暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

京都に行ったら東寺に行こう。日本に唯一残る平安京の遺構、1200年前の世界遺産。

東寺

さてさて、今日は京都の世界遺産である東寺へ。
鳴くよウグイス平安京で年号を覚えたものですが、794年に桓武天皇が奈良から平安京へと都を遷し、都の東西に大きなお寺を建てたのが始まり。

今の京都は京都御所も含め、大部分が東方へと場所を移動しているのだが、ここ東寺は平安京時代そのままの場所で残っている唯一の平安京の遺構なんだな。

東寺

東寺

嵯峨天皇からここ東寺を任された弘法大師空海は日本で初めての密教寺院として立体曼荼羅を完成させました。

東寺

東寺

東寺

こちらは金堂と呼ばれる建物。
これが東寺の本堂となる。
このお堂に祀られいるのは重要文化財で約5メートルはあるだろうか。
かなり大きな薬師如来様。
その両脇には日光如来と月光如来。

見上げる薬師如来の荘厳さに圧倒されるんだが・・・
さらに驚くのは堂内の柱組の複雑さ。
堂内の撮影は禁止されているので写真で紹介できないのが残念なんだけど。
東寺に行った際はぜひ金堂内の柱組にも注目をしていただきたい。

東寺

東寺

この屋根の作りも変わっていて面白いよね。
戸を開くと外からでも薬師如来様のお顔を拝顔出来るという仕組みなんだろうね。

こちらがその薬師如来様。

東寺

東寺

こちらは講堂。
この中に立体曼荼羅が祀られている。
立体曼荼羅とはなんぞや。

東寺

このように大日如来を中心に密教の曼荼羅を仏像で表現しているのが立体曼荼羅。
まずは仏像の数に圧倒されるのだが、各々の姿・お顔のバラエティが豊かで一体一体じんまりと見入ってしまうんだな。

東寺

実は今、東寺では夜桜ライトアップが行われているんだな。
ライトアップ期間は2022年3月19日(土)〜4月17日(日)。

この不二桜と呼ばれているシダレザクラ越しの五重塔が有名なスポットなんだけど・・・
御覧の通り、シダレザクラはまだまだツボミの状態。

東寺

五重塔の手前に1本だけ桜が咲いていたので撮影をするんだけど、空が曇っていてイマイチ。

東寺

東寺

東寺

東寺

天気は概ね曇っており、時折陽がさすという感じなんだけど、気温は春うららって感じ。

東寺

東寺に行ったらぜひこの観智院への拝観チケットも購入してほしい。
東寺だけなら入場料500円なんだけど、プラスアルファ宝物館と観智院の入館共通チケットだと1000円なんだな。

観智院は真言宗を学ぶ場所として設けられた観学院。
所蔵する密教聖教の量は国内最高で、1万5000以上なんだとか。
ちなみにこの建物は国宝である。

東寺

東寺

東寺

東寺

東寺

東寺

東寺

東寺

東寺

東寺

東寺

東寺

東寺

いやいや素晴らしい建物だわ。
茶室などもあり、庭園も素晴らしい。
こりゃ東寺に来たら見ないと損だぞ。

東寺の御影堂に実際に弘法大師が住んでいたことから、今でも「生身供(しょうじんく)」が行われており、一の膳、二の膳、お茶をお供えしているそう。

これは高野山奥の院でも行われており、今、現在でもお大師様が「瞑想したまま仏様になっている」と考えられているため。1日2回、奥の院の「御廟橋」の手前にある「網地蔵」の前で、お膳の毒味をした後、出発の儀が行われます。

お膳は、すべて火を通した「一飯一汁三菜」の合計5品と決まっており、伝統的な精進料理がメインなんですが、ときには洋風のアレンジをすることもあるそうな。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。