さてさて、今日は紅葉シーズンまでがまんが出来ずに高野山までソロツーリング。
紅葉スポットとして有名な高野山ですが、その見頃は10月下旬から11月上旬がベストシーズン。
紅葉のベストシーズンともなるとカメラ愛好家はもちろん、沢山の観光客ですっごいことになるんだよな。
到着したのは11時頃、まだ紅葉シーズンには早いものの、根本大塔や金剛峯寺あたりでは駐車場の争奪戦が始まっていた。
ハイシーズンに観光地でも駐車場に困らないのがバイクのメリットだわな。
ということで根本大塔の目の前の小さな駐車場にバイクを停める。
いや~それにしても今日はいい天気。
標高約900mもある高野山でも気温25度近くもあるんだな。
全国旅行割が始まったのでもっと人がいるかと思いきや・・・
根本大塔付近はあまり人がいない印象。
で、紅葉の具合はどうかというと・・・
やっぱりまだ早い。
この感じだと11月上旬がピークかな。
高野山の紅葉スポットである蛇腹道(じゃばらみち)はこんな感じ。
まぁこれはこれで趣があるんだけど、もっと真っ赤な蛇腹道(じゃばらみち)のほうがド派手でいいよね。
で、金剛峯寺の紅葉のぐわいはというとこんな感じ。
これから秋が深まるという具合なんだけど、赤一色よりも葉の色のグラデーションの美しさは今の時期が一番趣があるなぁ~と。
なんか金剛峯寺前の駐車場でイベントがあるらしく駐車場が閉鎖されている。
どうやら高野山見守りプロジェクト1周年記念フェアのイベントがあるとのこと。
県警音楽隊による演奏とか、パトカー、白バイが展示されパトカーに乗ることもできるのだとか。
っていうか高野山見守りプロジェクトって何?
って調べてみると高野町、高野山大学、高野山高校等が警察と連携し、子供の安全・安心を確保するため、地域ぐるみで子供を見守る「和歌山県警子供見守りプロジェクト
(高野山グループ)」だそうな。
で、しばし高野山を散策。
昼が近づくにつれ車の交通量も人も多くなってきた。
ぼちぼち目ぼしいスポットは回ったので、場所を移動しようかな。
しかし龍神まで行くと帰る時間が遅くなるしなぁ。
ってことで約5年ぶりに奥の院まで。
奥の院こそ世界に類がない世界遺産高野山であるゆえんの場所なんだな。
この奥の院の入口から約2㎞も先に今でも弘法大師様が祈りをささげているいわれる弘法大師御廟まで何百年もの歳月を経た杉の大木と、その周りには日本の各時代を生きた数十万基の供養塔が並ぶ場所。
さすがは日本屈指の世界遺産である高野山。
海外からの入国規制がなくなって間なしなんだけど欧米からのツアー客を沢山見かけた。
高野山奥の院には織田信長、武田信玄、上杉謙信、石田三成、伊達政宗、明智光秀、豊臣家、松平家、曽我兄弟といった歴史的人物の墓もあるんだが、パナソニックや森下仁丹などの企業のお墓もあったりする。
弘法大師空海が時代に関係なく、様々な人からリスペクトを受けていたことこそが高野山が高野山であるゆえんなんだなぁ。
日本広しとは言え、奥の院の光景は高野山にしかない特別なものだわ。
各供養塔の地図は以下から。
https://www.koyasan.or.jp/wp-content/uploads/2015/03/okunoinmap.pdf
ちなみに弘法大師御廟は撮影禁止で脱帽、飲食も禁止。
すっごい神聖な場所なのでその空気感をぜひ体現してもらいたい。
で、そろそろ腹が減ったので高野山奥の院の駐車場へ。
奥の院駐車場の前にあるお土産物屋さんの2階にある食事処でも行って見るかな。
道路を渡って奥の院の入口へと。
ほほん、ここなかなか良さそうじゃないか。
和風ラーメン「みやま」。
ラーメン屋さんなのか。
ほほん、丼物やうどんなんかもあるじゃないか。
で、親子丼ぶり800円を注文。
価格が観光地価格ではないのがいいじゃない。
しかもめちゃくちゃ美味かったよこの丼。
さてさて、今日はこの辺で大阪へと帰ります。
スーパー万代で1週間分の食材の買い出しがあるからねぇ。
まぁ紅葉にはまだ早かったけど、天気も良くて楽しいツーリングでした。
ではでは。