さてさて、2017年に大阪新世界の玄関口であるJR・南海「新今宮」駅の真ん前にあった30年以上更地になったままの広大な土地を星野リゾートが買い、600室規模のホテルを建てるというニュースを聞いた際は驚いた。
完成は平成34年4月の予定だという。
このニュースが出た5年前はまだ令和へと年号が変わることを誰も知らない。
JRのプラットフォームから毎日のように、工事の様子を眺めること数年。
いよいよ今年の4月22日にオープンとのこと。
外観の印象は巨大なロジスティックセンターかよ?
って思うほど白い巨大な壁。
ホテルの前には駅前から広がるガーデニング広場が出来るそうで、誰でも利用出来るそうなのだが、誰もが利用出来るとなると、星野リゾートの思惑通りの使い方をしてくれるかどうか・・・
将棋打ちのおっちゃん達の集いの場所にならないだろうか。
鳩に餌をやる人が多いので、鳩だらけになっちゃたり。
喫煙場所として利用する人も多いのだろうな。
また宿泊客に見てもらおうと自慢のド派手ファッションを披露する人もいたりして。
新世界、新今宮、あいりん地区界隈は薬の常習犯も多いので人情味のある街という一面だけではない本当のディープさがある。
見ず知らずのおっちゃんに突然500円でいいからくれへん。
とか・・・
財布を取られて、高槻まで帰る電車賃がないから面倒見てほしい。
とか・・・
朝、昼かまわずそんな声掛けをされる街である。
星野リゾートホテルOMO7がオープンして、どんな変化が起こるのかちょっと興味深々な今日この頃です。
西成の本当のディープさが気になる人は下記より。