暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

奈良県天理市で菜の花の撮影。山の辺の道の洋食屋でトミサブローという絶品スイーツに出会う

奈良県天理市菜の花畑

さてさて、今日やって来たのは奈良県天理市竹内町にある菜の花畑へ。
大和の古代道路、三輪山の麓から奈良へと通じる道で、日本書紀にもその名が記されている「山の辺の道」
その山の辺の道沿いにあるのがこの菜の花畑。

 

奈良県天理市菜の花畑

家を出るときはスカッと晴れていたのだが・・・
現場の到着するとごらんの通り雲が低く垂れこめる。
かすかに東方面では青空が顔を出すものの。
今日はこれから雪が舞う天気らしい。

 

奈良県天理市菜の花畑

奈良県天理市菜の花畑

奈良県天理市菜の花畑

奈良県天理市菜の花畑

それほど広大な菜の花畑ではないのだが、少し小高い山麓に広がっていることと、周囲に高い建物がないことから、少々腰をかがめてカメラを構えるとあら不思議、どこまでも遠くまで菜の花畑が続いているように見える。

また、菜の花の奥には金剛山、葛城山、二上山、信貴山、生駒山と奈良と大阪を隔てる山々を見渡すことができ、かつて万葉人が眺めていたであろう景色とそう変わらぬ眺望にロマンが溢れる。

これで空が晴れていたなら・・・
残念だこと。

 

天理トレイルセンター

さて、気を取り直してやって来たのは山の辺の道沿いにある天理市トレイルセンター。
ここの洋食屋Katsuiでお昼ご飯でも。

 

奈良県天理市菜の花畑

こちらが天理市トレイルセンター。
山の辺の道沿いのお店なので、閑散としてそうだなぁ。
なんて私は思っていたのだが、ものを知らないのは私の方だったようで・・・

 

なんかしっかりとしたメニューだし、種類も豊富だし、それなりの値段が自信の表れなのだろうかと少しひるんだぞ。

 

店内に入るとあら立派!
正直、お店の周りは集落に囲まれているので、こんな場所にこんなお店が・・・
やっていけてるのか?
っていうのが本音であった。

 

あらま~びっくり!
平日であるにもかかわらず、集落の中のポツンと一軒洋食屋がご覧の繁盛ぶり。
これはこれは、大変いらぬ心配失礼いたしました。

 

モンベルメンバーズカードを食事の注文時に提示するとデザートのサービスがあるらしい。

 

テーブルについて周りを見渡すと、改めてお店の盛況ぶりに驚いた。
てっきりハイキング客しか利用しないだろうと勝手に思い込んでいた私。

綺麗めの服をお召しになったご婦人方やら、スーツ姿のダンディおじさん、女子会ランチと思われる方やら。

なんとまぁ私の方が場違いだったようないでたちだわ。

 

さて、いただいたのはエビフライ定食。

美味そうだけど頭付きかぁ。
頭ちょっと苦手なんだよなぁ。

 

で、美味しくいただいていると、ホール担当の方が、厨房に「とみさぶろうー1つ」
とか言っている。

なんだ!「とみさぶろーって?」

そしてまた、「とみさぶろー」の注文が厨房に入った。
その後、何度も「とみさぶろー」の注文が入る。

なんだよ!「とみさぶろー」って?

気になった私は改めてメニューを見てみると・・・

 

お前かぁー!「とみさぶろー」って!
しかもカタカナで「トミサブロー」だったのかよ!

おいおいとなりのおじさんもトミサブロー食べてるじゃない。
「トミサブロー」めちゃ人気メニューやん。

 

で、モンベルメンバーズカードを提示して、サービスでいただいたのがこちら。
牛乳のジェラートなんだけど・・・
これが初めて食べる味わいに驚いた。
すっきりまろやかあっさり後口。
なんだこの初めて出会うジェラートの美味さは・・・

おお~これが「トミサブロー」のジェラートかぁ~。
なるほど、このあっさりジェラートに自家製あんこのコンビネーションはすっきりまろやかあっさり後口の和と洋のコンビネーションじゃねぇかよ。

次回はぜったい「トミサブロー」を注文するぜ!
待ってろよ「トミサブロー!」

 

お店の中にはギャラリー、展示スペースなどもあり、お土産なども売っている。
って、真ん中の人、川端康成じゃないか。

どうやら山の辺の道に碑を建てる際にこの地を訪れたようだ。
川端康成は山の辺の道に碑を建てるにあたり、万葉集の歌を採用するのではなく、古事記に記載されている日本武尊の国しのび歌を採用した。

 

大和は 国のまほろば

たたなづく 青がき

山ごもれる 大和し 美 (うるわ)し

 

       古事記・中巻 倭建命

 

やまとは国の中でいちばん良いところである。
幾重にもかさなりあった青い垣根のような山やまにかこまれた大和はほんとうにうるわしいところである。

 

ってことで今日はこれまで。
ではでは。