い路地を進んでいくと・・・
見えてきたのがおにぎりや屋さん。

路地裏のおにぎり屋さん「一穂二穂」というらしい。

オリジナルの具材が楽しめるとのことで。
梅昆布、景唐辛子、明太子を注文。
しかし、奈良町には何度か来てるけど、この店は初めて知った。
で、この店はいつから?
と尋ねると、今年の6月オープンだったのなのだとか。
もともとは叔母の実家であった建物をビルにしてお店にしたそうな。

奈良町はランチ時にはどこのお店も大混雑だし、こうしておにぎりをテイクアウトして食べれるのはいいよね。

海外ではおにぎりが人気だとも聞くし。

最後に・・・話題にお金と時間をかけるという時代

奈良公園名物である高速餅つきの中谷堂に人だかりが出来るのはまぁ分かる。
しかしコロナ明けから隣の巾着うどんが名物の麺闘庵にも長蛇の列が出来ている。
その列は向かいのファミリーマートの端まで伸びているんだな。

なんか今の時代の人々は話題にお金を払っているというけれど、過剰過ぎないかなぁ。
奈良に美味いものなしというけれど、いろいろと散策すると面白いものや、思わぬ発見があるもんだよ。

ガイドブックやSNSだけに頼るのではではない面白発見をしてみるのもいいんじゃないかなぁ~。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。