国道169号線をひた走り、奈良県の奥地、下北山村へと向かう。
国道169号線のドライブは楽しい
途中大滝ダムへ寄ったりしながら。
そんな余裕もありながら悠長にドライブを楽しんでいると・・・
高原トンネルが通行止めという状況。
何やらトンネルの点検をした結果、緊急を要するひび割れが発見されたとの事。
いつまで通行止めかの情報はなく、1か月なのか半年なのか、いずれにせよ当分の間は迂回をしなければならないとの事。
あらまぁ~。
目的地へはまだ50㎞以上もあるのに・・・
仕方がなく、来た道を戻ってう回路へ。
どうやら熊野方面に抜けるう回路は7分、22分、37分、52分とこの時間にならないと通れないらしい。約5分ほど待つ。
いや~それにしても天気が良い。
真冬とはいえ気温もそれほど寒くなく、国道169号線をツーリングをしているバイクの集団も何度か見かけた。
下北山村へ向かう国道169号線には池原ダムがあり、バスフィッシングを楽しむアングラーが多い。なのでボートをけん引している車を多数見かける。
かなり熱狂的なアングラーが多い印象。
冬とはいえ、青々としている山の木々を眺めながら、吉野のを超え、天川を超え、大台ケ原より南になる奈良の最果て下北山村へ。
その目的は「日本の滝百選」に選ばれている関西随一の豪瀑と言われる前鬼・不動七重の滝を見に行くのが事。
ナビに目をやるとどうやら169号線から林道に入るとの事。
またこれがこんなところを入るの?
って感じの道。
ひっそりした林道を進む。
このような道を進むこと5㎞先に目的の滝があるのだとか。
車の底に砂利や木片があたる音が気になる。
少々心細い道だが、どうやらこの先700mで展望台があるとの事。
また、ここから歩いて森林歩道を行くと前鬼・不動七重の滝のたもとまで行けるのだという。
歩いて20分ほどの場所に滝見台があるとの事ですが、時間も遅いので歩いての散策はまた次回に。
ここに止められる車は2台ほどなのでイチかバチかだな。
ここまでですれ違った車は1台のみ。
ほとんど人が来ない場所のようだ。
この辺りは心霊スポットかよ!ってツッコみたくなるトンネルが多い。
通りすがる車も皆無なので一人だとなんとも心細い。
前鬼・不動七重の滝に到着
ようやく前鬼・不動七重の滝が撮影できる場所に到着。
聞こえてくるのは滝の瀑音。
いやー見事な滝だこと。
幾重にも流れ落ちる滝の構図が素晴らしい。
ここは大峰奥駆道の修業拠点。
山中に75箇所ある「靡(なびき)」と呼ばれる修行場のうち29番目で、ここから入る「裏修業」は「山上ヶ岳」と共に、大峰山を代表する岩修行場なのだとか。
さて、だいぶと日が傾いてきたのでそろそろ温泉にでも。
やってきたのはきなりの湯
さて、やってきたのは先ほどの前鬼・不動七重の滝から6㎞ほどの場所にある「きなりの湯」
お土産屋さんとか、休憩できる大広間とか、食事をする場所もあり、ゆったりのんびりできる場所。
入浴料は大人600円。
JAF会員だと割引で500円。
バスアングラーの団体割引などもあるみたい。
私はJAF会員割引で500円にて入浴。
結構リーズナブルだ事。
お風呂はこんな感じ。
きなりの湯のHPより。
泉質:ナトリウム・炭酸水素塩-塩化物泉
効能:リウマチ性疾患(神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・関節のこわばり)
婦人病・自律神経失調症・慢性消化器病・疲労回復・健康増進・うちみ・くじき等
私が訪れた日は10名ほどの人が入浴をしていた。
地元の人が多い感じ。
露天風呂もあり、ゆったりのんびりとお湯を楽しむことが出来ました。
さてさて、お風呂の後は食事です。
囲炉裏などもあっていい感じ。
注文したのは真菜うどん定食850円。
こちらが真菜うどん。
真菜とは、アブラナ科の越年草で、奈良県在来の葉物野菜。
県内で古くから栽培され、親しまれてきた伝統野菜の一つとして、奈良県により「大和野菜」に認定されているのだとか。
こちらは真菜めはり。
酢味噌が入っているのでそのまま食べるのだとか。
地元の素朴な味わいを楽しむのも旅の醍醐味というもの。
ここでしか食べれない味を堪能。
そろそろ家路へと。
という事で家路へと向かうルートを検索しようと・・・
って圏外かよ!。
さすが奈良の最果て。
って事で今日の顛末はこれまで。
ではでは。