いや~連日すごい雨でしたね。
雨のせいでなかなか外に出かけることが出来なかったのですが、今日はどうやら雨は降らないとのことで・・・
久しぶりのロングソロツーリング。
奈良県の秘境、前鬼・不動七重の滝でも撮影をしようかと出かけたわけで・・・
長雨の後の滝はどれだけ水かさがましているのでろうかと思いましてね。
で、国道168号線をひた走ると。
風間ダムのダム放水やら二津野ダムやら
橋から眺める風間ダムのダム放水が凄い迫力。
しばしバイクを停めて撮影。
いや~こりゃすごい。
こんな放水量は初めて見たわ。
道の駅「十津川郷」でしばし休憩。
いつもはここで串こんにゃくを食べるのだけれど・・・
今日はそれほど腹ペコでもなく。
上流のダムの放流のため、十津川はかなりの濁流。
こんな川のきわきわの建物って豪雨の時は怖いよね。
結構いろんな場所から山水が流れ込んでいる。
ちなみにあちらこちらの道で土砂崩れが発生しているらしく。
前鬼・不動七重の滝へと向かう道もどうやら通行禁止のよう。
さてどうするか?
今日は一日天気も持ちそうだし、那智の滝まで行ってみるか。
ってことで目的地を那智の滝へと決めた。
こりゃ片道4時間コースだな。
二津野ダムもごらんの通り、満杯の状態。
まるでカフェオレみたいな水の色。
長雨の後ということで国道168号線をバイクで走る人は少ない。
それゆえ、山奥で車通りが少ないとちょっと心細かったりする。
ここから川の名前が、十津川から熊野川に変わる。
長雨の後の十二滝の水量はこんな感じ。
那智の滝へ到着
さて、バイクで走ること4時間。
ようやく那智の滝の無料観光駐車場に到着。
ここに来るまでに土砂崩れによる片側車線規制が数か所あった。
那智の滝の付近には民間の有料駐車場(相場は約400円ほど)が沢山ありますが、そこからさらに500mほど進むと無料の駐車場がありますので参考までに。
駐車場にバイクを停めて500mほど歩いて戻る。
お土産屋やお食事処が何件か軒を連ねているが、ちょっと寂れ感がある感じ。
見えてきた那智の滝。
改めてこんなにも垂直落下している滝なんだな。
この時点で滝の轟音がかなり聞こえる。
那智の滝をまじかで見れる飛瀧神社(ひろうじんじゃ)
さて、那智の滝の滝つぼがまじかで見れるという飛瀧神社へ。
その昔、神武天皇が、この大瀧を神と祀られ大穴牟遅神(おおあなむちかみ)の御神名瀑体と仰がれました。のちに飛瀧権現と称し、今日では飛瀧神社となり、崇めて「お瀧」と申します。高浜虚子は、この御瀧を「神にませばまことうるはし那智の滝」と詠じています。大瀧は那智原始林から流れ出ている大川の流れがこの断崖にかかり落下して日本一の名瀑であり、世界遺産で国の名勝となっています。
また、この地域は吉野熊野国立特別地域・天然記念物にもなっています。
那智の瀧は直下133m・銚子口の幅は13m・滝壺の深さは10m・平時の水量は毎秒約1トン程度と申します。
宇多上皇をはじめ百十余度の御幸があり、花山法皇の千日山籠り、また、役行者の滝業依頼、修行道の道場となりました。
いやもうなんの説明もいらんよね。
轟音と飛び散る水しぶきが凄いわ。
やっぱり長雨の後だけに凄い水量だわさ。
御瀧拝所への参入料300円を払えばさらに滝壷のそばまで。
ここまで近くに来るとほんと水しぶきがすごい。
133mの落差は凄いわ。
ここで本当に滝行をしたのだろうか。
続いて那智大社へ
さて、来た道を再び戻って那智大社へと向かう。
こちらが那智大社への参拝道。
470段の階段を登らないといけないらしい。
山の湧水で冷やされたサイダー。
こりゃ冷たそうだわ。
参拝道の階段にはお土産屋や食事処がちらほらと。
那智といえば、碁石に使われる那智黒石が有名。
那智黒石で作られた置物や炭硯などがお土産物として売られている。
また那智黒飴も有名ですよね。
はぁ、まだ階段かよ。
汗だくになってようやく境内に到着。
この写真に写っている、右下の人。
地べたに座って、複数の人形を並べて写真を撮っているのだけど、いったいどういう意図があるのだろう。
開けた場所に出てきたと思ったら、どうやらここが那智大社からみる那智の瀧の撮影スポットらしい。
ここからはこんな写真が撮影できる。
三重塔と那智の瀧のツーショット。
でもちょっと距離が離れすぎているような。
なんだかもっと三重塔と那智の滝が近くで撮影できる場所はないかと探していると・・・
ここなんかいい感じ。
さて、行こう行こうと思ってなかなか行けなかった那智大社。
来てみたらこんな感じの場所だったんですね。
さてさて、これからまた4時間かけて大阪まで帰ります。
あぁ結局を食事処でのんびり食事は出来なかったなぁ。
家に帰ったら19時かぁ。
やっぱり大阪から那智は遠いなぁ。
ではでは。