さてさて、本日訪れたのは奈良県吉野郡黒滝村。
黒滝村は大阪から車でおよそ2時間ほどの場所。
で、ここは黒滝村の何処かというと、きららの森・赤岩というコテージ村です。
きれいに整備されたコテージ村。
ここではバンガローやコテージが5,000円~10,000円ほどで宿泊が出来るとの事。
今はオスシーズンなので人が少ないですが、夏場は家族連れで賑わうスポット。
目の前を流れる川は浅く、流れも緩やかななので小さなお子さんの水遊びにはもってこい。
こんな施設があったなんて初めて知ったわ。
赤い岩が美しい渓谷、赤岩渓谷
今回の私の目的は先ほどのコテージ村、きららの森・赤岩から歩いて1分程度の場所。
黒滝川渓谷にある赤岩渓谷と呼ばれるスポット。
奈良県の景観資産になっている場所です。
橋を渡って渓谷の対岸にある山道。
杉の倒木が道をふさいでいた。
山道からなんとか沢に降りるルートを探し、恐る恐る渓谷の流れに沿って赤岩渓谷らしいアングルを探す。
この渓谷、その名の通り赤い岩が連なる渓谷であり、透き通る清らかな水の底には赤々とした岩と緑のコントラストが非常に美しくとても珍しい景観が見れる場所。
黒滝川の清らかな流れの中に20㎝ほどのアマゴらしい魚影が・・・
ちなみに黒滝川のアマゴの解禁は3月31日だそうな。
黒滝・森物語村のつり橋はなかなかに見ごたえがあった。
さてさて、続いてやってきたのは黒滝・森物語村。
温泉施設や宿泊施設などが集まった場所。
駐車場に車を停めると頭上には長いつり橋が・・・
かなりの長さがありそうだけれど、人ひとりが通れるぐらいの幅しかなさそうな。
で、つり橋までの道のり。
少々急な階段を昇る。
さてさて、つり橋までやってきました。
ジャジャーン!
つり橋はやはり人ひとりが通れるほどの幅しかない。
なかなかスリリングな感じ。
吊り橋なのに、上から吊られている訳でもなく、ただただワイヤーを引っ張っただけの橋。
つり橋の上からの光景。
こちらはアマゴの養殖場だろうか。
こちらは黒滝・森物語村の景観。
足元を見ると、木と木の間が5㎝以上も空いている部分もあり、その隙間から真下が見えるとやはり慎重に歩いてしまう。
小さい吊り橋なので、そうとう揺れそうな気がしたが谷瀬の吊り橋ほどはではなく、大きな揺れを体感するほどではない。
橋がコンパクトだからなのかなぁ。
この黒滝吊橋は地上35m、長さ115m。
吊床版式では日本最長級の吊り橋との事。
なかなかに見ごたえのあるパノラマの景観です。
こちらは黒滝・森物語村にある奈良県指定文化財である黒滝村旧役場庁舎。
今は黒滝村民族資料館になっているようですが、この日は閉館しているみたい。
この建物は明治四十三ねん(1910年)吉野木材黒滝郷組合の事務所として
総工費八千円で建築されたもので洋風二階建ての本館に和風に平屋建てが取付く当時としては大変モダンな建築でした。
大正二年(1913年)四月からは村役場庁舎として使用されるに及び、本館の一階は大部屋に改造されましたが、そのほかの殆ど建築当初のまま残されてまいりました。
昭和五十三年(1978年)九月に新庁舎が完成し、建設以来約七十年に及んだこの建物はその役目を閉じることになりました。
しかし県教育委員会は、明治時代に斬新なデザインと凝った技法で建てられたこの建物が山間の地、黒滝村に残されていることに大きな価値を認め、昭和五十四年三月、県文化財に指定されました。以来郷土資料館の保存施設等に活用されてきましたが、このたび森物語村の現在地へ移築し、永く保存することになりました。
との事です。
黒滝川の河川に降りてしばし散策。
すると家から連絡があり、15時30分には帰宅するようにとの事。
時刻は14時。
急いで帰路へと向かう。
帰路へと向かう途中。
少々小腹が減ったので道の駅「吉野路黒滝」へ立ち寄る。
お目当てはこちら。
道の駅にある黒滝こんにゃくのお店。
こんにゃく串100円なり。
奈良吉野周辺といえばこんにゃくなのである。
ここのこんにゃく串はボリューム満点。
って事で、今回は時間がなかったので大阪から2時間圏内でのお出かけなのでありましたとさ。
ではでは。
最後に、赤岩渓谷から黒滝・森物語村までの移動距離5.7㎞区間で脅威的な燃費記録を達成した。
なんと91.2㎞/L!
プリウス50系に乗って約半年。
これまでの49㎞/Lをはるかに超える新記録だ!
なんとなくプリウスの燃費向上の運転方法が分かってきた感じを実感。
まぁそんな一日でした。
ではでは。