暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

大阪生駒山縦走にチャレンジしたが高安山から暗がり峠までで断念。

さてさて、今日は生駒山縦走にチャレンジ。
なんかね~休みの日は人がいない場所に行きたい。
もう人と関わりたくないって気分。

そこで独りぼっちで山に籠ろうってことで。

 

で、やってきたのは近鉄信貴線「信貴山口」駅。
ここからケーブルカーで高安山頂の「高安山」駅へと。
日曜日なので利用する人も多い印象。
山歩きの格好をしている人も多い。

 

高安山駅までの主要時間は約5分とのこと。
料金は片道560円。
子供じゃあるまいしと思うのだが、やはりケーブルカーという乗り物は特別感がある。
最後列、見晴らしの良い運転席横の座席に座ることが出来た。

 

思いのほか高くまでケーブルカーは登る。
それにしてもいい天気。
雲ひとつない秋晴れだ。

 

さて、高安山駅に到着。
ハイキングの人たちはここから信貴山方面に向かう人が多く、私のように生駒山を目指して歩く人は皆無のようだ。

 

まずは北上して十三峠を目指す。

 

高安城跡
西暦667年に天智天皇が対馬国金田城、讃岐国屋島城とともに築造された古代の山城。
白村江の戦いの後、百済領に進出した唐の勢力の侵攻に備えたものであったらしい。

高安山の尾根に白い気象レーダーが見えるが、ちょうどそのあたりに高安城があったそう。

 

高安山の珍スポットといえばここ。
宇宙念波研究所。
現在はほとんど活動していないみたい。
宗教法人一元の宮の修行地なんだとか。

 

日差しに輝くイチョウの黄葉が美しい。

 

高安山から十三峠の区間は信貴スカイライン沿いを歩くコースが長いのでハイキングというには少々物足らない。

 

やはりハイキングならこんな自然の中を歩きたい。

 

さて、十三峠に到着。
十三塚があることからその名がついた。
十三街道の峠道で大阪から伊勢詣でのルートとして賑わったそうだ。
そこで地元の村が旅の安全祈願のためにこの石仏がたてられた。

 

重要有形民俗文化財
生駒十三峠の十三塚。

 

さるすべりの群生を横目に進んでいく。

 

信貴スカイラインにかかる歩道橋を進んで鳴川峠をめざす。
すると鐘の音が聞こえてくる。

 

見えてきたのは鐘の鳴る展望台。

 

この展望台から望む奈良側の景色が絶景だ。
ここは信貴スカイラインで車で来ることも可能。

 

 

さて、ここから府民の森 森のレストハウスを目指し、昼食としょう。

 

府民の森付近に来て、ようやく紅葉らしい景色に出会えた。

 

遠くに見える生駒山頂。
生駒山頂まで行って、生駒ケーブルで帰ろうと思っていたが。
思いのほか足の負荷が・・・

生駒山頂は諦めて、暗がり峠まで行って山を下りることにしよう。

 

さて、森のレストハウスに到着。

 

ランチパックとおにぎりで簡単に昼食を済ませる。

 

さてさて、昼食を食べて暗がり峠に到着。
このまま暗がり峠の道を歩いて、枚岡神社まで下山。

 

ここが国道として日本屈指の急坂と呼ばれるポイント。
酷道好きなら一度は訪れたことがあるのでは。

 

さてと、だいぶと麓まで下りてきたな。

 

ほほん、こんな場所に茶屋があるのか。
おでん食べたいなぁ。
でも、かなり膝が笑ってるんだよな。
早めに帰ったほうが良さそうだ。

 

こちらは姥が池
さかのぼる事600年前の出来事。
枚岡神社の灯ろうの油が毎夜毎夜なくなり、火が次から次へと消えていったそうな。

村人は妖怪の仕業ではと気味悪がったが、その正体は生活に困っていた老婆が夜な夜な油を盗んでは売っていたそうな。

気の毒になり老婆を釈放したが、村人からの目を気にして老婆は池に身を投げた。

その後、雨の夜になると池に青白い炎が現われ、村人を怖がらせたそうな。

 

さて、枚岡神社を参拝して、枚岡駅から帰るとするかな。
明日はきっと筋肉痛だろうな。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。