さて、昨日のこと。
近所の旧日本陸軍飛行場跡周辺を散歩していると、なにやら巨大な望遠レンズをかまえた人を発見。
野鳥撮影をしているのだろうな。
なんてぐらいしか思わず、被写体が何のか確認もせずにその場を去った。
が、帰宅してから、近所でどんな野鳥が撮影できるのだろうか?
その被写体が何だったのか気になり始めたわけだ。
で、今朝、散歩がてら再び旧日本陸軍飛行場跡へ行ってきた。
もちろん、久しぶりのEF70-300mm F4-5.6 IS II USM。
こいつを持って出かけてみることに。
現地に着くと誰もいない。
そりゃ当然だろうな。
こんな場所で撮れる野鳥なんて・・・
さっそく、さまざまな鳥の鳴き声が聞こえる。
一番大きな声で鳴いている「ケリ!ケリ!ケリ!ケリ!」と。
子ども用の音がなるサンダルで歩いているような感じの声。
鳴き声の正体はこいつ。
ケリだ。
昨日のカメラ愛好家はまさかのケリ狙い?
そんなことはないはず。
なんて思っているとケリがかなりこちらを警戒している様子で、こちらに向かって何度も飛び回っては草むらに戻るを繰り返す。
他の種類の野鳥はいやしないかと草むらをじっと眺めていると・・・
「ふぁ!ケリのヒナじゃないか!」
「そうか!子育ての時期か!」
「昨日のカメラ愛好家はこの愛らしいヒナを狙っていたに違いない。」
「なるほど、こりゃ可愛らしいやぁ」
ちょろちょろと歩き回る好奇心旺盛なひな達。
連れ立っているは5匹ぐらいかな。
常にひなの行動を見守るケリの親鳥。
ある程度、ひな達を自由にしているのだけど、ひな達が視界から消えないよう移動しながら見守っている。
おお!よちよちとこちらに向かっているてきた。
心配そうにこちらを見ている親鳥。
ってこれはこちらを見ていることになるのか・・・
かなりピントがぶれてるな。
シャッタースピードをもっと速くして撮影すればよかった。
とちょっと反省。
っと、そんなひな達の遊び場に大きなアオサギが飛来。
親鳥が警戒して、追いやった。
常にこちらを警戒しているケリの親鳥。
はいはい、もう十分癒されたのでぼちぼち退散しますよ。
お次のターゲットはこちら。
これなんて種類の鳥?
アオジ?
そこへ、「いやいや!勝手に撮影してんじゃねぇよ!」
そんな感じの態度でこちらに向かってくるムクドリ。
こちらはミミズらしき餌を食べるムクドリ。
で、最後はカモ。
歩き回らずともこれほどの野鳥に出くわすとは・・・
どの鳥も身近な自然で出くわすよく見る鳥たち。
野鳥を撮るには300mmでは全然もの足らないのだけどね。
まぁ300mmを超えるとなるとお値段もそれなりになるもんでね。
なかなか手が出せないレンズなんですなぁ。
とりあえず望遠レンズ、初めの1本としては
5万円台で購入出来るEF70-300mm F4-5.6 IS II USM。
手ごろで遊べるレンズだと思います。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。