今回やってきましたのは三重県名張市にある赤目四十八滝。
観光駐車場に到着したのが11時前。
早めに家を出たつもりでしたが道の駅など寄り道しているうちにこんな時間に。
駐車場は若干空いているもよう。
ちなみに駐車料金は一日800円。
駐車料金はこのお食事処・お土産屋店で支払う。
店内はこんな感じ。
山中では食べ物屋さんは閉まっているかも知れないとの事で、お弁当を持っていないのならお弁当はどうかと勧められたのでここで炊き込みご飯のお弁当を500円で購入。
すると駐車料金は700円でいいとの事。
駐車場料金を支払い、お弁当も準備したし、いよいよ赤目四十八滝に向かいます。
結構立派な宿泊施設があったり、お土産屋さんもあり、なかなかに観光気分を味わう事が出来る。
こちらはお土産物屋で販売されているオオサンショウウオの焼き物300円。
赤目四十八滝は入山料が必要。
大人一人400円。
ここ赤目四十八滝はオオサンショウウオの生息地としても有名であり、また幾重にも滝が重なる起伏に富んだ険しい地形は行者や忍者の修行の場でもあったのだとか。
伊賀流忍者の開祖ともいわれている百地三太夫もこの地を修行の場として多くの忍者を育成してと云い伝えられている。
沢の道を登り始めてまず最初に現れるのが行者滝。
そしてこちらは不動滝。
あまりにも滝が多すぎて、どの滝だか分からなくなるほどなので滝の名前が違っていたらごめんなさい。
そしてこちらが千手滝。
山深くなるほどに沢の流れが複雑になっていく。
こちらは布曳滝。
先ほどの赤目四十八滝の入山料を支払った入り口から約30分の場所。
ここから先、最終ゴール地点の岩窟滝までは往復3時間コースなのでここで引き返す人も多い。
清らかな水の流れと自然を楽しみながら山を登る。
結構ハードな場所もあり、こちらは谷の崖から張り出した登山通路。
崖から迫り出すように鉄骨で支えられているのだが、この鉄骨に不備があると・・・
なんて想像すると足がすくみそうになる。
川を眺めながら山を登っていると、魚の群れを見つけた。
何という名の魚かは分からない。
ただ、あまりにも透明度の高い澄んだ水に見惚れ、魚の名前などどうでもいいやという気持ちになる。
ようやく百畳岩まで来た。
百畳ほどもありそうな大きな岩の上を歩く。
ここで行程の半分ほどかな。
こちらは姉妹滝。
本日のベストショットはこの写真かな。
なかなか上品に撮れたのではないかと思う。
滝の撮影スポットには三脚を持ったカメラ愛好家が集う。
みんなサクッと撮影して、サクッと三脚を終い、テンポよく撮影をしていく印象。
そしてこちらは何滝だったけっかな。
たぶん笄滝だったような。
渓谷随一の景観とも言われている荷担滝。
高さ8mから流れ落ちる二本の滝はなかなかの迫力。
淡々と山を登っていくのだが、もう滝を撮影するのも飽きてきたりする。
そしてこちらは琵琶滝。
ようやく残すは最後の厳窟滝のみ。
さてさて厳窟滝へ到着。
そしてこちらが赤目四十八滝最後の滝である厳窟滝。
さてお弁当タイムです。
下の食事処で購入した炊き込みご飯のお弁当500円。
リュックの中の荷物と一緒に入れていたので、お弁当が傾いていたらしく、盛り付けが崩れていた。
でも味は変わりませんからね。
自然の景色を眺めながらおいしく頂きました。
約11時頃から山を登り始めたのですが、三脚を出したり、片づけたりと撮影をしながら登ってくるともうこんな時間に。
普通なら1時間30分程度で厳窟滝まで登れるらしいのですが・・・
時間も時間なのでそろそろ下山をしたいと思います。
下山途中で見つけた紫色の実をつけている木。
なんという木なのだろうか。
こんなの見たの初めてだわ。
こちらは入山口にある日本サンショウウオセンター。
天然記念物であるオオサンショウウオが飼育展示されている施設。
こちらは飼育展示されているオオサンショウウオの中でも最大級のオオサンショウウオ。
全長1,170cmで推定年齢65歳なのだとか。
あまりの大きさに神々しささえ感じる。
まさに清流に住む太古のヌシ。
私が生まれる前から生きているとは。
この手なんか実物を見ると凄い迫力なのだ。
って事で今日は赤目四十八滝を満喫した一日でした。
ではでは。